起業したいと考えているものの、「初めてのことで何から始めれば良いか分からない」「どのようなビジネスがおすすめなのか」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
初めての起業であれば、初期費用や固定費を抑えやすく、小さく始められるビジネスを選ぶと、リスクを抑えやすくおすすめです。
また、事業を始める際は、顧客や取引先からの問い合わせに対応できる電話環境を整えておくことも大切です。どのような電話番号やサービスを利用するかによって、導入・運用にかかる費用や電話対応のしやすさも変わります。
本記事では、初心者の起業におすすめのビジネスや起業までの流れを紹介します。あわせて、起業時の電話環境や固定電話番号を用意するメリット、コストを抑えて電話環境を構築できるクラウドPBXについても解説します。
目次
初心者の起業におすすめのビジネスとは?
初心者が起業するなら、できるだけ少ない資金で始められ、事業が軌道に乗るまでのリスクを抑えやすいビジネスがおすすめです。
例えば、以下のような特徴があるビジネスは、比較的小規模から始めやすいでしょう。
- 初期費用や固定費を抑えやすい
- 在庫を抱える必要がない、または在庫が少なくて済む
- 1人または少人数で始められる
- これまでの経験やスキルを活かせる
- 一定の需要が見込める
一方、店舗や大がかりな設備を必要とするビジネスは、開業時だけでなく、家賃や人件費など継続的な費用もかかります。また、商品を大量に仕入れるビジネスだと、売れ残った場合に在庫を抱えるリスクもあります。
まずは自分が持つ経験やスキルを整理し、できるだけ小さな規模から始められるビジネスを検討するとよいでしょう。
初心者でも起業しやすいビジネスの例
初心者でも比較的始めやすいビジネスとして、以下のようなものがあります。
・Webライティング
Webサイトやオウンドメディアなどの記事を作成する仕事です。パソコンとインターネット環境があれば始められ、これまでの仕事や趣味で得た知識も活かせます。
・Webデザイン
Webサイトや広告用バナーなどを制作する仕事です。制作に必要なスキルやパソコンなどの環境があれば、自宅でも始められます。
・動画編集
YouTubeやSNS、企業の広告などで使用する動画を編集する仕事です。パソコンや編集ソフトなどは必要ですが、店舗を構えずに始められます。
・オンライン講師
語学やプログラミング、資格など、自分の知識やスキルをオンラインで教える仕事です。オンラインで完結させれば、教室を借りる費用を抑えられます。
・オンライン秘書・事務代行
スケジュール管理やメール対応、資料作成、経理などの業務を代行する仕事です。事務や秘書、経理などの実務経験を活かして起業できます。
このほかにも、初心者が起業しやすいビジネスには、さまざまな選択肢があります。いずれにしても、起業するビジネスを選ぶ際は始めやすさだけでなく、自分の経験やスキルを活かせるか、顧客からの需要が見込めるかを確認しましょう。
初めての起業の流れ
初めての起業で「何が必要なのだろう」「何から準備すれば良いのだろう」といったお悩みを持つ方も多いでしょう。
起業するには、事業内容を考えるだけでなく、資金の準備や開業手続きなどが必要です。ただし、必要な準備を順番に進めていけば、一つずつ着実に進められます。
ここでは、初めて起業する方に向けて、事業を始めるまでの基本的な流れを解説します。
起業目的や事業内容を決める
まずは、なぜ起業するのかを整理し、どのような事業を行うのかを決めましょう。
事業内容を考える際は、「誰に」「何を」「どのように提供するのか」を具体的にします。自分の経験やスキルを活かせるかだけでなく、商品やサービスを必要とする顧客がいるかを確認することも大切です。
あわせて、市場や競合についても調査しましょう。市場の規模やニーズ、競合が提供している商品・サービス、価格、特徴などを調べることで、自分の事業に需要が見込めるか、競合とどのような違いを出せるかを検討できます。
調査した内容をもとに、ターゲットと提供する商品・サービス、自社ならではの強みを整理していきましょう。
事業計画・収支計画を作る
事業内容が固まったら、事業計画と収支計画を作成しましょう。
事業計画では、提供する商品・サービスやターゲット、販売方法、今後の事業展開などを具体的に整理します。頭の中にあるアイデアを書き出すことで、事業の方向性や課題を把握しやすくなります。
