法人携帯のかけ放題はどれがお得?料金比較・選び方を解説

法人携帯の通話料をできるだけ抑えたいものの、「どのかけ放題を選べば良いのか」「各社でどれくらい料金が違うのか」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

法人携帯のかけ放題には、完全かけ放題や5分・10分などの時間制、月間の無料通話時間が決まっているタイプがあります。料金や無料通話時間、適用条件はサービスによって異なるため、自社の通話頻度や1回あたりの通話時間に合ったものを選ぶことが大切です。

今回は、法人携帯で利用できるかけ放題の種類や各社の料金、選び方、契約時の注意点について解説します。

法人携帯の「かけ放題」の種類

法人携帯のかけ放題には、通話時間や料金体系によっていくつかの種類があります。
ここでは、法人携帯のかけ放題の種類について解説します。

完全かけ放題

完全かけ放題は、月額料金を支払うことで、国内通話を通話時間や回数を気にせず利用できるタイプです。1回の通話が長くなりやすい場合や、通話時間を予測しにくい業務に向いています。

通話時間を気にする必要がないため、電話が長引いても追加の通話料を気にせず利用しやすい点が特徴です。例えば、顧客との商談や問い合わせ対応など、1回の電話が長くなりやすい営業職やカスタマーサポートなどに適しています。

5分・10分などの時間制かけ放題

時間制かけ放題は、1回あたり5分・10分など、決められた時間内の国内通話が定額料金の対象となり、追加の通話料がかからないタイプです。無料通話時間を超えた分は通話料が発生します。

完全かけ放題より月額料金を抑えやすいため、長電話は少ないものの、短時間の電話を頻繁にかける場合に適しています。例えば、訪問日時の確認や簡単な連絡など、数分程度で終わる電話が多い業務に向いています。

月間の無料通話時間が決まっているタイプ

月間の無料通話時間が決まっているタイプとは、1カ月あたり一定時間まで国内通話を無料で利用できるものです。

1回ごとの通話時間に制限がないため、時間制かけ放題のように1回の電話が5分・10分を超えるたびに超過料金が発生する仕組みとは異なります。通話時間にばらつきがあるものの、月全体の通話量が一定範囲に収まる場合に向いています。

例えば、普段は短い連絡が中心でも、ときどき10分以上の電話をするような業務に適しています。

法人携帯で利用できる主なかけ放題を比較

法人携帯で利用できる主なかけ放題サービスを比較すると、以下のとおりです。

サービスかけ放題の種類料金無料通話時間
NTTドコモビジネスドコモBiz かけ放題3,553円/月(税込)国内通話かけ放題
KDDI通話定額ライト2/通話定額2880円/1,980円(税込)1回5分以内/国内通話かけ放題
ソフトバンク準定額オプション+/定額オプション+880円/1,980円(税込)1回5分以内/国内通話かけ放題
楽天モバイルRakuten Link Office追加料金なしRakuten Link Office利用時は国内通話無料
ワンストップかけ放題550円~1,870円(税込)最大75分・250分・500分相当の3段階

※「ドコモBiz かけ放題」は2GBのデータ通信を含む料金プランです。ビジネスメンバーズ割適用時は月額3,278円(税込)です。

※KDDI・ソフトバンクの料金は、対象となる料金プランに追加する通話オプションの月額料金です。

※料金や適用条件の詳細、最新情報については、各社の公式サイトをご確認ください。

各社の法人向けかけ放題サービスは、料金だけでなく、料金プランに通話定額が含まれるタイプや、基本プランに通話オプションを追加するタイプなど、仕組みにも違いがあります。

NTTドコモビジネスの「ドコモBiz かけ放題」は、2GBのデータ通信と国内通話かけ放題がセットになった料金プランです。一方、KDDIとソフトバンクでは、対象の料金プランに月額880円の5分以内かけ放題、または月額1,980円の完全かけ放題を追加できます。

楽天モバイルでは、専用アプリ「Rakuten Link Office」を利用することで、国内通話を追加料金なしで利用できます。また、OS標準の電話アプリから発信したい場合には、月間の通話量に応じて料金が550円・1,100円・1,870円(税込)の3段階で変わる「ワンストップかけ放題」も利用できます。

このように、法人向けのかけ放題は各社で料金体系や利用条件が異なります。かけ放題の料金だけでなく、基本料金やデータ容量、専用アプリの必要性なども含めて、自社の利用状況に合ったサービスを比較しましょう。

法人携帯のかけ放題はどれを選ぶべき?

