「03plus」の基本サービスガイドです。通話サービスに加え、各種機器のご利用についてご案内します。
通話サービスのご利用について
「03plus」は、オフィスの電話環境はもちろん、テレワーク環境・スマートフォンの内線化など会社の電話業務改善に必要なものをぎゅっと詰め込んだクラウド型電話サービスです。
基本機能
複数の電話番号を複数名で対応
複数名でご利用の場合、一つの電話番号に同時着信します。鳴り分け設定、電話番号の追加も可能です。電話番号が2つ以上ある場合、番号を選んで発信もできます。
パーク保留
通話中にパーク保留することが可能です。保留された通話は、どの端末からでも保留を取って通話を再開することができます。内線通話と組み合わせて、事務所への電話を外出先の社員に取り次げます。
社内グループ間内外線も無料
部門別グループ番号も必要に応じて追加可能で、離れた支店間など外線通話も、社内間は内線も外線全て無料になります。
契約番号と追加番号について
本サービスには、「契約番号」と「追加番号」と2種類の番号があります。「契約番号」は本サービスの契約に必須となる親番号のようなものです。「追加番号」は複数番号を利用したい場合に必要になる子番号のようなもので、オプションとなります。
「契約番号」と「追加番号」は契約ID分全ての端末で発着信できる番号で、また端末毎に鳴り分け設定も可能です。

例えば3つの番号(契約番号×1、追加番号×2)を5名(5ID)で利用する場合、番号ごとに下記のように着信の鳴り分け設定が可能です。
- [番号1(契約番号)] Aさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさん全ての端末で着信
- [番号2(追加番号)] Aさん、Bさん、Cさんの端末だけで着信
- [番号3(追加番号)] Dさん、Eさんの端末だけで着信
料金
| 契約番号 | 380円/月 |
| 追加番号 | 300円/月 |
※価格はすべて税抜き表記です。
着信時に回線(チャネル)が埋まった際のメッセージ
電話の着信時に全ての回線が埋まっている場合は、以下の音声メッセージを流す事ができます。
- 流せるメッセージはデフォルトの音声のみとなっておりますので変更は出来ません。
- 留守番電話を契約してる場合はこの機能は利用できません。
ご注意事項
- 追加番号は2つまでを上限に、追加IDと同数まで取得可能です。
- 同時通話可能な回線数(チャネル数)はID数とイコールになります。
例:基本ID1、追加ID2で契約の場合、3回線までは同時通話が可能 - 固定電話機とスマホアプリで同時に着信する場合、固定電話機が優先して着信します
基本IDと追加IDについて
本サービスでは利用する端末毎にIDが必要となり、「基本ID」と「追加ID」と2種類のIDがあります。
「基本ID」は本サービスの契約に必須となるものです。
「追加ID」は複数の端末で電話の発着信を行う場合に必要となるもので、オプションとなります。

料金
| 基本ID | 初期費用:5,000円 月額費用:1,280円/月 |
| 追加ID | 初期費用:5,000円 月額費用:900円/月 |
- 価格はすべて税抜き表記です。
旧サービスをご利用のお客様へ(代表番号とは/ID(直通番号)とは)
旧サービスをご利用のお客様へ(代表番号とは/ID(直通番号)とは)
ID(直通番号)はスマホ端末や固定電話機など本サービスを利用する端末毎に必要になります。 IDにはすべて端末専用の直通番号が付与され、直通番号はその端末だけで発着信ができます。 複数端末で発着信を共有させる電話番号が必要な場合は、代表番号の契約が必要となります。
【基本IDと追加IDについて】
1ID目を「基本ID」と呼び、2ID目以降を「追加ID」と呼びます。 基本ID(直通番号)は、お客様の登録所在地などの情報に紐づきがされ、基本IDの直通番号は「主番号」として管理画面へのログインの際に必要な番号になります。 例えば3IDを契約し、実際に発着信をおこなう番号は代表番号1つのみで直通番号では発着信はおこなわないという場合でも、代表番号とは別に3つの直通番号が自動的に付与されます。
例)スマホ端末*2台、固定電話機*1台でご利用の場合:3ID(基本ID*1、追加ID*2)の契約が必要
料金
- 基本ID(1直通番号) 初期費用:5,000円 月額費用:1,280円/月
- 追加ID(1直通番号) 初期費用:5,000円 月額費用:900円/月
ソフトフォンのご利用について
PC(Windows)に専用ソフトをインストールしてログインするだけ、すぐにPCから電話ができるようになります。
PBXや電話機の設置作業や面倒な配線作業は不要なため、固定電話の導入・拡張時の管理保守のストレスやコストを削減できます。

