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スマホで固定電話が使えるサービスとは?メリットや利用方法を紹介

固定電話で使用できる市外局番付き電話番号は、社会的に信用されやすく、ビジネス上では大きなメリットがあります。しかし、外出先で会社の固定電話を使うことはできないため、携帯電話を使うしかありません。「スマホで固定電話を持ち歩ければなぁ」そう考えたことがある人もいるのではないでしょうか。実は、03plusというサービスを利用すれば、スマホで固定電話を使えるようになります。

今回は、固定電話とはどういうものか、固定電話のメリット、スマホで固定電話を使えるサービスや利用法、そのメリットについて解説します。

固定電話とは?

固定電話とは、一般的にNTTが提供するアナログ回線を使用して通話を行うもののことです。スマホ等の携帯電話とは異なり、アナログ回線と物理的に接続されて一定の場所に固定して使用します。

固定電話の場合、申込み住所に応じた市外局番が付いた電話番号を取得することができます。
市外局番つき電話番号は携帯電話番号と比べて社会的信用が高いとされており、企業の電話番号としての利用など、ビジネス用途で使われるケースが多いです。

ビジネス用途において携帯電話番号よりも固定電話番号のほうが信用度が高いとされている大きな理由の一つに、固定電話番号はどこからかけてきたのかを市外局番からある程度推測できるという点が挙げられます。携帯電話番号は「個人のもの」というイメージが強くあるため、企業としての利用には向いていません。

そのほか、固定電話はアナログ回線で通話を行うため、遠方に電話をする場合は通話料金が高くなります。導入に多くのコストや長い期間がかかる点も固定電話ならではといえるでしょう。

固定電話には電話機が必要

固定電話を使用するためには必ず据え置きの電話機が必要となります。スマホやパソコンなどの端末のみで固定電話を利用することはできません。
固定電話の使用には電話機が必要となるため、機器の購入代金がかかります。単純な通話のみを行うのであれば数千円で購入できますが、FAX機能を始め多機能な機種を購入する場合は数万円程度かかる場合もあります。

このほか、固定電話は新規に導入する場合は、「施設設置負担金(電話加入権)」が必要となり、これにも数万円かかります。

つまり、固定電話は導入するだけでもかなりの出費となるのです。

費用だけでなく、時間的なコストもかかります。固定電話の導入には工事を行わなければならず、申込みから実際に工事が行われるまでは数週間~1ヶ月程度かかるため、急いでいる方にとってはデメリットとなるでしょう。

また、固定電話はスマホに比べると利便性が劣る部分があります。
固定電話機はそのまま外へ持ち運ぶことはできないため、外出先での通話には利用不可となります。企業利用の場合、担当社員が外出してしまうケースも多いため、この点はデメリットといえるでしょう。

取り次ぎのために転送サービスを利用することも可能ですが、月額料金や通話料がかさむためコスト削減を実現したい企業にはあまり向きません。また、固定電話機にかかってきた電話に対応する人材を常に配置する必要があり、業務的には非効率となります。

固定電話のメリット

固定電話のデメリットや課題についていくつか解説しましたが、その一方で固定電話ならではのメリットもいくつかあります。具体的にどのようなメリットがあるのか、以下で解説します。

通話料が比較的安い

固定電話は携帯電話(スマホなど)に比べて通話料金を安く抑えられることがメリットです。

携帯電話は4Gや最新の5Gなど、新たな技術を提供することで利便性が向上しています。その一方で、新たな技術の研究・開発や設備投資に莫大なコストをかけています。そのため、携帯電話はどうしても通話料金が高くなりがちです。通話料が定額になるプランもありますが条件があるため、その範囲を超える場合はやはり通話料が割高になります。

固定電話は携帯電話と比べると通話料金がリーズナブルです。2024年1月からIP網に切り替わり、全国一律料金になったことでさらにお得になっています。また、過去には電話加入権が高額だった時期がありますが、現在はそれよりも安く導入できます。親族で加入権を持っているけど使っていないというケースでは、それを貸し借りすることで、月額料金や通話料金だけで利用することも可能です。