あわせて、売上や経費を予測して収支計画も立てましょう。どの程度の売上が必要なのか、毎月どのくらいの費用がかかるのかを確認しておけば、必要な資金も見積もりやすくなります。
また、事業計画は、自分自身が経営の見通しを立てる際だけでなく、事業内容を第三者に説明する際にも役立ちます。例えば、金融機関から融資を受ける際は、事業計画書の提出を求められることがあります。
起業後の経営に役立てるためにも、売上や経費、今後の事業展開などをできるだけ具体的に整理しておきましょう。
事業形態を決める
次に、個人事業として始めるのか、法人を設立するのかを決めましょう。
個人事業は、法人と比べて開業時の手続きや費用を抑えやすく、小規模から事業を始めたい場合に向いています。一方、法人は設立に費用や手続きが必要ですが、取引先によっては法人であることが取引条件となることもあります。
法人を設立する場合は、株式会社や合同会社などの形態から選択します。それぞれ設立費用や運営方法などが異なるため、事業規模や今後の展開を踏まえて検討することが大切です。
初めて起業する場合は、まず個人事業主として小さく始め、事業の成長にあわせて法人化する方法もあります。
必要な資金を準備する
事業計画や収支計画をもとに必要な金額を把握したら、起業に向けて資金を準備しましょう。
起業時は、設備や備品の購入、法人の設立手続きなどに必要な開業資金に加えて、事業を継続するための運転資金も必要です。運転資金には、家賃や人件費、仕入れ費、通信費などが含まれます。
また、起業直後から十分な収入を得られるとは限りません。そのため、当面の生活費も考えておくことが大切です。
自己資金だけで不足する場合は、金融機関からの融資などによる資金調達も検討します。事業を始めてから資金不足に陥らないよう、余裕を持って必要な資金を準備しておきましょう。
開業・法人設立の手続きを行う
ここまで準備が整ったら、事業形態に応じて開業・法人設立の手続きを行いましょう。
個人事業主として起業する場合は、税務署へ「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出します。また、青色申告を希望する場合などは、必要に応じて別途手続きを行います。
法人を設立する場合は、定款の作成や資本金の払い込み、法務局での設立登記などが必要です。設立後には税務関係をはじめとする各種届出も行います。
必要な手続きは事業形態や従業員の有無などによって異なるため、自分の事業に必要なものを事前に確認しておきましょう。
起業に固定電話番号は必要?
開業・法人設立の手続きとあわせて考えておきたいのが、事業で使用する電話番号です。
スマホが普及した現在では、固定電話番号を持たずに起業することも可能です。しかし、顧客や取引先との連絡手段として固定電話番号を用意しておくことには、さまざまなメリットがあります。
ここでは、起業時に固定電話番号を用意する主なメリットを紹介します。
信用を得やすい
固定電話番号を取得することで、法人として社会的信用を得やすくなります。
起業したてのころは「スマホだけでも良い」と思う方は多いかもしれません。確かに、電話をするだけならばそれでも良いでしょう。しかし、電話というのは企業と顧客をつなぐ窓口です。顧客からすると「携帯電話番号だけど、本当に実在する会社?」という不安があります。そのため、スマホだけだと信用が得られにくいのです。
固定電話番号を取得しておけば、顧客も「実在する会社だ」と安心してくれます。また、銀行にて法人口座を開設する場合は固定電話番号のみしか受け付けていないことが少なくありません。このように、さまざまな面で固定電話番号は社会的信用を得やすいため、起業したばかりでも取得しておくべきといえます。
プライベートの電話番号を使用せずに済む
固定電話番号を取得しておけば、仕事とプライベートを切り分けられます。
起業したばかりでスマホのみで業務を開始する場合、初期費用を抑えられるなどのメリットがあります。しかし、プライベートの携帯電話番号で仕事をすることにはさまざまなデメリットがあります。例えば、休日であっても顧客からの電話がかかってくることがあり、プライベートと仕事が切り分けられなくなります。また、個人情報を公にして業務利用することは、トラブルにもつながるでしょう。
固定電話番号を取得すれば、仕事とプライベートをしっかり分けられますし、無用なトラブルも避けられます。
クラウドPBXならコストを抑えて電話の悩みも解決できる!
