社用携帯の通信費を見直すために、格安SIMを検討している企業も多いのではないでしょうか。
格安SIMは、大手キャリアと比較して通信コストを抑えやすく、社用携帯として導入しやすい点が特徴です。
そこで本記事では、格安SIMを活用した社用携帯の運用方法や、03plusを組み合わせて会社の固定電話番号をスマホで使う方法について解説します。
目次
仕事に私用スマホを利用する主なデメリット
社用携帯を支給せず、従業員の私用スマホを業務利用している企業も少なくありません。例えば、小規模事業者やスタートアップでは、コストを抑えるために私用スマホを活用するケースがあります。
しかし、私用スマホを仕事に利用すると、公私の切り分けが難しくなるなど、さまざまな課題が発生します。
ここでは、仕事に私用スマホを利用する主なデメリットについて解説します。
電話の公私分計が難しい
私用スマホを仕事で利用すると、業務用とプライベート用の電話を分けて管理しにくくなる点がデメリットです。
例えば、仕事で使った通話料や通信費を正確に切り分けにくく、「どこまでを会社負担にするのか」が曖昧になりやすくなります。通話明細を細かく確認して精算する必要があるため、従業員だけでなく、経理・管理部門の負担も増えやすいです。
また、通話料の精算ルールが曖昧だと、業務利用分が申請されないまま従業員負担になってしまうケースがあります。一方で、私用利用分まで会社側が負担してしまう可能性もあり、適切なコスト管理がしにくくなる点も課題です。
さらに、業務利用の範囲が曖昧な状態が続くと、社内ルールの統一もしにくくなります。従業員ごとに運用方法が異なることで、管理面のトラブルにつながる可能性もあります。
このような状態が続くと、通信費の実態を把握しにくく、適正なコスト管理が難しくなります。
精算が手間になる
私用スマホを業務利用すると、毎月の通信費や通話料の精算作業が負担になりやすいです。
例えば、仕事で利用した通話料を毎月確認し、会社へ申請しなければならない場合があります。この申請を行う対象者が増えると、担当部署における確認作業は煩雑になるでしょう。
また、精算方法を社内で統一できていない場合、申請のタイミングや計算方法にばらつきが出やすくなります。その結果、さらに経理処理に時間がかかってしまう可能性があります。
さらに、従業員側も「少額だから申請しなくて良いか」と判断してしまい、精算漏れが発生するケースもあります。
私用の携帯電話番号を使わなければならない
デメリットとして、プライベートの携帯電話番号を業務利用しなければならない点も挙げられます。
個人の電話番号を仕事で利用すると、プライベートな連絡先が外部に知られてしまうため、プライバシー面で不安を感じやすくなります。また、営業時間外や休日にも社員のスマホに直接連絡が来る可能性があり、仕事とプライベートを切り分けにくくなる点も課題です。
さらに、顧客とのやり取りが個人の携帯番号にひも付いていると、退職や担当変更の際に引き継ぎが複雑になりやすくなります。会社として顧客情報や連絡先を管理しにくくなる点にも注意が必要です。
加えて、社員個人の番号でやり取りを続けると、連絡先管理が属人化しやすくなります。担当者しか顧客との連絡状況を把握できない状態になる可能性もあります。
社用携帯を支給するなら格安SIMがおすすめ
私用スマホからの脱却に向けて社用携帯を導入する場合、通信コストを抑えやすい格安SIMの活用がおすすめです。主要キャリアと比べて低コストで運用できるため、会社全体の通信コストを抑えられます。
ここでは、社用携帯に格安SIMを活用する主なメリットについて解説します。
月額料金を抑えやすい
格安SIMは、大手キャリアと比較して月額料金を抑えやすい点がメリットです。
格安SIMの多くは、大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供するMVNOとして展開されています。自社で大規模な通信設備を持たない分、設備投資や維持管理にかかるコストを抑えやすく、その分利用料金も比較的安価に設定されています。
社用携帯は、従業員数が増えるほど毎月の通信費も大きくなるものです。1回線あたりの料金を抑えやすい格安SIMを活用すれば、会社全体の通信コストを抑えやすくなるでしょう。
業務に合わせて柔軟にプランを決められる
格安SIMは、業務内容に合わせて柔軟にプランを選びやすい点もメリットです。
例えば、顧客や取引先との電話対応が多い業務では通話重視のプラン、外出先でWeb会議やデータ共有を行う機会が多い業務では大容量プランを選ぶなど、利用状況に応じて契約内容を調整可能です。
また、従業員ごとに利用量が異なる場合でも、必要な機能やデータ容量に合わせて契約内容を見直せます。そのため、不要なオプションや過剰なデータ容量を契約せずに済み、無駄な通信コストを抑えることが可能です。働き方や業務内容に合わせてプランを調整しやすい点は、格安SIMの特徴の一つといえるでしょう。
契約を一括管理しやすい
格安SIMの法人契約では、複数回線をまとめて管理しやすい点もメリットです。
従業員ごとに個別契約を行う場合、契約内容や請求情報の管理が煩雑になりやすくなります。しかし、法人契約であれば、会社側で複数のSIMを一括管理できるため、管理業務の負担を軽減しやすいです。
また、管理画面から利用状況を確認できるため、契約内容の見直しや調整も行いやすくなっています。
社用携帯の台数が多い企業ほど、一括管理のメリットを感じやすいでしょう。
私用スマホで社用の格安SIMを使うこともできる
社用携帯を新たに支給しなくても、私用スマホで社用の格安SIMを利用する方法もあります。
