電話アプリとは?種類・メリットとビジネス向けアプリの選び方を解説
電話アプリとは、スマホやPCなどにインストールして、インターネット回線にて通話を行うアプリのことです。スマホで利用できるため、従来の固定電話機とは違うさまざまなメリットがあります。「電話アプリって聞いたことがあるけど、どういうもの?」「ビジネス利用できる?」「本当に便利?」など、疑問をお持ちの方も多いことでしょう。
そこで今回は、電話アプリとはどのようなものなのか、電話アプリのメリットとおすすめのサービスを解説します。
電話アプリとは
電話アプリ(通話アプリ)とは、インターネット回線や特定の電話網を中継して通話することで、通話料を安く抑えられるアプリのことです。電話アプリにはさまざまな種類があり、企業での利用も増えてきています。
電話アプリでは何ができる?
電話アプリを利用すれば、インターネット回線を利用してスマホやPCなどから発着信できるため、柔軟かつ利便性の高い電話環境を構築できます。
例えば、会社代表番号で発着信できる電話アプリなら、外出先やテレワーク中の社員も電話対応できます。
また、会社の代表番号を複数人で共有したり、オフィス内外にいる社員同士で内線通話をスムーズに行ったりできます。
さらに、電話アプリはサービスごとに、電話業務を効率化できるさまざまな機能が利用可能です。例えば、Web電話帳や通話録音、IVR(自動音声応答)、転送電話などを、自社の業務にあわせて利用できます。
このように、電話アプリは単に通話するだけでなく、利用するサービスによってさまざまな電話環境を構築できます。
電話アプリの種類
電話アプリは、利用する電話番号の種類によって「電話番号不要型」「050番号型」「0AB-J型」の3種類に分けられます。
それぞれ利用できる電話番号や通話相手、特徴が異なるため、用途にあわせて選ぶことが大切です。
| 種類 | 電話番号 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 電話番号不要型 | なし | ・同じアプリを利用するユーザー同士で通話できる ・一般的に同一アプリ間であれば無料で通話できる ・携帯電話番号や固定電話番号とは通話できない ・インターネット環境があれば利用できる |
| 050番号型 | 050から始まる11桁の番号 | ・IP電話用の050番号を利用する ・地域に関係なく利用できる ・スマホやPCから発着信できる ・電話番号に地域情報は含まれない ・0AB-J型と比べて導入しやすい |
| 0AB-J型 | 03・06など市外局番から始まる10桁の番号 | ・市外局番付き固定電話番号を利用できる ・電話番号に地域情報が含まれる ・スマホやPCから固定電話番号で発着信できる ・事業用の連絡先として利用しやすい |
以下では、それぞれの特徴について詳しく解説します。
電話番号不要型
電話番号不要型とは、電話番号を使用せずに通話できる電話アプリの種類です。電話アプリをスマホやPCなどにインストールすれば、インターネット環境下でいつでも通話を行えます。また、電話番号不要型は同一アプリ間であれば、無料で通話できるのが大きな特徴です。
ただし、電話番号不要型では同一アプリ間でしか通話ができません。これは、電話番号が付与されないためです。そのため、電話番号不要型は携帯電話番号や固定電話番号との通話ができません。また、通話品質はサービスや通信環境によって異なり、通話中に雑音などが入る場合があります。
050番号型
050番号型とは、IP電話に割り当てられる「050」から始まる11桁の電話番号を使用する形式の電話アプリです。電話番号は「050-事業者の識別番号-加入者番号」で構成されています。0AB-J型のように電話番号に地域情報が含まれず、特別な条件を満たさなくてもスマホやPCで簡単に利用できるのが特徴です。
その一方で、050番号型は0AB-J型に比べると社会的信用が低い傾向にあります。地域情報が含まれていないため、どの地域の発信者か分からないことが関係しています。比較的容易に利用できることから、迷惑な営業電話や詐欺に利用されることも多く、050番号型は信頼されにくいのです。
また、事業者の識別番号が含まれていることから、事業者を変更する場合は電話番号が変更されます。
0AB-J型
0AB-J型とは、市外局番から始まる10桁の番号で構成されている電話番号を使用する電話アプリです。0AB-J型は総務省の「電気通信番号制度」に基づき、「市外局番-市内局番-加入者番号」という構成の電話番号を使用します。東京「03」大阪「06」のように、市外局番は必ず「0(ゼロ)」から始まります。
