IP電話アプリなら転送電話の課題を劇的に改善可能

転送電話(ボイスワープ)の利用について不満に思っている事が解消されるかもしれないコラムです。

背景

転送電話(ボイスワープ)について

転送電話(ボイスワープ)は、日中は全員が外出しているような中小企業や個人事業主には定番のサービスです。


自分の携帯番号を転送先に設定しておけば、事務所が留守のときでも固定電話宛にかかってきた電話を携帯で着信をとることが可能になります。 便利なサービスのため上記のような事業者には必須といっても過言でありませんね。


そんな便利な転送電話ですが多くの利用者が感じているデメリットも存在します。転送電話利用者全てに当てはまるわけではありませんが、業種や利用形態によっては致命的な欠点になりかねないデメリットもあります。


外出先でも会社の固定電話宛の電話をうけたいなら転送電話を利用するしか方法はないと思い込み、デメリットも致し方なしと諦めている方が多く存在しているのが実情です。


しかし、スマホで固定電話番号での電話ができるIP電話アプリである「03plus」を利用すれば転送電話の課題を解決できるだけでなく、より便利でお得な固定電話の運用が可能になります。


まずは転送電話のデメリットや課題についてまとめてみましょう。

転送電話(ボイスワープ)のデメリット

1.転送分の通話料はこちらの負担なので、月々の電話代が高くなる

固定電話番号宛に電話がかかってきた場合、通常であれば通話料は発信者の負担になるため、こちらの通話料負担はありません。 しかし固定電話宛にかかってきた電話を転送している場合、転送分の転送料はこちらで負担するかたちとなるため通話料が発生します。


仮にAを発信元番号(発信者=通話相手の番号)、Bを転送元番号(転送設定をした自分の固定電話番号)、Cを転送先番号(転送先に設定した自分の携帯番号など)とした場合、下記のようなかたちでそれぞれ通話料が発生します。


・AからBまでの通話料 → Aの発信者(通話相手)が負担(従来の固定電話宛の通話料と同じ)
・BからCまでの通話料 → こちらが負担


しかも転送先に設定する番号(Cの番号)は殆どの場合、携帯番号にすることが多いため「BからC」までの通話料は携帯電話にかけたときの通話料を負担しないといけないことになります。携帯電話宛の通話料は発信先の携帯キャリアによって異なりますが、平均すると「約17円/1分」になり、固定電話宛に掛けた際の通話料(約8円/3分)に比べると携帯宛の通話料は高くなっています。
よって転送電話を受ける頻度が高ければ高いほど通話料が嵩んでしまうことになります。


例えば着信した電話の通話時間が1日トータルで30分を超え、それを全て転送電話で受けると仮定します。
その場合、1日の転送分の通話料だけで510円(17円×30分)かかり、1か月(20営業日換算)換算だと10,200円もかかる計算になります。
着信・転送分の通話料だけで1万円以上かかり、さらにこちらから発信した際の通話料がかかってしまうので、毎月の電話代金が数万円はかかってしまうというケースが生じる場合があります。


通話頻度が低い方でも、着信した分の通話料も自己負担というのはできれば避けたいとこころですよね。


2.固定電話番号から折り返し電話ができない

転送電話だと固定電話番号宛の電話を携帯電話で受けることができますが、携帯から固定電話番号で発信することはできません。


外出中に転送されてかかってきた電話に出られず、急ぎで折り返し電話をしないといけない…その際は会社の固定電話番号で相手に発信することはできないため自分の携帯電話から折り返し電話をすることになります。勿論、相手の電話機のディスプレイには090や080などの携帯番号が表示されることになります。


相手が自分の携帯番号を知っていた梨、アドレス帳に登録していれば電話に出てもらいやすいですが、相手がこちらの携帯番号を認識していないと「知らない番号から着信だ...」「営業電話や迷惑電話かな...」と思ってしまうなどして、なかなか電話に出てもらえないことがあります。


そうなるとなかなか電話で連絡がとれず、結局事務所に戻って固定電話から電話をしないと連絡がつかないとなりかねず、ストレスに繋がるだけでなく場合によっては機会損失に繋がってしまう可能性もはらんでいます。


3.同時に複数台に転送できない

Aさんの携帯電話宛に転送電話を設定しておいてもどうしてもAさんが電話に出られないというケースはよくあるものです。そういう場合はBさんの携帯番号にも転送できたら電話に応答できる確率があがり便利なものですが、転送電話ではAさんとBさんの両方の携帯に同時に転送することはできません。


転送電話をONにしているときはAさんの携帯しか着信しないのでAさんが電話に出られないときは折り返し電話するしかなく、複数名が在籍している法人のニーズに応えられません。


4.転送のON/OFFが面倒くさい

転送を開始するときや解除するときはいちいち設定の変更をしないといけません。
事務所を留守にする頻度が低い方であればそんなに気にならないかもしれませんが、不動産業など特に外出が多い業種の場合はいちいち設定を変更しているのが面倒なので常時転送しているという話も聞きます。


