会社用の電話番号を取得する方法として、SIMフリースマホの活用を検討している方も多いのではないでしょうか。
SIMフリースマホは、通信会社や料金プランを自由に選びやすく、社用携帯のコストを調整しやすい点がメリットです。
SIMフリースマホに格安SIMなどで音声通話SIMやeSIMを組み合わせることで、070・080・090などの携帯電話番号を利用できます。 この方法で利用できるのは携帯電話番号ですが、そこにクラウドPBXを組み合わせれば、「03」「06」などの固定電話番号をスマホで使うことも可能です。
今回は、SIMフリースマホで会社用番号を取得する方法や注意点、03番号をスマホで利用する方法について解説します。
目次
SIMフリースマホのメリットは?
SIMフリースマホを社用携帯として利用するメリットは、通信会社や料金プランを自由に選べることです。
大手キャリアだけでなく、格安SIMや法人向けプランも比較できるため、利用人数や業務内容に合わせて通信費を調整しやすくなります。また、端末をそのまま使いながらSIMカードやeSIMを変更できるため、より条件の良い通信会社へ乗り換えやすい点もメリットです。
さらに、音声通話をあまり使わない場合は、データ通信専用プランを選ぶことでコストを抑えられます。業務アプリやチャット、クラウドPBXアプリを中心に利用する企業にも相性が良く、柔軟に運用しやすい点も特徴です。
海外出張がある企業では、現地のSIMカードやeSIMを利用できるため、海外ローミング費用を抑えながら通信できます。国内外を問わず、用途に合わせて運用しやすい点もSIMフリースマホのメリットです。
SIMフリースマホを会社用に使う場合の注意点
SIMフリースマホは自由度が高く、社用携帯として導入しやすい一方で、注意しておきたいポイントもあります。導入後に「思っていた使い方ができなかった」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
ここでは、SIMフリースマホを会社用に使う場合の注意点を解説します。
キャリアを乗り換えるたびにMNP手続きが必要
携帯電話番号を維持したままキャリアを乗り換える際、MNPが必要になる点に注意しましょう。
SIMフリースマホは通信会社を自由に選べて、より条件の良いキャリアへ乗り換えやすい点がメリットです。一方で、現在の電話番号を引き継いで乗り換える場合は、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の手続きが必要になります。
社用携帯を複数台運用している場合は、回線ごとに手続きや設定変更が必要になるため、切り替え時の管理負担が大きくなりやすいでしょう。事前に乗り換えスケジュールや運用方法を整理しておくことが大切です。
会社の代表番号や問い合わせ窓口としては使いづらい
SIMフリースマホは、会社の代表番号や窓口として使いづらい点にも注意しましょう。
SIMフリースマホで取得できる番号は、「090」「080」などの携帯電話番号です。そのため、担当者直通の連絡先としては便利な一方で、企業の代表番号としては信頼性や運用面で課題があります。例えば、会社の窓口として認識されにくい、担当者への取り次ぎがしづらい、といった点です。
一方、「03」や「06」などの固定電話番号は、企業の代表番号として広く利用されています。そのため、顧客や取引先からも会社の窓口として認識されやすく、信頼感につながりやすい傾向にあります。
実際、各社員がSIMフリースマホを活用しつつ、会社代表番号として固定電話番号を用いる企業は少なくありません。
SIMフリースマホで電話番号を取得する方法は?
