IP電話アプリとは?利用メリットと選び方を徹底解説
IP電話アプリは従来型のアナログ回線電話とは異なり、スマートフォン等で通話料を抑えつつ、気軽に利用できるアプリケーションです。
「導入費用や通話コストを抑えたい」「DX化を図りたい」「手軽に市外局番を取得したい」といった企業における悩みや課題も、IP電話ならば解決できます。ただ、IP電話アプリは種類も多く、実際の料金体系や機能、使い勝手などはそれぞれ全く異なります。どれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
そこで今回は、IP電話アプリとは何なのか、利用するうえでのメリット、IP電話アプリの選び方、おすすめのIP電話アプリについて解説していきます。
IP電話とは?
IP電話はインターネット・プロトコル(Internet Protocol)の中でも「VoIP(ブイオーアイピー)」を利用して通話する電話のことです。
従来型のアナログ回線の場合、各地にある基地局を経由して音声を相手に届けていました。IP電話は音声をデジタル化してインターネット回線に乗せて相手方に送り、再度音声として復元して通話を行います。
IP電話はアナログ回線と比べて導入コストや通話料金が安価であることが大きなメリットです。また、IP電話はシステム連携がしやすいためDX化を目指す企業にも向いています。
IP電話の変遷
IP電話は1995年に、パソコンによってインターネット通話を行ったのが始まりとされ、意外と古い歴史があります。1995年といえば、Microsoft社のWindows95が発売され、インターネットが一般に普及するきっかけとなった年です。俗にインターネット元年ともいわれています。
日本においては、2003年から電話番号が割り当てられたIP電話サービスの提供がスタートします。さらに、2005年ごろからは大企業によるIP電話サービスの導入ケースが増え始め、その後は年々利用が拡大していきます。近年は、スマホやパソコンなどさまざまな端末でIP電話を利用できるサービスも増加し、大企業だけでなく中小企業でも導入が進んでいます。また、IP電話を活用してテレワークを実施する企業も増えているようです。
IP電話の普及に伴い、アナログ回線の固定電話の契約数が減少していきます。さらに、交換設備の維持限界を迎えることもあって、2024年からはアナログ回線からIP網へ移行しています。
このように、世界初のインターネット通話から30年弱の間に、IP電話は目を見張る進化を遂げているのです。
IP電話の種類
IP電話はインターネット回線を用いて通話を行うサービスです。「IP電話1種類だけ」と思われがちですが、付与される電話番号によって「0AB-J型」「050番号型」「電話番号不要型」の3種類に分けることができます。以下で、IP電話の種類と特徴について解説します。
0AB-J型
従来の固定電話で使われていた電話番号の形式です。市外局番から始まる10桁で構成されています。0AB-J型の基本構成は「市外局番-市内局番-加入者番号」という並びです。総務省の「電気通信番号制度」に基づいてこうした構成になっています。
市外局番は必ず「0」から始まり、例えば東京であれば「03」、大阪であれば「06」が割り当てられています。市内局番は総務省により指定された番号で、加入者番号は電気通信事業者が割り振ります。地域を特定する情報が電話番号内にあるため、社会的信頼性が高いことが特徴です。
IP電話で0AB-J型を使用する場合は、総務省が定める「通話品質の基準」を満たさなければなりません。「接続品質」「総合品質」「安定品質」「ネットワーク品質」の4項目を満たす必要があることから、0AB-J型のIP電話は通話品質が高いことが特徴です。また、番号ポータビリティを利用することで、従来の固定電話からIP電話に移行後も、既存の電話番号を引き継ぎできます。
050番号型
050番号型はIP電話に割り当てられる「050」から始まり、11桁の番号で構成されています。基本構成は「050-事業者の識別番号-加入者番号」です。0AB-J型と異なり、市外局番や市内局番といった地域情報の入った番号は含まれていません。そのため、特別な条件を満たさなくてもスマホやパソコンで利用できます。一方、社会的信用度が低くなる傾向にある点は注意が必要です。また、プロバイダを変更する際は、電話番号が変更になることも覚えておきましょう。
電話番号不要型
電話番号不要型とは、その名の通り電話番号を使わずに通話を行うIP電話のことです。音声通話できるアプリやサービスをスマホやパソコンに導入し、インターネット回線を用いて通話します。