信用されやすい

固定電話番号には、市外局番付き電話番号が付与されます。市外局番付き電話番号は社会的信用が高く、ビジネス利用する場合は、大きなメリットとなります。

市外局番付き電話番号が信用されやすい理由はいくつかあります。一つは地域情報が含まれていることです。「東京03」などの番号は、総務省により発行されていますので、所在地がはっきりしています。そのため、受電した相手は電話番号を見て、どの地域からかかってきたかを把握でき、安心できるのです。

もう一つは、古くから使われてきた電話番号の形態であることです。市外局番付き電話番号は、電話が使われるようになって以来ずっと使われているものなので、誰にとってもなじみがあります。そのため安心感を得やすい傾向にあります。

また、固定電話機を利用するには回線工事などの手間がかかりますので、市外局番付き電話番号は携帯電話番号よりも取得しにくい傾向にあります。そういったことからも、信用されやすいようです。

高セキュリティ

固定電話はスマホなどの携帯電話と比べると、高セキュリティです。

固定電話機単体ではインターネットにアクセスすることはできず、さまざまな情報を得たり、アクセスしたりする機能を保有していません。そのため、ハッカーによるサイバーテロや情報漏洩、コンピューターウイルス感染といった、近年増加しているセキュリティリスクはゼロです。また、固定電話には基本的に通話以外の用途がなく、不正利用や通信端末の私物化といった問題も生じにくいのが特徴です。

つまり、固定電話はシンプルであるがゆえに、セキュリティ面はスマホと比べて圧倒的に高いといえます。リスクを気にせず安心して利用できることは大きなメリットといえるでしょう。

災害時に使用できる

固定電話はBCP対策にも有効です。

停電や災害などが発生した場合、インターネット回線を使用する機器は使えなくなります。しかし、固定電話は場合によっては使用可能です。FAXやナンバーディスプレイなどが付属しておらず、停電対応電話機である場合は、回線の交換機から供給される電力のみで通話を行えます。停電対応電話機とは、停電などにより長時間送電が止まった場合でも機能する電話機のことです。災害が発生したとしても、電話回線そのものが切断されなければ、通話し続けられます。そのため、企業のBCP対策にも有効な機器とされています。

BCP対策とは、自然災害やテロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合でも、事業を継続できるようにする計画のことです。日本は地震大国であり、事業資産の損害を最小限に止め、事業の継続または早期復旧を可能にするためのBCP対策が企業に求められています。固定電話は停電・災害時でも電話業務を継続できるため、BCP対策に有効と考えられているのです。

スマホで固定電話を持ち歩くことができる!?

近年、スマホで固定電話番号を使って発着信を可能にするサービスが注目されています。このサービスはクラウドPBXと呼ばれるもので、PBX(電話交換機)をクラウド上に設置してインターネット上で電話環境を構築し、ビジネスフォン機能を使えるようにします。クラウドPBXは固定電話機だけでなく、スマホやPCなどの端末も利用可能です。しかも、クラウドPBXサービスによっては、市外局番付き電話番号を取得できます。

使い方は簡単で、サービスを申込み後、専用アプリをスマホやPCにダウンロードすることで利用可能になります。そして専用アプリによって通話を行えば、携帯電話番号ではなく市外局番付き電話番号で発着信できます。

クラウドPBXを導入すれば、オフィス内で固定電話を使うように、外出先でもスマホから市外局番付き電話番号を使って発着信できます。スマホで固定電話を持ち歩く感覚でスムーズに電話業務を行えるようになります。