SIMフリースマホでは、利用するサービスによって取得できる電話番号や使い方が異なります。
| 取得方法 | 取得できる番号 | メリット | 注意点 |
| 音声通話SIM・eSIM | 090・080・070番号 | 一般的な携帯電話の契約で取得できる | 会社の代表番号には使いづらい |
| クラウドPBX | 03・06などの固定電話番号 | スマホで固定電話番号を利用できる | サービス利用料が発生する |
| IP電話アプリ | 050番号 | 低コストで導入・運用しやすい | 固定電話番号より信頼性で劣る |
音声通話SIMやeSIMを契約して電話番号を取得する
音声通話SIMやeSIMを契約する方法は、SIMフリースマホで電話番号を取得する際の一般的な方法です。
携帯電話会社と契約する一般的な方法であるため、「090」や「080」などから始まる携帯電話番号を取得できます。普段利用しているスマートフォンと同じように利用できるため、社用携帯として導入しやすい点が特徴です。
また、大手キャリアだけでなく、格安SIMや法人向けプランも選択できるため、利用人数や用途に合わせて通信費を調整しやすくなります。
一方で、取得できるのは携帯電話番号のため、会社の代表番号や問い合わせ窓口としては使いづらいでしょう。
クラウドPBXで03番号などを取得する
「03」や「06」などの固定電話番号を利用したい場合は、市外局番付き番号に対応したクラウドPBXを利用しましょう。
クラウドPBXとは、インターネット経由で電話機能を利用できるサービスです。スマホに専用アプリを入れることで、SIMフリースマホでも会社の固定電話番号で発着信できるようになります。
会社の代表番号をスマホで利用できるため、テレワークや外出先でも会社宛ての電話に対応しやすい点がメリットです。また、個人の携帯番号を取引先へ公開せずに運用できる点も特徴です。
一方で、クラウドPBXはサービス利用料が発生します。利用できる機能や通話料金、取得できる市外局番などはサービスによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
IP電話アプリで050番号を取得する
低コストで電話番号を利用したい場合は、IP電話アプリで050番号を取得する方法があります。
IP電話アプリとは、インターネット回線を利用して通話できるサービスです。スマホにアプリをインストールすることで、「050」から始まる電話番号を利用できます。
比較的低コストで導入・運用しやすく、個人の携帯番号を分けて使いたい場合にも便利です。また、通話料金を抑えやすい点もメリットとして挙げられます。
一方で、「03」などの固定電話番号と比べると、会社の代表番号としては信頼性で劣る面があります。
SIMフリースマホで固定電話番号を使うならスマホ対応のクラウドPBXがおすすめ
SIMフリースマホで会社用の電話番号を利用するなら、スマホ対応のクラウドPBXがおすすめです。
ここでは、SIMフリースマホとクラウドPBXを組み合わせるメリットを解説します。
スマホで固定電話を利用できる
クラウドPBXを利用すれば、SIMフリースマホでも「03」や「06」などの固定電話番号を利用できます。
クラウドPBXは、ネット上に電話環境が構築され、インターネット回線を利用して通話を行います。そのため、専用アプリをスマホにインストールすれば、会社の固定電話番号を使った発着信が可能になります。これにより、外出先やテレワーク中でも会社宛ての電話対応をスムーズに行えるでしょう。
また、会社の代表番号を利用できることで、信頼性を確保しやすい点もメリットです。携帯電話番号ではなく固定電話番号で対応できるため、取引先や顧客にも会社の窓口として安心してもらいやすいでしょう。
キャリアを変えても同じ番号を利用し続けられる
クラウドPBXを導入すれば、スマホのキャリアを変更しても同じ固定電話番号を利用し続けられる点もメリットです。
SIMフリースマホの場合、通常であればキャリア変更時に電話番号が変更される可能性があります。変更を避けるためには、端末ごとにMNP手続きをしなければなりません。
一方、クラウドPBXで利用する固定電話番号は、スマホのSIM契約とは別に管理されます。そのため、クラウドPBXの契約を継続していれば、SIMカードや通信会社を変更しても、固定電話番号を使い続けられます。
そのため、クラウドPBXは通信費の見直しやキャリア変更をしやすく、社用携帯の運用にも柔軟に対応できます。複数台のスマホを運用している企業でも、固定電話番号を維持したまま通信プランを変更しやすい点は大きなメリットといえるでしょう。