ただし、電話番号不要型は同一アプリ間でしか通話できないというデメリットがあります。そのため、スマホや固定電話などへの通話は行えません。また、各社が独自に提供しているサービスであり、品質に関するルールもありません。そのため、通話品質が低いことが多いです。
ただし、同一アプリ間であれば通話料が無料になるメリットがあるため、個人利用であれば通話コストを抑えるのに役立つといえます。
IP電話アプリとは
IP電話アプリとはスマートフォンにインストールしてインターネット回線を利用した音声通話を利用できるアプリケーションのことです。
従来型のアナログ回線とは異なり、IP電話はインターネット回線であるVoIPを使用して音声通話ができます。IP電話アプリは導入・通話コストが安価というIP電話のメリットとともに、IP電話をスマートフォンで外出先でも気軽に利用できるというメリットをもたらしてくれます。
導入はとても簡単で、アプリをダウンロード後、設定や手続きを済ませればすぐにIP電話として利用可能です。新たな電話回線を持つことなく、もともとのスマートフォンの番号とIP電話番号を使い分けることができるので、ビジネス利用もしやすいでしょう。
IP電話アプリのメリット
IP電話アプリはインターネット回線を利用することで、従来型のアナログ回線電話にはないメリットがいくつかあります。具体的にどのような点で有用なのか説明していきます。
①導入コストを抑えられる
従来のアナログ回線の場合は、特に内線網を構築する場合などには、専用機器の購入が必要で、費用が大きくかかってしまっていました。また、NTTの電話加入権にも3万5000円ほど必要です。
一方、IP電話アプリは、導入にあたって専用機器の設置が不要で手元にPCやスマートフォンなどがあればすぐに利用を開始できます。各サービスの導入にかかる初期費用もおよそ2,000円~3,000円ほどにとどまります。
また、費用が掛からないだけでなく、既にインターネット回線が開通している場合やスマートフォンで利用する場合、IP電話アプリの導入のために追加の回線工事などは必要ありません。そのため、工事を待って導入が遅れるといった心配もありませんし、工事の立ち合いに時間を取られることもありません。
このように、IP電話アプリなら、導入にかかる費用や手間を大幅に抑えられるというメリットがあるのです。
②通話コストを抑えられる
IP電話アプリは通話にかかるコストも抑えることができます。
IP電話はアナログ回線を使う従来型の電話と異なり、インターネット回線を使うため、通話コストが大きく下げられる点が特徴です。特に距離の遠い相手との通話の場合、アナログ回線ではNTTの交換局を複数経由することになり通話料が高くなってしまいますが、IP電話アプリの場合は距離が離れていても一定の通話料金で利用できます。
このようにIP電話アプリをインストールすれば、スマートフォンで気軽にIP電話が持つ低コストというメリットを享受できます。ちなみに、IP電話アプリの通話料はアプリごとに異なっています。お得なサービスを提供しているIP電話アプリならばコストを最大限に抑えることができるため、ビジネスに大いに役立ちます。
③インターネット回線があれば利用できる
最初のポイントでご紹介したこととも類似しますが、IP電話アプリの利用の際、既にインターネットがご利用できる環境であれば、新たな回線工事などは必要ありません。IP電話アプリは従来型のアナログ回線電話と異なり、インターネット回線を利用して通話するためです。
PCなどの場合は固定インターネット回線が必要ですが、スマートフォンの場合は既にご利用中のモバイル回線がそのままIP電話アプリでもご利用いただけます。そのため、インターネット環境がある場合、IP電話アプリの利用にあたって必要なのは各サービスとの契約のみです。
一方、アナログ回線は新規契約の場合、手続きはかなり面倒ですし、コストもかかってしまいます。この手軽さはアナログ回線にはないIP電話アプリならではのメリットといえるでしょう。
④外出先からも固定電話番号が使える
IP電話アプリは前述の通りインターネット回線やモバイル回線があれば通話が可能です。導入が簡単になるというだけでなく、モバイル回線の強みである外出先でも利用できるという点もIP電話アプリならではのメリットです。
これにより外出中でも会社の固定電話への着信に対応ができ、ビジネスのチャンスを逃しません。また、外出先からも会社の固定電話番号を使った発信ができるため、携帯電話番号など相手の知らない番号からの発信で不審がられる心配もありません。