0AB-J型は、地域情報が含まれる番号であることから、社会的に信用されやすいのが特徴です。また、0AB-J型の電話アプリでも、通話品質はサービスや利用する通信環境に左右されるため、導入前に確認することが大切です。
ビジネス利用なら0AB-J型がおすすめ
電話アプリをビジネスで利用するなら、0AB-J型がおすすめです。
0AB-J型は、03や06など地域と結びついた市外局番付き固定電話番号を利用できます。電話番号から事業拠点の地域が伝わりやすく、事業用の連絡先として信頼感や安心感を持たれやすい点がメリットです。
さらに、0AB-J型の電話アプリなら、市外局番付き固定電話番号をスマホで利用できます。外出先やテレワーク中でも会社の固定電話番号で発着信できるため、固定電話の信頼感とスマホの利便性を両立できます。
このように、0AB-J型は地域性や信頼感、利便性の面から、ビジネス利用に適した電話アプリといえるでしょう。
電話アプリを利用するメリット
電話アプリは、従来の固定電話機にはないさまざまなメリットがあります。中でもビジネス利用するならば、前述の通り0AB-J型がおすすめです。なぜ電話アプリはビジネス利用しやすいのか、メリットから分かりやすく解説していきます。
コストを削減できる
電話アプリの大きなメリット、それはコストを削減できることです。スマホは外出先でも使えるため機動性の高いツールです。しかし、固定電話に比べると通話料が高く、ビジネス利用する場合は毎月の通話コストが高くつきます。
一方、電話アプリは契約プランや通話先によって通話料を抑えられ、同一アプリ間であれば通話料が無料になることもあります。例えば、外出先の社員や離れた拠点に電話をかける際も、内線扱いで無料通話が可能です。基本使用料がかかりますが、それはスマホも同じです。リーズナブルな通話料や内線通話ができるなど、トータルでみれば電話アプリはコストを削減しやすいといえるでしょう。
社外でも固定電話番号で発着信できる
0AB-J型の電話アプリならば、社外でも固定電話番号で発着信できます。固定電話は社会的信用度が高く、ビジネス利用するには必須ともいえる電話番号です。ただし、スマホに比べると機動性に欠け、オフィスに縛られてしまうのが難点でした。
しかし、0AB-J型の電話アプリは固定電話番号をスマホで利用できます。そのため、外出や自宅でリモートワークしている社員も、オフィスにいるのと同じように会社の固定電話番号で電話業務を行えます。働く場所が縛られないことは、ビジネスにおける大きなメリットといえるでしょう。
スマホ1台で複数の電話番号を使い分けられる
スマホ1台で複数の電話番号を使い分けられる点も、電話アプリのメリットです。
電話アプリを利用すれば、個人の携帯電話番号とは別に、仕事用の電話番号をスマホで利用できます。そのため、仕事用とプライベート用でスマホを2台持ち歩く必要がありません。
また、サービスによっては複数の事業用電話番号を1台のスマホで利用できます。例えば、部署や店舗ごとに異なる番号を設定し、用途に応じて発信元の電話番号を使い分けることも可能です。
スマホの台数を増やさず複数の電話番号を管理できるため、端末の購入費用や管理の手間を抑えながら、用途に応じた電話環境を構築できます。
Web電話帳やIVRなど便利な機能が豊富
電話アプリはさまざまな機能を利用できるのも特徴です。
例えば、クラウド上で顧客などの連絡先を一元管理・共有できるWeb電話帳、自動音声で案内して通話を振り分けるIVR、通話内容を自動で録音できる通話録音など、豊富な機能を利用できます。電話アプリサービスごとにさまざまな機能を利用できますので、自社に合う機能を持つアプリを導入すれば、業務効率化やコスト削減を実現できることでしょう。
電話アプリを選ぶポイント
電話アプリは、サービスによって利用できる電話番号や機能、料金などが異なります。そのため、利用目的や必要な機能を整理したうえで、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
ここでは、電話アプリを選ぶ際に確認したいポイントを紹介します。
個人利用かビジネス利用か
まずは、電話アプリを個人で利用するのか、ビジネスで利用するのかを明確にしましょう。
例えば、家族や友人との通話など個人利用が目的であれば、電話番号不要型や050番号型なども選択肢になります。これらは、手軽に導入・利用できて、費用も抑えやすいためです。