個人の携帯番号と会社の電話番号を分けられる
クラウドPBXを利用すれば、個人の携帯番号と会社の電話番号を分けて利用できます。
個人の携帯電話をそのまま仕事で利用すると、取引先や顧客に個人番号を公開することになります。また、プライベートと仕事の切り分けが難しくなり、営業時間外の着信対応などが負担になる場合もあるでしょう。
一方、クラウドPBXを利用すれば、SIMフリースマホでも会社の固定電話番号で発着信可能です。私用スマホを業務利用する場合でも、個人の番号を公開せずに固定電話番号で対応できます。
複数人で代表番号を共有できる
クラウドPBXは、複数人で同じ代表番号を共有できる点もメリットです。
携帯電話番号は基本的に1回線・1利用者での利用を前提としているため、会社の代表番号として複数人で共有する運用には向いていません。一方、クラウドPBXであれば、複数のスマホで同じ固定電話番号を利用可能です。
そのため、外出中の社員やテレワーク中の担当者でも会社宛ての電話に対応しやすくなります。また、担当者が不在の場合でも別の社員が対応できるため、電話の取りこぼし防止につながります。
少人数企業や営業担当が外出することが多い企業では、柔軟に電話対応しやすい点がメリットです。
SIMフリースマホで03番号を使うなら03plus

SIMフリースマホで「03」などの固定電話番号を利用するなら、クラウドPBXサービスの03plusがおすすめです。
03plusは、スマホに専用アプリをインストールすることで、「03」「06」をはじめとした全国主要46局の固定電話番号を取得して、スマホで利用できるクラウドPBXサービスです。SIMフリースマホでも問題なく利用できます。
また、03plusは会社の代表番号をスマホで発着信できるだけでなく、複数人で代表番号を共有できる点も特徴です。営業担当が外出している場合や、テレワーク中の場合でも会社宛ての電話に対応しやすくなります。さらに、スマホを内線化できるため、拠点間や社員同士の通話もスムーズに行えます。物理的な電話設備に縛られず、柔軟に電話環境を構築しやすい点もメリットです。
このほか、03plusでは、以下のような電話業務を効率化するさまざまな機能も利用できます。
・Web電話帳
クラウド上で会社共通の電話帳を管理し、複数の端末で共有できる機能です。顧客情報の共有を効率化でき、端末紛失時や退職時の情報管理にも役立ちます。
・クラウドFAX
FAX機器を使わず、スマホアプリやPCからFAXを送受信できる機能です。受信したFAXはデータで確認・保存でき、外出先でもFAX対応しやすくなります。
・通話録音
通話内容を自動で録音し、クラウドサーバー上に保管する機能です。対応内容を後から確認できるため、顧客対応の品質向上やトラブル対策に役立ちます。
・IVR(自動音声応答)
着信時に音声ガイダンスで自動応答し、プッシュ番号などで着信先を振り分けられる機能です。問い合わせ内容に応じて適切な窓口へつなぎやすくなります。
・留守レポ
代表電話の一次対応を自動音声で代行し、用件を録音・テキスト化してメールやチャットに通知する機能です。電話対応に集中できない時間帯や不在時の対応に役立ちます。
・10分かけ放題
1IDあたり月額1,000円で、1通話10分までの通話料が無料になるオプションです。短時間の通話が多い企業では、通話コストを管理しやすくなります。
SIMフリースマホで会社用の番号を取得したい、代表番号をスマホで利用したい、電話業務を効率化したいとお考えなら、ぜひ03plusをご検討ください。
まとめ
今回は、SIMフリースマホで会社用の番号を取得する方法について解説しました。
SIMフリースマホは、通信会社や料金プランを自由に選びやすく、社用携帯のコストを調整しやすい点がメリットです。一方で、携帯電話番号を使用することになるため、会社の代表番号として運用しづらい点に注意しなければなりません。
会社の代表番号として「03」や「06」などの固定電話番号を利用したい場合は、クラウドPBXの活用がおすすめです。クラウドPBXを利用すれば、SIMフリースマホでも会社の固定電話番号を利用でき、複数人での代表番号共有や内線化なども行いやすくなります。
03plusは、全国主要46局の固定電話番号をスマホで利用できるだけでなく、Web電話帳やクラウドFAX、IVRなど、電話業務を効率化する機能も利用できるサービスです。SIMフリースマホを社用携帯として活用したいとお考えの場合は、ぜひ検討してみてください。