法人携帯のかけ放題は、1回あたりの通話時間や月間の通話量に合わせて選ぶことが大切です。

  • 1回の通話が長い

1回の電話が長くなりやすい営業職やカスタマーサポートなどでは、通話時間を気にせず利用できる完全かけ放題が向いています。通話が長引いても超過料金が発生しないため、毎回の通話時間を気にせず利用しやすい点がメリットです。ドコモ・au・ソフトバンクはいずれも月額1,980円(税込)で完全かけ放題を提供しているため、通信エリアや基本料金なども含めて比較するとよいでしょう。

  • 短時間の通話が多い

訪問日時の確認や簡単な連絡など、短時間の電話を頻繁にかける場合は、5分・10分などの時間制かけ放題が適しています。完全かけ放題より月額料金を抑えやすいため、1回あたりの通話時間が短い業務ではコストを抑えやすくなります。ドコモ・au・ソフトバンクは1回5分以内、Y!mobileは1回10分以内の無料通話を利用できます。

  • 月間の通話量がある程度決まっている

1回ごとの通話時間にばらつきがあるものの、月全体の通話量がある程度決まっている場合は、月間の無料通話時間が設定されたタイプが向いています。1回ごとの無料通話時間に縛られにくいため、短い電話と長い電話が混在する場合でも利用しやすい点が特徴です。楽天モバイルの「ワンストップかけ放題」では、月75分・250分・500分までの通話時間に応じた料金体系を採用しています。

どのかけ放題サービスを選ぶか決める前に、現在利用している法人携帯の通話明細を確認しておくとよいでしょう。1回あたりの通話時間や月間の総通話時間、5分・10分を超える通話がどの程度あるのかを把握すると、自社に合ったタイプを判断しやすくなります。

例えば、時間制かけ放題は月額料金を抑えやすい一方、無料通話時間を超える電話が多いと超過分の通話料が増えます。オプション料金だけでなく、超過料金まで含めた毎月の通話コストで比較しましょう。

法人携帯のかけ放題を契約する際の注意点

法人携帯のかけ放題を契約する際は、無料通話の対象外となる番号や利用条件を確認しておくことが大切です。

  • 対象外の電話番号がある

0570から始まるナビダイヤルや番号案内(104)などは、かけ放題の対象外です。ほかにも、キャリアによって対象外となる電話番号やサービスが設定されています。問い合わせ窓口などへ0570番号を頻繁に利用する場合は、かけ放題を契約していても通話料が増える可能性があるため注意しましょう。

  • 国際電話や海外での通話は対象外となる

国際電話や海外での発着信は、かけ放題の対象外となるサービスが多く、別途通話料が発生します。海外の取引先と電話する機会が多い場合や、海外出張時に法人携帯を利用する場合は、国際通話や海外利用時の料金も事前に確認しておくことが大切です。

  • 無料通話時間を超えると通話料が発生する

5分・10分などの時間制かけ放題では、1回あたりの無料通話時間を超えた分に通話料がかかります。月間の無料通話時間が決まっているタイプも、上限を超えると従量課金となります。無料通話時間を超える通話が多いと、完全かけ放題より毎月の通話コストが高くなることもあるため、利用状況を確認しておきましょう。

  • サービスによっては専用アプリの利用が必要

かけ放題を適用するために、専用アプリからの発信が必要なサービスもあります。例えば楽天モバイルの「Rakuten Link Office」は、アプリを利用した国内通話が無料となります。通常の電話アプリから発信すると無料通話の対象にならないため、利用する社員にも発信方法を周知しておくことが大切です。