クラウドPBXは導入・運用コストを抑えることができ、電話業務に関するさまざまな悩みを解決できるサービスとして注目されています。クラウドPBXとはどのようなものなのか、そのメリットやデメリットも解説します。
クラウドPBXとは
クラウドPBXとは、クラウド上にPBXを設置してインターネット回線で端末をつなぎ、電話環境を構築するシステムのことです。従来型のPBXのように設置工事が不要なため、初期費用を抑えてスピーディーに導入できるのが特徴です。
また、インターネット回線で各端末をつないでいるため、スマホやパソコンなどさまざまな端末で固定電話番号を利用できます。例えば、外出先でもスマホを使って会社代表番号による発着信が可能です。
クラウドPBXのメリット
クラウドPBXには、以下のようなさまざまなメリットがあります。
- 初期費用や運用コストを抑えられる:クラウド上にPBXを設置するため機器の購入や工事費用を抑えられます。通話料金や契約プランによっては、通話コストも抑えられます。また、PBXのメンテナンスや買い替え費用もかかりません。
- 固定電話や回線不要:固定電話機や電話回線不要で、すぐに利用できます。
- 固定電話番号をスマホで持ち運べる:外出先でもスマホから会社代表番号で発着信できます。
- 移転時も電話番号変更リスクが低い:同一市外局番エリア内の移転であれば、電話番号を変更する必要はありません。
- 移転後も工事は不要:クラウド上にPBXが設置されているため、移転後も工事は不要です。
- オフィスをすっきりできる:固定電話機や電話回線が不要なため、オフィス内をすっきりできます。レイアウトも配線を意識せずに自由に変更できます。
- 台数の増減が簡単:企業規模の拡大や繁忙期などのタイミングでも、設定画面からすぐに台数を増加できます。
- BCP対策になる:災害時もインターネット回線があれば電話業務を継続できます。顧客の連絡先などのデータはクラウド上に保管されているので安全です。
このように、コスト面のメリットのほか、導入に時間がかからずスピーディーであること、そして屋外でも電話を受けられる利便性も押さえておきたい特徴です。
特に起業したての場合は、オフィスにいるスタッフの数も少なく、全員が外出しているということも珍しくありません。
従来の固定電話の場合、オフィスに誰もいなくなるときは、社員の携帯電話に転送設定をかけるなどで、外出先でも電話対応できるようにすることは可能でした。しかしこの方法を使うと、転送に関する費用がかかってしまうほか、転送の設定をする手間もかかります。また、一般的に転送先はひとつしか指定できないため、特定の社員に電話対応の負担が偏ってしまいます。
クラウドPBXであればこのような転送の悩みはなくなります。会社宛の電話は、登録している社員全員の携帯電話に直接着信するためです。転送の設定が不要、転送のコストが不要、そして負担も偏りません。
起業したばかりの忙しい時期は、業務に集中できる環境を作りたいものです。クラウドPBXを導入することで、電話対応まわりを効率化し、コア業務にあたる時間を増やす取り組みにもなるのです。
クラウドPBXのデメリット
クラウドPBXには以下のようなデメリットもあります。
- 停電時には使えない:インターネット回線を使用するため、停電時には通話ができない場合があります。
- 音声品質が低下することがある:インターネット環境が悪いと、音声品質が低下することがあります。
- かけられない番号がある:サービスや取得する電話番号によっても異なりますが、「110」「119」などの緊急通報や「0120」などの特殊番号への発信ができない場合があります。
起業時/スタートアップでクラウドPBXを選ぶ際のポイント
起業時にクラウドPBXを導入するならば、ぜひ以下で解説するポイントをおさえておきましょう。
小規模プランがあるか
まずは、小規模プランがあるかどうか確認することをおすすめします。
クラウドPBXはサービスによって小規模・中規模・大規模などさまざまなプランがあります。起業したての頃はまだ規模が小さいはずなので、小規模プランを選びましょう。「将来的に大きくなるから」といって大規模プランを選んでしまうと、売上に対して固定費が割高になり、キャッシュフローのバランスが悪くなります。ベンダーの担当者にも相談しながら、自社にあった規模のプランやオプションを選ぶことをおすすめします。
中規模、大規模プランへの移行が可能か
将来的に規模を大きくするつもりであれば、中規模・大規模プランへの移行ができるかも確認しておきましょう。
前述の通り、規模の小さい起業当初は小規模プランを選ぶのが基本です。しかし、事業が軌道に乗れば、規模を徐々に大きくしていくことになります。規模が大きくなると、やはり小規模プランでは機能面で物足りなさを感じるようになります。中規模・大規模プランが用意されていないベンダーの場合、規模拡大に伴って他社サービスへの乗り換えが必要になる可能性があります。番号ポータビリティの条件を満たさない場合は、電話番号の変更が必要になることもあります。