一方、ビジネスで利用する場合は、顧客や取引先との連絡に適した電話番号であるかどうかが重要なポイントです。例えば、会社の代表番号として利用するなら、顧客や取引先からの信頼感も重要です。そのため、03や06などの市外局番付き固定電話番号を使える0AB-J型が適しています。
また、ビジネスでは複数人での電話番号共有や内線通話、通話録音、IVRなどの機能が必要になることもあります。利用目的を明確にしたうえで、必要な電話番号や機能を備えたサービスを選びましょう。
必要な電話番号の種類
電話アプリを選ぶ際は、利用したい電話番号の種類に対応しているか確認しましょう。
電話アプリには、電話番号を使わないタイプのほか、050番号や03・06などの市外局番付き固定電話番号を利用できるサービスがあります。サービスによって対応する番号の種類は異なるため、用途に合った電話番号を取得・利用できるか確認が必要です。
例えば、会社の代表番号として地域に紐づいた番号を利用したい場合は、0AB-J型の電話アプリを選びます。すでに固定電話番号を利用している場合は、番号ポータビリティに対応しているかも確認しておくとよいでしょう。
また、市外局番付き固定電話番号は、サービスによって対応エリアが異なります。03や06など希望する市外局番を利用できるか、事前に確認しておきましょう。
通話料金・月額料金
通話料金や月額料金も、電話アプリを選ぶポイントです。
電話アプリはサービスによって、月額基本料金や通話料金、初期費用などが異なります。例えば、月額料金が安くても、通話量が多ければ通話料金が高くなり、結果的にトータルコストが大きくなることもあります。
また、ビジネス向けの電話アプリでは、利用する人数に応じたID料金や、追加番号、IVR、通話録音などのオプション料金が発生することもあります。
そのため、基本料金だけで比較するのではなく、毎月の通話量や利用人数、必要な機能などを踏まえ、実際にかかる費用を確認することが大切です。
通話品質
通話品質も、電話アプリを選ぶ際に確認しておきたいポイントです。
電話アプリはインターネット回線を利用して通話するため、通信環境やサービスによっては、音声の遅延や途切れ、雑音などが発生することがあります。
特にビジネスでは、顧客や取引先との会話を正確に聞き取れることが重要です。通話品質が安定していないと、聞き返しが増えたり、重要な内容を聞き逃したりする原因にもなります。
そのため、導入前に通話品質に関する仕様や利用者の評価を確認してみてください。可能であれば無料トライアルなどを利用して、実際の利用環境で問題なく通話できるかを確認しましょう。
必要な機能・セキュリティ
電話アプリを選ぶ際は、自社に必要な機能がそろっているか、セキュリティ面に問題がないかも確認しましょう。
ビジネス向けの電話アプリでは、複数人での電話番号共有や内線通話、Web電話帳、通話録音、IVR(自動音声応答)など、さまざまな機能を利用できます。必要な機能は企業によって異なるため、自社の電話業務にあわせて選ぶことが大切です。
また、電話帳や通話履歴など、業務上の情報を扱うため、セキュリティ面の確認も欠かせません。データの管理方法や通信の暗号化、アクセス制限など、どのような対策が行われているか確認しましょう。
必要な機能とセキュリティの両方を確認し、安心して業務に利用できるサービスを選ぶことが大切です。
ビジネス向け電話アプリなら03plus
スマホで固定電話番号を使える電話アプリをお探しなら03plusがおすすめです。
03plusは、03や06など全国の主要48エリアの市外局番付き電話番号を取得して、スマホで利用できる電話アプリです。番号ポータビリティにも対応しているので、条件が整っていれば移行後も既存の固定電話番号をそのまま利用できます。
03plusはWeb電話帳やIVR、大阪市でも導入されているクラウドFAXなど、業務効率を高めるさまざまな便利機能を利用可能です。「10分かけ放題」に加入すれば、1通話10分以内の通話が無料になりますので、通話コストの大幅削減も実現できます。
ビジネスで便利に利用できる電話アプリをお探しなら、03plusをぜひご検討ください。
まとめ
今回は、電話アプリをスマホで利用するとどのようなメリットがあるのかについて解説しました。
電話アプリは通話コストを抑えやすく、スマホで利用すれば外出先でも通話できるようになります。0AB-J型の電話アプリならば、スマホで固定電話番号を利用できますので、企業利用にも向いています。また、固定電話機にはないさまざまな便利機能を利用できるのも特徴です。固定電話では物足りない、便利な電話アプリを探しているという方は、ぜひ03plusをご検討ください。