⑤システム連携がしやすい
IP電話はインターネット回線を使用するツールであるため、さまざまなシステムやアプリ、通信端末と連携しやすいのが大きなメリットです。
例えば、IP電話とユーザ管理システムを紐づければ、着信があった際にすぐにユーザ情報を端末画面に表示できます。社員がわざわざユーザデータの入ったファイルを開く必要がなく、業務効率を高められることでしょう。さらに、ユーザの連絡先をWeb上で一元管理することもできます。ユーザデータをクラウド上で保管することで、データの追加・共有・閲覧をいつでもどこでも、社員なら誰でもできるようになります。他にも、オフィスの固定電話に着信があった際にスマホへ自動転送する機能や、自動音声応答、受付アプリ、勤怠管理などのシステムやツールとも連携可能です。
⑥急な人員の増減に対応しやすい
電話対応スタッフを急遽増員する、または減らすといった対応がしやすいのもIP電話のメリットです。
例えば、期間限定キャンペーンの実施に伴って、問い合わせ件数が増加することが予想される場合があったとします。従来のビジネスフォンの場合は、固定電話の購入設置や主装置の設定などを行う必要があるため、数週間前から準備を進めなければいけません。しかし、IP電話であれば、Webの管理画面から簡単に端末数を増やすことができます。利用端末は社員個人または会社支給のスマホやパソコンで通話可能なので、購入費用や手間がかかりません。IP電話であれば、最短即日で人員増加に対応できます。もちろん、キャンペーン終了後は人員を減らすとともに、管理画面から端末数を減らせば無駄なコストをかけずに済みます。
他にも企業規模を拡大するケースや新規拠点を設立するケースでも、IP電話ならばスムーズに対応可能です。
⑦BCP対策になる
IP電話は、BCP対策の一環としても活用できます。
BCP対策とは事業継続計画とも呼ばれ、いかなる状況であっても事業を継続できるように計画を立てることを意味するものです。例えば、地震や台風など災害によって停電や崩落などが起きれば、業務は止まってしまうことでしょう。またIT化が進む昨今は、サイバーテロなどによって業務停止になる恐れもあります。
こうしたさまざまな事態に備えて、被害を最小限に抑えつつ事業をできる限り継続するまたは早期復旧するように計画することがBCP対策です。
IP電話は災害などが起きた場合も、インターネット回線さえ使えれば通話できます。しかも、場所を問わずどこででも通話できるため、災害発生時も電話業務だけは継続できる可能性が高まります。また、IP電話はビジネスフォンと異なりオフィス内に主装置や固定電話機を設置しませんので、機器の復旧が早いのも特徴です。
IP電話アプリのデメリット
IP電話アプリはコストが抑えられて導入が簡単というメリットがありますが、デメリットも存在しています。具体的にIP電話アプリで注意しておきたいポイントについて解説していきます。
①一部の番号に発信できない
一部のIP電話はフリーダイヤル(0120)や警察・消防などの緊急通報の番号が使えないという特有のデメリットがあります。これはIP電話では位置情報が発信されないことが関係しているためです。
もしかける場合は、フリーダイヤルならば専用の番号へかけなおす、緊急通報であれば最寄りの警察署・消防署の電話番号へ直接かけるといったことが必要です。特に緊急通報については、事前に地元の通報連絡先を登録しておいたほうがよいでしょう。
また、一部IP電話ではFAXを使用できないデメリットがあります。こちらについては固定電話と併用することで解決可能です。
②インターネット環境によって通話品質が下がる
IP電話アプリはアナログ回線の電話と比べて通話品質が劣る場合があります。これはIP電話がインターネット回線を利用していて、通信環境によって品質に影響が出てしまうためです。
IP電話アプリではアナログ信号である音声をデジタル変換してインターネット回線で相手方に送り、音声に復元して通話を可能にしています。通信環境が悪いと、相手に声として届く前段階であるデジタル変換・送信時にデータが一部欠落してしまいます。結果的に声が途切れたり、雑音のある音声となってしまったりすることがあるのです。
ただし、一部のIP電話アプリは、総務省が定める通話品質の厳しい基準を満たしており、近年はアナログ回線に比べて品質が劣るとも言えなくなってきています。IP電話アプリはサービスによって内容や品質が異なりますので、できるだけ通話品質の高いサービスを選ぶようにすれば、このデメリットは回避することができるでしょう。
IP電話アプリはなにを基準に選ぶべき?