基本的な電話機能(外線/内線)のほか、パーク保留(電話取次)や代理応答など従来のビジネスフォンと同じ使い方ができます。
普段はソフトフォン画面を背後に隠しておき、着信時や通話中のときだけ小ウィンドウを画面上部に前面表示できるので、着信に気付かず電話を取り逃してしまう事態を避けられます。
その他にもテンキーやショートカットキー対応で、PCでの作業の邪魔にならずストレスなく利用できます。
こんなシーンにおすすめです
- 固定電話機・PBXを廃止したい
- リモートワーク・レイアウトフリーを実現したい
- 社用スマホの通信コストを削減したい
- コールセンターを低コストで運用したい
機能概要
- PCから外線/内線の発着信、パーク保留(電話取次)、代理応答(ピックアップ)
- 着信ポップアップ(着信情報のポップアップ表示、番号コピー/検索、IVRプッシュ番号表示、CRM連携)
- Web電話帳/ローカル電話帳
料金について
| ソフトフォン利用料(1IDあたり) | 650円/月 ※着信ポップアップ、Web電話帳料金込み |
| 通話料 | [固定電話宛] 8円/3分 [携帯・050電話宛] 17.5円/1分 |
- 別途、ソフトフォンを利用するPC毎にIDのご契約が必要です。
- ソフトフォン利用中のIDでクラウドFAXのご利用も可能です。(ソフトフォン内ではクラウドFAXの操作はできないため、別途Webブラウザにログインが必要です)。
- ソフトフォンの購入費用はかかりません。
- 「PPPoE IPv4」方式でご利用を推奨しております。
- 「IPv6(クロスパス)」でのご利用は今後対応予定となっております。
詳しくは、ソフトフォンについてをご確認ください。
専用IP電話機のご利用について
専用IP電話機は本サービス専用の固定電話機で、LAN線に接続するだけでご利用可能です。
こんな方におすすめです
通話頻度が高い方
通話料がスマホアプリに比べ安いため、発信頻度が高い方におすすめです。
- スマホアプリの通話料:20円/30秒
- 専用IP電話機の通話料:[固定電話宛]8円/3分、[携帯電話宛]17.5円/1分
電話担当者がいるオフィス
複数スタッフが在籍し電話受付の担当者がいるオフィスなどでのご利用にもおすすめです。
ご利用可能な機種について
米国Grandstream Networks, Inc.(グランドストリーム ネットワークス)社製の専用IP電話機のご利用になります。
| Grandstream製 | Panasonic製 ※販売終了 | |
| 外観 |
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|
| 価格 | 買取:13,600円(税抜) 利用料:650円(税抜)/月 |
買取:24,800円(税抜) 利用料:650円(税抜)/月 |
| 電源 | AC電源 | AC電源、PoE給電(IEEE802.3af準拠) |
| 付属品 | ACアダプタ | なし |
| 価格 | PoE HUB(4port)8,000円(税抜)をご購入いただかない場合は、別途PoE給電可能なHUB等をご用意ください。 |
IP電話機の接続方法の詳細については、操作マニュアルをご確認ください。
- Panasonic製のIP電話機は2022年5月で販売終了しました。
- 2021年9月で旧モデルGXP1628の販売を終了しました。
発信元番号の変更方法について
複数番号を契約していてIP電話機の発信元番号を変更する場合は、お客様ページから設定変更が可能です。
固定電話機とスマホアプリの併用について
代表番号をスマホアプリと固定電話機で併用する場合、固定電話機が親機、スマホアプリが子機のようなイメージとなります。
従来のビジネスフォンのようにパーク保留が可能なため、固定電話機で受けた通話を一旦保留し、スマホアプリでとるという運用が可能です。 また、スマホアプリと内線通話(通話料無料)をすることも可能です。
- 2022年1月26日よりスマホアプリ、IP電話機同時着信時の仕様が変更になりました。詳しくはこちらをご確認ください。
接続方法
弊社であらかじめお客様の設定情報をインストールしたうえで出荷しますので、お客様側で設定を行う必要はありません。 固定電話機が届いたら(お申込後2営業日内に出荷します)電源とインターネットの利用が可能な有線LANに接続するだけでご利用が可能になり、工事の必要はありません。
- DHCPでIPアドレスが割り当てられることが必要となります。受話器をあげても待機音がしない、通話ができないという場合はネットワーク管理者にお問い合わせのうえ、固定電話機にDHCPでIPアドレスが割り当てられるよう設定を変更してください。

