法人の電話番号を最安で取得する方法は?各方法のメリット・デメリットを解説

「自社で利用する電話番号をできるだけ安く取得したい」とお考えの担当者の方は多いのではないでしょうか。

法人で利用できる電話番号には、市外局番付き番号や050番号、ひかり電話、携帯番号の活用、バーチャルオフィス付帯の番号など、さまざまな選択肢があります。どの方法を選ぶかによって、初期費用や月額コスト、使い勝手、対外的な印象は大きく異なるため慎重に選ぶことが大切です。

「電話番号を最安で取得する方法を知りたい」「ビジネスをスムーズに進めたい」「取得方法ごとのメリット・デメリットはある?」など、疑問も多くあることでしょう。

そこで今回は、法人が電話番号をできるだけ安く取得するための代表的な方法を整理し、それぞれのメリットと注意点を解説します。あわせて、コストを抑えつつ実務でも使いやすいサービスの選び方や、番号を変えずに移行するためのポイントについても紹介します。

法人が電話番号を“安く取得する”方法5選

法人の電話番号というと、固定電話回線を新たに引く必要があり、初期費用や月額料金が高いというイメージを持たれがちです。しかし実際には、取得方法を工夫することで、コストを抑えながら法人用の電話番号を用意することが可能です。

ここでは、法人が電話番号をできるだけ安く取得するための代表的な方法を5つ取り上げ、それぞれのメリットと注意点を整理します。自社の事業規模や運用スタイルに合った方法を選ぶための判断材料として参考にしてください。

市外局番(03/06等)をIP電話・クラウドPBXで取得する

IP電話やクラウドPBXを利用すれば、03(東京)や06(大阪)などの市外局番付き電話番号を、従来の固定電話よりも安く取得・運用できます。インターネット回線を使って通話する仕組みのため、回線工事や専用設備が不要な点が特徴です。

・メリット

市外局番付き番号は、法人の代表番号として一般的で、取引先や顧客に安心感を与えやすい点が大きなメリットです。携帯番号や050番号と比べて、法人らしい印象を持たれやすく、対外的な信用面でも使いやすいといえます。

また、物理的な固定電話回線を引く必要がないため、初期費用を抑えやすく、オフィスの場所に縛られず利用できる点も魅力です。スマホやPCで受発信できるサービスも多く、テレワークとの相性も良好です。

・注意点

市外局番付き番号は、原則として利用エリアとの紐づけが求められます。そのため、希望する地域の番号を必ず取得できるとは限りません。

また、050番号と比べると、月額費用がやや高くなる傾向にあります。しかし、通話品質や機能、サポート体制はサービスごとに差があるため、料金の安さだけで選ばず、実務で問題なく使えるかを確認することが重要です。

このようなことから、IP電話・クラウドPBXによる市外局番取得は、コストを抑えつつ法人らしい電話番号を持ちたい場合に有効な方法といえるでしょう。

050番号(IP電話)で取得する

050番号は、IP電話サービスを利用して取得できる電話番号で、法人が電話番号を安く用意したい場合の代表的な選択肢です。固定電話回線を引く必要がなく、インターネット環境があれば利用できます。

・メリット

050番号の最大のメリットは、取得・運用コストを抑えやすい点です。初期費用がかからない、あるいは非常に安価なサービスが多く、月額料金も市外局番付き番号に比べて低く設定されている傾向があります。

また、申し込みから利用開始までが早く、スマホやPCでそのまま使えるサービスも多いため、スピード重視で電話番号を用意したい場合にも向いています。

・注意点

050番号は固定電話番号と比べ、取引先や顧客によっては信頼感が低いと受け取られる場合があります。特に、初めて取引する相手や、電話番号の信頼性を重視する業種では注意が必要です。

また、無料で取得できる050番号サービスもありますが、通話品質が安定しにくい、広告表示が入る、サポートが限定的といった制約がある場合があります。長期的な事業利用を前提とする場合は、安さだけでなく、通話品質や運用面の条件を確認しておくことが重要です。

このように、050番号はコスト面でのメリットが大きい一方、対外的な印象やサービス品質には差が出やすい方法といえます。用途や取引先の性質を踏まえたうえで選ぶことが大切です。

ひかり電話で取得する

ひかり電話は、光回線を利用して提供される固定電話サービスで、従来の固定電話に近い形で電話番号を取得できる方法です。すでに光回線を利用している場合、追加の選択肢として検討されることがあります。