しかし、中規模・大規模プランへの移行が可能なサービスであれば、乗り換え手続きや電話番号の変更リスクを回避できます。将来のことを考えるのであれば、規模拡大に伴ってクラウドPBXも課題なく利用できる上位プランのあるサービスを選びましょう。
必要な機能があるか
クラウドPBXを選ぶ際には、自社にとって必要な機能があるかどうかもチェックすべきです。
クラウドPBXはさまざまな機能を利用できますが、中には自社の業務に関係ない機能もあります。反対に、必要不可欠な機能が利用できないサービスもあるかもしれません。導入してから後悔しないためにも、まずは自社の業務で必要な機能を洗い出しましょう。そして、その機能を利用できるサービスであるか、機能の質は高いかなどをチェックしてクラウドPBXを選んでいきましょう。
操作しやすいか
操作のしやすさもクラウドPBXを選ぶポイントです。
起業やスタートアップの場合、社員数は一人または少数であることがほとんどです。きっと慣れない業務に追われて忙しくしていることでしょう。そのような状況で、使い勝手の悪いツールがあると、業務は停滞してしまうものです。
クラウドPBXはベンダーごとに提供されているアプリが異なります。UIの見やすさや使いやすさなどをチェックして、業務に支障がない操作性の良いアプリを選びましょう。
通話は安定しているか
クラウドPBX選びでは通話品質も大切なポイントです。
起業したての頃は、とにかく顧客の信頼を得ることが重要です。そんなときに通話品質の悪いクラウドPBXを使っていると、聞き間違い・聞き逃しにより信頼を失う可能性があります。ちょっとした聞き間違いであっても、後になって重大な問題に発展することは少なくありません。顧客からのクレームや訴訟リスクを抑えるためにも、通話品質が高く、音の途切れやノイズのないクラウドPBXを選びましょう。
サポートは十分か
サポート体制もクラウドPBX選びではおさえておきたいところです。
起業したばかりの頃は、何もかもが新しいことで不安や疑問も多く出てきます。クラウドPBXという新たなツールの導入も不安を感じてしまうのではないでしょうか。そんなときに頼りたいのがベンダー側の担当者です。「導入方法について」「自社に必要な機能はどれか」などの疑問に親身になって答えてくれれば、安心してサービスを利用できるでしょう。トラブルがあった際も軽いフットワークで即座に解決してくれれば、安心できます。
トータルコストが割高にならないか
クラウドPBXを導入する際は、費用面も確認しましょう。
クラウドPBXはサービスごとに料金体系が異なります。リーズナブルなところもあれば、大企業向けでそれなりの費用がかかることもあります。まずは自社にあったプランや機能を明らかにし、ベンダーごとにかかるトータルの費用を確認しましょう。基本料金がリーズナブルであっても、オプション機能を含めたら割高になるケースもあります。表面的な価格だけでなく、自社での運用シーンを考えて費用比較をしてみてください。
起業時/スタートアップのクラウドPBXなら「03plus」

起業やスタートアップでクラウドPBXを導入するなら03plusがおすすめです。03plusは、全国の主要48エリアの市外局番付き電話番号を取得できるサービスです。信頼されやすい固定電話番号を最短10分で取得して利用できるため、起業やスタートアップでの新規導入に向いています。
業務効率化やコスト削減に役立つ機能を利用できるのも03plusの特徴です。電話の一次対応を任せられる「IVR(自動音声応答)」や「留守レポ」、FAXをクラウド上で送受信できる「クラウドFAX」、通話を自動で録音して保存できる「通話録音」、顧客の連絡先をクラウド上で管理できる「Web電話帳」などがあります。さらに、「10分かけ放題」というオプション機能は起業やスタートアップ企業で人気があります。月額1,000円で利用でき、1通話あたり10分までの通話が全て無料になります。この機能を活用すれば、起業したばかりで固定費を削減したいという希望を実現できます。
また、03plusは1IDからのご利用はもちろん、30ID以上の大規模オフィスにも対応しています。小さくはじめられて、規模が大きくなっても安心して使えるクラウドPBXをお探しなら、ぜひ03plusをお選びください。
まとめ
今回は、起業やスタートアップでクラウドPBXがおすすめの理由を解説しました。
起業には多くの費用が必要で、固定費である電話関連の費用を削減したいと考える方は多くいます。とはいえ、個人の携帯電話番号だけで業務を行うと、顧客からの信頼が得られにくくなります。そこでおすすめなのが、固定電話番号を取得して利用できるクラウドPBXです。クラウドPBXならば、初期費用を抑えてスピーディーに導入でき、運用コストも抑えられます。業務改善に役立つさまざまな機能も利用できますので、クラウドPBXを導入すれば起業時の忙しい期間も乗り切れることでしょう。ぜひ、導入をご検討ください。