IP電話アプリは取得できる電話番号、料金、機能、使いやすさから選ぶべきです。具体的にそれぞれどのような点に着目すべきか、どのような基準で見定めるべきかを解説していきます。
①取得できる電話番号
IP電話アプリは取得できる電話番号、特に市外局番に注目して選びましょう。市外局番の番号によって、信頼性が変わりビジネスに影響を与えるためです。
一般的にIP電話アプリの市外局番部分は「050」がほとんどです。どこから電話を発信しているか特定されることがないため、個人がプライバシーを守るという意味ではメリットがあります。しかし、ビジネス利用の場合は「050」番号は信頼性が低くなります。これは、「低コストで簡単に取得できるIP電話番号」というイメージがあるためです。
SkypeやLINEのように電話番号のないIP電話アプリもあります。公にできる電話番号がないため、名刺やホームページに記載することは難しく、社会的信頼性という意味でもかなり劣ります。
一方で、IP電話アプリの中には「東京03」のように主要都市の市外局番(地域番号)を取得できるものもあります。地域番号は多くの自治体や法人が用いるものであり、高齢者を中心に信用されやすい番号です。
また、銀行口座を開設する場合、法人口座については地域番号の付いたものでないと取得できず、050では融資を受けられないことがほとんどです。地域番号を取得できるIP電話アプリであれば、法人口座開設も可能です。
このような理由から、市外局番(地域番号)を取得できるIP電話アプリは社会的信頼性が高く、ビジネス利用する際に非常に有用です。ビジネスシーンで活用しようとお考えでしたら、ぜひ市外局番(地域番号)取得可能なIP電話アプリを検討しましょう。
②料金体系
IP電話アプリは料金を比較検討して選ぶようにしましょう。IP電話は低コストが売りであり、高い料金体系のものを利用するとそのメリットが薄れてしまうためです。
IP電話アプリはアナログ回線と比べて遠距離通話であっても低コストであることが大きなメリットです。しかし、IP電話提供会社ごとに価格差は存在しています。つまり、サービス内容や品質が同程度であれば、リーズナブルなものを選ぶほうがよりコスト削減につながるということになります。
また、IP電話アプリはVoIP同士であれば通話が無料となりますが、固定電話・携帯電話・国際電話は有料であり、それぞれ発信先でかかる料金が異なります。実際にIP電話アプリの導入を検討する際は、業務上どの番号にかけることが多いのかを把握したうえで見極めることが大切です。無料通話などのサービスがあるかも併せてチェックしておきましょう。
③アプリの機能
IP電話アプリは備わっている機能にこだわって選びましょう。ビジネスに活用できる・必要な機能が備わっていれば、業務の効率化を図ることができるためです。
IP電話アプリにはさまざまな機能があります。録音機能や通知機能、Web電話帳、データ送信機能、クラウドFAXなど提供会社によっても異なります。まずは自社で必要と思われる機能を箇条書きにし、それらを満たすことのできるIP電話アプリを選ぶようにしてみましょう。
また、導入前にIP電話アプリ提供会社の担当者に問い合わせ、自社の業務に合った機能があるかを確認することも良い方法です。
④使いやすさ
IP電話は利便性の高さにこだわって選ぶようにしましょう。使いやすさや手軽さはIP電話の大きなメリットであるためです。
例えば、IP電話アプリはアプリごとに対応OSに違いがある可能性があります。iPhoneを使っているのにAndroid端末のみしか利用できないアプリでは導入する意味が全くありませんのでご注意ください。
また、ビジネスシーンにおいて複数人で電話番号を共有できることは大きな強みとなります。商談などで電話が必要な場合、外出先でも会社の代表番号を利用して電話をかけられれば、信頼性を保ったままスピーディーな対応が可能です。
他にも、システム連携が容易で利便性の高いシステムを導入できるIP電話アプリは、ビジネスに有用となります。例えばWeb電話帳はクラウド管理されているため、社内全体で管理・閲覧が容易となりますし、紛失・消去といった心配もありません。クラウドFAXを導入できれば、ペーパーレス化を進めることができ、経費削減につながることでしょう。