このように転送電話を利用するうえでは避けては通れない課題が存在しますが、冒頭でも述べた通り「スマホで固定電話番号が使える」IP電話アプリを利用すれば、転送電話の課題を解決できま


スマホで固定電話番号宛の着信をうけられるので、転送電話と同様に外出先でも会社宛の電話を受けるという運用が可能になり、しかも転送電話の課題を解決することができます。


このIP電話アプリがどのように転送電話の課題を解決でき、さらにどのような便利な運用ができるかみていきましょう。

03plusなら転送電話の課題を解決

1.スマホで着信しても無料!転送通話料がかからない

03plusはスマホで固定電話宛の電話をとれるIP電話アプリですが、転送電話とは仕組みが異なります。


転送電話の場合、転送元の固定電話番号から転送先の携帯番号などに電話回線を通じて発信しているかたちになるため通話料が発生します。 しかし03plusの場合、契約した固定電話番号宛に着信があるとクラウドサーバー経由でインターネット回線を通じてスマホアプリに直接着信するため、転送通話料が発生しません。


いわゆるクラウドPBXサービスの一種になりますが、IP電話アプリの特徴の恩恵で転送通話料というものが発生しないため、03plusを利用すれば転送電話で電話を受ける頻度が高かった人であればあるほど月々の通話料を劇的に削減することが可能になります。


前述のように月に転送通話料が1万円を超えるような業種の方も、03plusなら着信した通話料は0円なので甲は絶大です。


2.固定電話番号から発信もできる

IP電話アプリというと050番号での発信になると思う方も多くいるかと思いますが、03plusはスマホから固定電話番号で発信することができるIP電話アプリです。


そのため、外出先で電話に出られなかったときでも、固定電話番号から折り返し電話をすることができます。相手側からしてみても「ついさっき自分がかけた電話番号からの折り返し電話だな」と気付いてもらいやすいので、見知らぬ携帯番号からの着信に比べればはるかに電話にでてもらいやすくなります。


3.同時に複数台で着信できる

03plusは拡張性に富んだIP電話サービスのため、複数人のスマホで共通の代表番号の発着信をおこなうこともできます。


そのため代表番号宛に着信があった場合はAさんとBさんの両方のスマホが鳴るため、Aさんが電話に出られない時でもBさんがでることができ、機会損失のリスクをなくすことができます。


4.ON/OFFの設定などなく、常にスマホで着信できる

03plusは事務所にいるときでも外出時でも常にスマホに直接電話がかかってくるため、転送電話のようにいちいちON/OFFの切り替えなどをおこなう必要はありません。

さらに便利でお得な固定電話の運用が可能に

このように03plusは転送電話の課題を解決するだけでなく、IP電話アプリならではの便利でお得な運用が可能になります。

1.固定電話回線の工事や電話機の購入が不要

転送電話を利用する場合、まずは回線工事をして回線をひき、固定電話機を設置する必要があります。そのため工事費や電話機の購入費などで高額な初期費用が発生してしまいます。


しかし03plusはネット回線経由でスマホで固定電話番号が使えるIP電話サービスのため、回線工事不要で固定電話番号が取得でき、固定電話機の設置は不要です。回線工事や電話機購入などで高額な初期出費をすることが無く、手軽に固定電話番号を取得できるため、個人事業主や小規模な事業者には最適な固定電話サービスです。


2.IP電話サービスだから月額利用料なども抑えられる

03plusは初期費用が抑えられるだけではなく月々のランニングコストも抑えられます。
転送電話の場合、転送電話の利用料以外にも電話回線の毎月の固定費が発生します。しかし03plusは月額980円と低コストで固定電話番号を運用することができ、しかも上述のようにIP電話アプリのため転送通話料などがかかりません。転送電話に比べて月々の電話代金も大幅に削減することが可能になります。


3.固定電話機と併用することも可能

03plusはスマホで固定電話番号が使えるIP電話サービスですが、専用のIP電話機や手持ちの家庭用電話機と併用することもできます。事務所では固定電話機で、外出時はスマホアプリで、とシーンによってデバイスを使い分けることが可能になります。


4.FAXもスマホで送受信が可能に

転送電話を利用している場合、電話は転送できてもFAXを転送することは非現実的なため、FAXに関しては結局事務所に戻ってから確認してFAXバックなどの処理をしないといけませんでした。


しかし03plusなら500円/月のオプション費用でFAXの送受信も行う事が可能になります。これにより外出先で固定電話での発着信ができるだけでなく、FAXの送受信もスマホでできるようになり、FAXに関する作業効率をアップさせることが可能になります。


このようにスマホで固定電話の発着信とFAXの送受信ができるIP電話サービスである「03plus」であれば、初期&ランニングコストを抑えられるだけでなく、電話やFAXの運用が便利になります。


転送電話での通話頻度が高い企業や、これから固定電話の運用を始める個人事業主の方などには特にお勧めのIP電話サービスです。

固定電話がスマホで使える。IP電話なら03plus

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