発信元番号の変更について
- 1.お客様ページにログインします。
- 2.「番号・ID設定」を開きます。
- 3.IP電話機が付与されているID番号をクリックして開きます。
- 4.「一般設定」の発信外線番号を変更します。
宅内機器(アダプタ)のご利用について
宅内機器(アダプタ)は、お客様がご用意された電話機(家庭用、ビジネスフォンの接続は不可)やFAX/複合機器で03plusを利用する場合に必要になる機器です。 インターネット利用が可能な有線LAN線に宅内機器を接続し、宅内機器を電話機やFAX機にアナログ接続することで本サービスでお手持ちの機器の利用が可能になります。

こんな方におすすめです
お手持ちの電話機やFAX機で03plusを利用したい方
一般的な家庭用電話機や、FAX機、FAX一体型電話機など、アナログ回線接続が可能な機器であれば接続が可能です。
ご利用にあたり特別な操作や設定はなく使い慣れた機器をご利用頂くことが可能です(一部複合機では接続時に設定の変更を行っていただく必要がある場合がございます)。
FAXの送受信が必要な方
FAX機器をお持ちでFAXの送受信をおこないたいという方は宅内機器の契約が必要です。
- FAX受信のみ必要で送信は必要ないという方には「クラウドFAX」もオプションでご用意しておりますのでご検討ください。
通話頻度が高い方
通話料がスマホアプリに比べ安いため、発信頻度が高い方におすすめです。
- スマホアプリの通話料:20円/30秒
- 宅内機器に接続した電話機
- FAX機の通話料:[固定電話宛]8円/3分、[携帯電話宛]17.5円/1分
料金
| 初期費用 | 10,300円 |
| 利用料 | 650円/月 |
- 価格はすべて税抜き表記です。
宅内機器の接続方法
弊社であらかじめお客様の設定情報をインストールしたうえで出荷しますので、お客様側で設定を行う必要はありません。
宅内機器が届いたら(お申込後2営業日内に出荷します)電源とインターネットの利用が可能な有線LANに宅内機器を接続し、電話機やFAX機と電話線で接続するだけで利用が可能になり、工事の必要はありません。
- DHCPでIPアドレスが割り当てられることが必要となります。受話器をあげても待機音がしない、通話やFAX送受信ができないという場合はネットワーク管理者にお問い合わせのうえ、固定電話機にDHCPでIPアドレスが割り当てられるよう設定を変更してください。
宅内機器の接続方法の詳細については、操作マニュアルをご確認ください。
発信元番号の変更について
- 1.お客様ページにログインします。
- 2.「番号・ID設定」を開きます。
- 3.宅内機器が付与されているID番号をクリックして開きます。
- 4.「一般設定」の発信外線番号を変更します。
ご注意事項
- 電話回線(アナログ回線)の接続が不可の電話機やFAX機に接続してご利用することはできません。
- 2022年1月26日よりスマホアプリ、IP電話機同時着信時の仕様が変更になりました。詳しくはこちらをご確認ください。
- 記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の登録商標または商標です。
なお本文中では、TM 、(R)マークは明記しておりません。 - IP回線を利用したFAXは、複合機のメーカー様にて動作保証がされていない場合がございます。
また、複合機でのFAX受信を100%保証するものではございません。