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スマホで固定電話が使えるサービスとは?メリットや利用方法を紹介

スマホで固定電話を持ち歩くことができるサービス

固定電話とは?

固定電話とは、一般的にNTTが提供するアナログ回線を使用して通話を行うもののことです。スマホ等の携帯電話とは異なり、アナログ回線と物理的に接続されて一定の場所に固定して使用します。

固定電話の場合、申込み住所に応じた市外局番が付いた電話番号を取得することができます。
市外局番つき電話番号は携帯電話番号と比べて社会的信用が高いとされており、企業の電話番号としての利用など、ビジネス用途で使われるケースが多いです。

ビジネス用途において携帯電話番号よりも固定電話番号のほうが信用度が高いとされている大きな理由の一つに、固定電話番号はどこからかけてきたのかを市外局番からある程度推測できるという点が挙げられます。携帯電話番号は「個人のもの」というイメージが強くあるため、企業としての利用には向いていません。

そのほか、固定電話はアナログ回線で通話を行うため、遠方に電話をする場合は通話料金が高くなります。導入に多くのコストや長い期間がかかる点も固定電話ならではといえるでしょう。

固定電話には電話機が必要

固定電話を使用するためには必ず据え置きの電話機が必要となります。スマホやパソコンなどの端末のみで固定電話を利用することはできません。
固定電話の使用には電話機が必要となるため、機器の購入代金がかかります。単純な通話のみを行うのであれば数千円で購入できますが、FAX機能を始め多機能な機種を購入する場合は数万円程度かかる場合もあります。

このほか、固定電話は新規に導入する場合は、「施設設置負担金(電話加入権)」が必要となり、これにも数万円かかります。

つまり、固定電話は導入するだけでもかなりの出費となるのです。

費用だけでなく、時間的なコストもかかります。固定電話の導入には工事を行わなければならず、申込みから実際に工事が行われるまでは数週間~1ヶ月程度かかるため、急いでいる方にとってはデメリットとなるでしょう。

また、固定電話はスマホに比べると利便性が劣る部分があります。
固定電話機はそのまま外へ持ち運ぶことはできないため、外出先での通話には利用不可となります。企業利用の場合、担当社員が外出してしまうケースも多いため、この点はデメリットといえるでしょう。

取り次ぎのために転送サービスを利用することも可能ですが、月額料金や通話料がかさむためコスト削減を実現したい企業にはあまり向きません。また、固定電話機にかかってきた電話に対応する人材を常に配置する必要があり、業務的には非効率となります。

固定電話のメリット

固定電話のデメリットや課題点について先にご紹介してきましたが、一方で固定電話にはさまざまなメリットも存在します。

まず、通話にかかる料金をかなり安く抑えることができます。携帯電話の通話料について高いと感じている方は多いでしょう。

また、以前は電話加入権を購入するためには高額なお金がかかっていたのですが、こちらは現在は安くなっています。中古のものを購入することもできます。そもそも、加入権は持っているけれども余っているというケースもあるのです。それを親族間で貸し借りすることもできます。そうすれば電話料金しかかかりません。

そして、固定電話番号は、信用力がとても高いこともメリットとなっています。事業をしているのであれば、欠かせないものとなるでしょう。

起業したての場合、取引先に対して携帯電話の番号だけを伝えるのは信用されない可能性があります。03や06といった固定電話番号というのは、総務省が番号を発行する地域を指定しているので、その地域にきちんと所在していることを示しています。また、通常は回線工事を行う必要があり、携帯の番号よりも入手することが難しくなっているため信頼があります。

このようにさまざまなメリットがあるのです。

スマホで固定電話を持ち歩くことができる!?

近年、スマホで使うことができる固定電話サービスが登場して話題となっています。 このサービスを利用すれば、加入電話と同じように市外局番付きの電話番号を取得でき、これまで通り固定電話機で利用できるだけではなくて、特別なアプリを用いることによってスマホでも利用できるようになります。
固定電話の番号を持ちたいというときにとても便利なサービスです。

スマホで固定電話を持ち歩くメリット・デメリット

スマホで固定電話を持ち歩くメリットとデメリットについてまとめました。

メリット

  • 導入費用が安価
    固定電話は電話加入権や工事費といったコストがかかりますが、既存のスマホを固定電話として活用できるならばその導入費用がかかりません。
  • 外出先でもスマホから固定電話番号を使って電話の発着信できる
    アナログ回線ではなく、インターネット回線を使用することになるため、ネット環境さえあればいつでもどこでも電話をすることができます。会社宛にかかってきた顧客からの電話にすぐ応答することができるためタイムロスがなく、ビジネスチャンスを逃すリスクを減らすことができるでしょう。

また、折り返し電話も携帯電話番号ではなく、社会的信用の高い固定電話番号から行えるため、顧客も安心して出てくれます。
関連して、通話場所が縛られないため、テレワーク導入をスムーズに行える点もメリットといえるでしょう。

契約台数の増減が簡単

固定電話機を使わずにスマホで固定電話を利用する場合、社内の回線工事が不要となるほか、契約台数の増減も簡単に行えるようになります。固定電話だと社員の増減に合わせて固定電話機の購入・処分したり、配線工事をしたりと手間・コストがかかっていました。しかし固定電話番号をスマホで持ち歩けるのであれば、配線工事や電話機の購入・処分は必要ありません。

デメリット

  • 通話品質が不安定になることがある
    スマホの通信を使うため、通話品質がアナログ回線よりも安定しにくいことがあります。ネット環境が安定していればあまり気になりませんが、不安定な公衆Wi-Fiなどを使用してしまうとノイズやラグといった問題が生じる可能性があります。利用する際にはなるべく安定したネット環境で行いましょう。
  • 緊急通報ができない
    また、固定電話をスマホで持ち歩く場合、「110」「119」などの緊急通報にかけられません。最寄りの警察署・消防署等の連絡先を事前に登録しておくことが必要になります。

他にもインターネット環境がなければ利用できず、たとえば停電時などは通話できなくなるため注意が必要です。

固定電話を持ち歩ける主なサービス

スマホで固定電話を使う場合におすすめのサービスが「03plus」です。 「03plus」なら、インターネット回線を使用するため外出先でもスマホで固定電話番号を使って通話を行うことができます。

企業で利用すれば、社員の働く場所を縛ることなく、柔軟な働き方を推奨することができるでしょう。そしてアナログ回線と異なり距離に関わらず全国一律であるため、通話コストも下げやすいサービスです。

03plusは「東京03」や「大阪06」を始め、全国主要46局の市外局番つき電話番号を取得できます。番号ポータビリティにも対応していますので、企業で現在使っている固定電話番号も条件さえ合っていればそのまま引き継いで03plusで利用することができます。将来的にレンタルオフィスやテナントに引越しされた場合でも、そのまま番号を引き継ぐことが可能です。

03plusのアプリを利用することで、電話帳や留守電などもスマホから確認することができます。
また、内線通話の機能もあります。こちらは通常の固定電話の内線と同様に無料で使うことができます。外出時にも使えるということは、社員間での通話は実質無料になるということです。たとえば外出中の社員同士が連絡を取り合う際にはもう電話料金を気にする必要はありません。

03plusはビジネスに便利な機能も豊富に揃っています。

「03」「06」など主要都市の市外局番に対応!

固定電話番号がスマートフォンで安く使える

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