スマホや携帯電話で固定電話を持ち歩くメリット・デメリット

スマホや携帯電話で固定電話を持ち歩くメリットとデメリットについてまとめました。

メリット

  • 導入費用が安価
    固定電話は電話加入権や工事費といったコストがかかりますが、既存のスマホを固定電話として活用できるならばその導入費用がかかりません。
  • 外出先でもスマホや携帯電話から固定電話番号を使って電話の発着信できる
    アナログ回線ではなく、インターネット回線を使用することになるため、ネット環境さえあればいつでもどこでも電話をすることができます。会社宛にかかってきた顧客からの電話にすぐ応答することができるためタイムロスがなく、ビジネスチャンスを逃すリスクを減らすことができるでしょう。

また、折り返し電話も携帯電話番号ではなく、社会的信用の高い固定電話番号から行えるため、顧客も安心して出てくれます。
関連して、通話場所が縛られないため、テレワーク導入をスムーズに行える点もメリットといえるでしょう。

契約台数の増減が簡単

固定電話機を使わずにスマホや携帯電話で固定電番号する場合、社内の回線工事が不要となるほか、契約台数の増減も簡単に行えるようになります。固定電話だと社員の増減に合わせて固定電話機の購入・処分したり、配線工事をしたりと手間・コストがかかっていました。しかし固定電話番号をスマホや携帯電話で持ち歩けるのであれば、配線工事や電話機の購入・処分は必要ありません。

デメリット

  • 通話品質が不安定になることがある
    スマホや携帯電話の通信を使うため、通話品質がアナログ回線よりも安定しにくいことがあります。ネット環境が安定していればあまり気になりませんが、不安定な公衆Wi-Fiなどを使用してしまうとノイズやラグといった問題が生じる可能性があります。利用する際にはなるべく安定したネット環境で行いましょう。
  • 緊急通報ができない
    また、固定電話をスマホや携帯電話で持ち歩く場合、「110」「119」などの緊急通報にかけられません。最寄りの警察署・消防署等の連絡先を事前に登録しておくことが必要になります。

他にもインターネット環境がなければ利用できず、たとえば停電時などは通話できなくなるため注意が必要です。

固定電話を持ち歩ける主なサービス

スマホや携帯電話で固定電話を使う場合におすすめのサービスが「03plus」です。 「03plus」なら、インターネット回線を使用するため外出先でもスマホで固定電話番号を使って通話を行うことができます。

企業で利用すれば、社員の働く場所を縛ることなく、柔軟な働き方を推奨することができるでしょう。そしてアナログ回線と異なり距離に関わらず全国一律であるため、通話コストも下げやすいサービスです。

03plusは「東京03」や「大阪06」を始め、全国主要46局の市外局番つき電話番号を取得できます。番号ポータビリティにも対応していますので、企業で現在使っている固定電話番号も条件さえ合っていればそのまま引き継いで03plusで利用することができます。将来的にレンタルオフィスやテナントに引越しされた場合でも、そのまま番号を引き継ぐことが可能です。

03plusのアプリを利用することで、電話帳や留守電などもスマホから確認することができます。
また、内線通話の機能もあります。こちらは通常の固定電話の内線と同様に無料で使うことができます。外出時にも使えるということは、社員間での通話は実質無料になるということです。たとえば外出中の社員同士が連絡を取り合う際にはもう電話料金を気にする必要はありません。

03plusはビジネスに便利な機能も豊富に揃っています。

まとめ

今回は、スマホや携帯電話で固定電話を使えるサービスとは何なのか、そのメリットや使用方法について解説しました。

固定電話はその電話番号が信用されやすく、ビジネス上ではメリットがあります。しかし携帯電話のように持ち運ぶことができないため、外出中は利用することができません。そのため、営業の外回りなどで外出している社員は、携帯電話を使って電話対応を行うしかありませんでした。

しかし、03plusを導入すれば、専用アプリをスマホにインストールするだけで、会社の市外局番付き電話番号をスマホで利用できるようになります。つまり、スマホで固定電話を持ち歩くことができるわけです。

03plusは低コストかつスピーディーに導入でき、ビジネスに役立つ機能も豊富です。固定電話と携帯電話の良さを持ち、それ以上のメリットのある03plusの導入をぜひご検討ください。

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固定電話番号がスマートフォンで安く使える

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