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 IP電話のメリット・デメリット

IP電話にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
ここでメリット・デメリットをそれぞれ確認しておきましょう。

背景

メリット

1安価なコストで導入できる
1番のメリットとして、従来の固定電話と比べ低コストで導入でき、ランニングコストも抑えて運用できるという点です。


サービスを提供すうる通信事業者の立場からすると、従来の固定電話回線は電話回線の敷設から基地局の整備など莫大な設備コストがかかっていたため、消費者への価格に転嫁せざるをえませんでした。それに対し、IP電話は音声自体をデータ化しインターネット回線経由で通信ができるため、固定電話に比べて圧倒的にコストがかかりません。そのため、IP電話の導入コストも月々の利用料も従来の固定電話に比べてはるかにコストを抑えることが可能になるわけです。


音声自体がデータ化されネット回線を利用するIP電話では、従来の固定電話に比べて通話品質が悪いことがデメリットとされてきましたが、最近では光ファイバー回線の普及により、従来の電話と比べても遜色のない通話品質レベルになっています。


また、最近になり従来の050の番号ではなく、市外局番から始まる番号の利用も可能なIP電話サービスも増え、番号に対する信頼度においても問題ありません。現在のIP電話は従来の固定電話に近い通話品質を保ちつつ、導入・運用コストの低コスト化が可能なため、コスト削減を意識する企業にとって、とても魅力的な選択肢となっています。

2ネットワークの運用管理を一元化できる
電話回線は不要になるため、企業内の通信インフラを一元化でき管理コストが削減できます。
これまで、例えば電話回線の管理は総務部門、ネットワークの管理は情報通信部門が行っていたものが一つに統合でき管理コストを削減につながります。

3スタッフの増減に容易に対応できる
従来のビジフォンではスタッフの増減に伴う電話機や回線の追加はその都度工事が必要となりコストが発生してしまいました。
また、レイアウト変更をしようにも配線を変更しないといけなかったりと容易ではなく、レイアウトフリーを実現することにも障壁がありました。
しかし、IP電話システムではLAN線に接続するだけなので工事も不要で余計なコストがかからず、レイアウト変更も容易です。
新しいスタッフが入社したときに新たにLAN線を接続させればOKです。

4導入の容易さ
IP電話は簡単に導入できます。
フロア下に電話線を配線する必要はなく、ほとんどの場合、既に設置されているイーサネットポート(LANポート)にIP電話機を接続するだけです。
また、管理もWebから行う事ができ、新しいユーザーの追加や変更なども容易におこなえます。

デメリット

1発信できない場番号がある
IP電話のサービスによっては、「110」や「119」などにはかけられない場合があります。
他にも104(番号案内)や106(コレクトコール)、0120(フリーダイヤル)などNTTの付加サービスへの発信もできないことがあります。

2プロバイダが変わると電話番号も変わってしまう
IP電話は契約しているプロバイダを変更すると「050」の電話番号も変わってしまいますので事前に考慮していたほうは良いです。
また、プロバイダは変えなくても引越しをした場合などに、番号が変わってしまうこともあります。

3通話品質がやや劣る
IP電話の音声品質はネットワークの混雑状況や利用者の環境に依存します。音声をデータに変換してインターネット経由で通信するため、通話中に同一のインターネット回線のデータ通信状況によっては音声パケットデータがの通信が途絶えや詰まりが起こり、音声が乱れたりノイズが入ったりする場合があります。


特に下記のような場合のときに通話品質が乱れることがあります。


  • ・通話中に大容量のファイルをダウンロードやアップロードを行った場合
  • ・IP電話対応端末(IP電話機能付ADSLモデム、テレフォニーアダプタなど)の近くで家電製品を利用するなどして干渉が発生する場合
  • ・インターネット、ネットワークが混雑している場合(夜間など)

しかし、安定したネットワーク環境下では従来の固定電話と比べてもほとんど遜色がなく、ほとんどの人は気にせずにIP電話で通話しています。


このように、事業所においてIP電話の導入には多くのメリットがある一方で、デメリットや注意点もあるため、導入前によく検討する必要があります。

背景