例えば、eSIM対応スマホやSIMカードを2枚利用できるデュアルSIM対応スマホであれば、1台のスマホで私用回線と社用回線を使い分けることが可能です。
発信時に利用する電話番号を選べるため、プライベート用と仕事用の電話を分けて利用できます。スマホを2台持ちする必要がなく、公私分計もしやすくなる点がメリットです。
また、会社側としても新たに端末を大量に用意する必要がないため、導入コストを抑えながら社用回線を運用しやすくなります。
格安SIMのスマホで会社番号を使うなら03plusもおすすめ

格安SIMのスマホで会社の固定電話番号を利用したい場合は、クラウドPBXサービスの03plusもおすすめです。
ここでは、格安SIMと03plusの組み合わせがおすすめの理由とメリットについて解説します。
03plusならスマホで03番号などの固定電話番号を使える
03plusを利用すれば、スマホで「03」などの固定電話番号を利用できます。
03plusは、「03」「06」をはじめ、全国主要46局の固定電話番号を取得し、スマホなどの端末で発着信できるクラウドPBXサービスです。
従来は「03」や「06」といった固定電話番号は、オフィスに設置した固定電話機でしか利用できず、スマホでは利用できませんでした。しかし、03plusなら、専用アプリをインストールすることで、固定電話番号での発着信をスマホから行えるようになります。そのため、オフィス以外でも会社の固定電話番号を利用できる点が特徴です。
固定電話機がなくても、スマホで固定電話番号を利用できる点は、03plusの大きなメリットといえるでしょう。
社用携帯に会社番号を追加できる
03plusを利用すれば、社用携帯に会社の固定電話番号を追加することも可能です。
例えば、格安SIMで契約した社用携帯に03plusアプリをインストールすれば、社員ごとの携帯電話番号とは別に、アプリを通して会社の固定電話番号で発着信できるようになります。そのため、取引先や顧客には固定電話番号を案内しながら、スマホで電話対応を行える点がメリットです。
キャリアを変えても会社番号は変わらない
03plusを利用すれば、格安SIMのキャリアを変更しても、会社の固定電話番号はそのまま利用できる点もメリットです。
例えば、通信コストの見直しなどで社用携帯を別の格安SIMに乗り換える場合でも、携帯電話番号はMNPで引き継ぎながら、03plusで利用している固定電話番号は変わらずに使い続けられます。
これは、格安SIMの携帯回線とは別に、03plusの契約上で会社番号を利用しているためです。03plusの契約を継続していれば、格安SIMの乗り換えによって会社番号が変わる心配は基本的にありません。
通信コストを見直しながら、会社の固定電話番号をそのまま継続利用できる点は、03plusを活用するメリットの一つといえるでしょう。
私用のスマホに03plusを追加する方法も
会社の固定電話番号だけ利用できれば良い場合は、私用スマホに03plusを追加して利用する方法もあります。
例えば、すでに社員のスマホを業務利用しており、追加で格安SIMを契約する必要がないケースもあります。そのような場合、利用している私用スマホに03plusアプリをインストールすれば、会社の代表番号で発着信できるようになります。スマホを2台持ちする必要がなく、現在利用している端末をそのまま活用可能です。
また、発信時に会社の固定電話番号を利用できるため、個人の携帯電話番号を取引先や顧客へ公開せずに済みます。会社の番号と個人の番号を分けて利用できるため、公私分計しやすくなる点も特徴です。
03plusなら代表番号が使えるだけでなくさまざまな機能も
03plusは、スマホで会社の固定電話番号を利用できるだけでなく、電話業務を効率化するさまざまな機能にも対応しています。
例えば、03plusでは以下のような機能を利用できます。
・Web電話帳
クラウド上で連絡先を共有・管理できる機能です。社員間で電話帳を共有しやすくなります。
・クラウドFAX
スマホやPCでFAXの送受信を行える機能です。外出先でもFAXを確認しやすくなります。
・通話録音
通話内容を自動録音できる機能です。対応履歴の確認やトラブル防止に役立ちます。
・IVR(自動音声応答)
着信時に自動音声で案内し、問い合わせ内容に応じて着信先を振り分けられる機能です。
・留守レポ
不在時の電話対応を自動化できる機能です。録音内容をテキスト化して通知できます。
・チャット連携、共有機能
着信履歴をチャットに共有できる機能です。不在着信やFAX、パーク保留などもチャットに通知できます。
・10分かけ放題
10分以内の通話料が無料になるオプションです。通話コストを抑えやすくなります。
このように、03plusは電話業務を効率化し、社員の負担軽減や顧客の満足度向上に役立つ機能を豊富に用意しています。自社の電話業務を見直したい、コスト削減を実現したいとお考えの場合は、ぜひ03plusをご検討ください。
まとめ
今回は、格安SIMを活用した社用携帯の運用方法や、03plusを組み合わせて会社の固定電話番号を利用する方法について解説しました。
私用スマホを業務利用する場合、公私分計の難しさや精算の手間、個人番号を業務利用しなければならないといった課題があります。一方で、格安SIMや03plusを活用すれば、通信コストを抑えながら、会社の固定電話番号をスマホで利用できる環境を整えることが可能です。
また、03plusなら、スマホで「03」などの固定電話番号を利用できるだけでなく、Web電話帳やクラウドFAX、IVR(自動音声応答)など、電話業務の効率化に役立つ機能も利用できます。社用携帯のコストや運用方法を見直したい場合は、格安SIMと03plusを組み合わせた運用もぜひご検討ください。