契約前に、よく発信する電話番号がかけ放題の対象となるか、無料通話の条件や対象外通話を各社の公式サイトで確認しておきましょう。

法人携帯の通話料を抑えるには「クラウドPBX」もおすすめ

法人の電話にかかる通話料を抑えたい場合は、クラウドPBXを活用する方法もあります。

クラウドPBXとは、従来、オフィスに設置していたPBX(電話交換機)の機能をクラウド上で利用できるサービスです。スマホやPCなどを電話端末として利用でき、外出先からでも会社の固定電話番号で発着信できます。

クラウドPBXでは、社員や拠点間の通話を内線化できるため、社員同士の連絡にかかる通話料を抑えられます。外出中の社員への電話の取り次ぎも内線で行えるため、外線転送にかかる通話料の削減にもつながります。

また、外出先から取引先へ電話する際も、スマホの携帯電話番号ではなく会社の固定電話番号から発信できます。クラウドPBXは、大手携帯キャリアの通常の通話料より安い料金で発信できるサービスもあり、外線通話料の削減にもつながることでしょう。

さらに、すでに使用している社用スマホやPCを電話端末として活用できるサービスであれば、電話業務のためだけに新たな法人携帯や固定電話機を用意する必要がありません。端末の購入費や維持費を抑えやすく、通話料だけでなく電話環境全体のコストの見直しにもつながります。

クラウドPBXの中には、一定時間までの通話を定額で利用できるかけ放題サービスを提供しているものもあります。通話頻度が高い場合は、こうしたサービスも含めて検討するとよいでしょう。

おすすめは03plusの「10分かけ放題」

10分以内の電話が多い法人には、03plusの「10分かけ放題」がおすすめです。

03plusは、スマホやPCなどから会社の固定電話番号で発着信できるクラウドPBXサービスです。スマホを会社の電話端末として活用できるため、外出先でも会社番号を使って取引先へ電話できます。

「10分かけ放題」は、スマホアプリ専用の通話オプションです。1IDあたり月額1,000円(税抜)で、1回10分までの通話料が無料になります。10分を超えた分は20円/30秒で課金されます。

例えば、営業担当者による訪問日時の確認や、外出先から取引先への簡単な連絡、顧客への折り返しなど、10分以内で終わる電話が多い業務に適しています。定額で利用できるため、毎月の通話コストを管理しやすい点もメリットです。

なお、1回の通話が10分を超えても、その通話全体に料金がかかるわけではありません。10分を超えた部分に対して20円/30秒の通常通話料が発生します。そのため、普段は10分以内の通話が中心で、ときどき長めの電話をする程度であれば利用しやすい料金体系です。

また、複数の電話番号を契約している場合でも、10分かけ放題を契約したIDからの発信であれば、どの番号を選んでも10分かけ放題が適用されます。

ただし、ナビダイヤル(0570など)や番号案内(104)は対象外です。また、ソフトフォンや専用IP電話機、宅内機器では利用できないため、契約前に利用条件を確認しておきましょう。

03plusの「10分かけ放題」について詳しくはこちら

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まとめ

今回は、法人携帯で利用できるかけ放題の種類や各社の料金、選び方、契約時の注意点について解説しました。

法人携帯のかけ放題には、完全かけ放題や5分・10分などの時間制、月間の無料通話時間が決まっているタイプがあります。自社の通話時間や通話量に合ったものを選ぶことで、無駄な通話コストを抑えやすくなります。契約前には、現在の通話明細を確認し、1回あたりの通話時間や月間の通話量を把握しておくと、自社に合ったサービスを選びやすくなります。

また、法人の電話にかかる費用を見直したい場合は、クラウドPBXの活用もおすすめです。スマホを内線化できるため、通話コストを下げるのに役立ちます。外出先でも会社の固定電話番号から発信できるため、電話環境全体の見直しにもつながります。

03plusでは、スマホから会社の固定電話番号で発着信できるほか、1回10分までの通話料が無料になる「10分かけ放題」も利用できます。

10分以内の電話が多い場合や、通話コストを下げたいとお考えの場合は、ぜひ03plusの導入をご検討ください。

03plusの「10分かけ放題」について詳しくはこちら

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