このように、IP電話アプリはただの電話としてだけではなく、ビジネスを念頭に置いたうえで利便性の高さを推し量り、導入を検討すべきです。まずは自社でどのような利用をするのかイメージしてみましょう。
⑤番号ポータビリティへの対応
IP電話アプリの中には、現在お使いの固定電話番号をそのまま引き継ぐことができる「番号ポータビリティ」サービスに対応しているものもあります。
一定の条件はあるものの、この番号ポータビリティを利用すれば、いままの電話番号を変えることなくIP電話アプリへと移行することが可能です。そのため、取引先に対して電話番号の変更を通知する必要もありませんし、名刺やWebサイトの情報を編集する必要もありません。
番号ポータビリティについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。
固定電話番号ポータビリティ(ナンバーポータビリティ)について
IP電話アプリのおすすめは「03plus」
「03plus」はスマートフォンで利用できるIP電話アプリです。お申し込みいただいた住所にある市外局番(主要46地域)を利用できるため、社会的信用を得やすいのが特徴です。
導入費用・ランニングコストも低く機能も多彩な「03plus」の特徴や料金体系について解説いたします。
03plusの特徴
「03plus」は主要46の市外局番を利用できるIP電話アプリです。信頼性の高い市外局番を使用できるため社会的信用が高く、名刺やホームページでの代表番号としても利用できます。「サービス付きシェアオフィスオプション」を利用すれば、全国どこの住所から申し込んでも「東京03」の取得が可能です。
また、「03plus」は電話機やアプリごとにIDが付帯されているため、一つの代表番号を複数社員で利用できます。つまり、外出先の社員が代表番号を使って営業活動を行うといったことも可能になるのです。
さらに、導入が容易であることも「03plus」の特徴となります。まずは専用アプリをスマートフォンにインストールして初期設定を行います。そしてスマートフォンにて本人確認を行って認証されれば導入完了です。このスピーディーさ・手軽さは「03plus」ならではの強みとなります。
他にも、時間外の自動応答やWeb電話帳、クラウドFAXといったさまざまなビジネスに有用な機能を「03plus」では利用可能です。
03plusの料金
「03plus」はIP電話アプリのメリットである低コストをしっかり享受できる料金体系となっています。
月額コストは1,280円で、初期費用は年払いスタートプランなら3,800円(通常5,000円)で導入も安価に行えます。通話料は10分かけ放題年払いスタートプランならば、0円(1通話10分まで 通常は20円/30秒)と低コストです。追加IDも1回線につき月額900円なので、必要があれば気軽に追加できるのもメリットとなります。
このように、「03plus」は多彩な機能やメリットを持ちつつ、導入費用やランニングコストが低いという特徴を持っています。費用をなるべく抑えたいスタートアップ企業の方やコスト削減を目指す企業の方はぜひご検討ください。
まとめ
IP電話アプリは従来型のアナログ回線電話にはないメリットがたくさんあります。低コストで導入が容易、さまざまな機能が使えるなどビジネスシーンで利用するにはとても便利です。
しかし、IP電話アプリにはさまざまなサービスがあるため、実際に導入する際はポイントを押さえて検討することが大切となります。ビジネスで利用するのであれば、市外局番は信頼性の高い「地域番号」であるべきですし、コストが低く業務に必要な機能が備わっているものを選ぶようにしましょう。また、導入までに手間がかからない、すぐに利用できることもスピーディーさが問われるビジネスシーンでは重要ポイントです。
「03plus」は主要46都市の市外局番を取得でき、「サービス付きシェアオフィスオプション」の利用で「東京03」を全国どこでも取得できます。導入費用・ランニングコストも安価で機能も多彩、スマートフォン上で本人確認できるため導入から利用までもスピーディーで手間がかかりません。
IP電話利用をご検討中であればぜひ「03plus」をご検討ください。
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