・メリット

ひかり電話で取得できる番号は、03や06などの市外局番付き番号であり、法人の代表番号として違和感がありません。固定電話番号は認知度が高く、取引先や顧客に対して安心感を与えやすい点がメリットです。また、通話品質が安定している点も特徴です。従来の固定電話に近い感覚で利用できるため、音質や接続の安定性を重視する場合には向いています。

・注意点

ひかり電話を利用するには、光回線の契約が前提となります。そのため、光回線が未契約の場合は回線工事が必要となり、初期費用や導入までの時間がかかります。

また、月額料金は050番号やIP電話サービスと比べると高くなる傾向があります。電話機や専用機器の設置が必要になるケースもあり、運用の柔軟性という点では、IP電話やクラウドPBXに劣る部分もあります。

このように、ひかり電話は安定性と信頼性に優れる一方で、コストや導入の手軽さを重視する場合には注意が必要な方法といえるでしょう。

手持ちの携帯番号を代表として使う

法人の電話番号をできるだけ安く用意するなら、手持ちの携帯電話番号を代表番号として利用する方法もあります。新たに電話番号を取得する必要がなく、すぐに使い始められる点が特徴です。

・メリット

最大のメリットは、追加コストがほとんどかからない点です。すでに利用している携帯電話番号をそのまま代表番号として使えば、初期費用や新たな月額料金は発生しません。また、申し込みや設定といった手間が不要で、事業開始と同時に連絡先を用意できる点もメリットです。

・注意点

携帯電話番号を法人の代表番号として使う場合、対外的な印象には注意が必要です。取引先や顧客によっては、個人事業のように受け取られたり、連絡先として不安を感じられたりするケースもあります。また、業務とプライベートの通話が混在しやすく、電話対応の管理が難しくなる点もデメリットです。将来的に従業員が増えたり、電話対応を分担したりする場合には、運用面で限界が出やすい方法といえるでしょう。

このように、手持ちの携帯番号を使う方法はコスト面では有利ですが、事業の成長や対外的な信用を考えると、長期的な代表番号としては慎重な検討が必要です。

バーチャルオフィス付帯の電話番号を使う

バーチャルオフィスのサービスには、住所利用に加えて電話番号が付帯しているものがあります。オフィスを借りずに法人住所と電話番号をまとめて用意できるため、起業初期の選択肢として検討されることがあります。

・メリット

バーチャルオフィス付帯の電話番号を利用すれば、物理的なオフィスを構えることなく、法人用の住所と電話番号を同時に用意できます。初期費用や固定費を抑えやすく、特にスタートアップや個人規模の法人にとっては手軽な方法です。また、サービスによっては電話代行や転送機能が含まれており、常時電話対応が難しい場合でも、一定の対応体制を整えられる点がメリットです。

・注意点

一方で、電話番号の自由度や使い勝手には制約がある場合があります。例えば、発着信が直接できずに転送や代行対応が前提の場合があり、即時対応が求められる業務には不向きな場合があります。また、取引先によっては、バーチャルオフィスの住所や電話番号を使用していることを気にすることもあります。信頼性という点では、やや見劣りするといえるでしょう。業種や取引内容によっては、対外的な印象に配慮が必要です。

このように、バーチャルオフィス付帯の電話番号は、コストや手軽さを重視する場合には有効ですが、実際の電話運用や信用面を踏まえたうえで選ぶことが重要です。

最安サービスを選ぶためのチェックポイントは?

法人向けの電話番号サービスは、単純に月額料金が安いものを選べば良いとは限りません。実際の利用状況によっては、トータルコストが高くなってしまうケースもあります。以下のポイントを整理したうえで、自社にとって本当に安く使えるサービスを見極めることが重要です。

・初期費用と月額費用

導入時にかかる初期費用と、毎月発生する固定費を確認します。初期費用が無料でも、月額費用が高い場合や、その逆のケースもあるため、長期的な視点で比較することが大切です。

・通話料

発信回数や通話時間が多い場合、通話料の単価がコストに大きく影響します。月額費用が安くても、通話料が割高だと結果的に高くなることがあります。

・同時通話チャネル数

同時に何件の通話ができるかも重要なポイントです。少人数であれば問題にならなくても、複数人で電話対応を行う場合は、チャネル数が不足すると業務に支障が出ることがあります。

・利用できるID数

スマホやPCで電話を使う場合、何IDまで利用できるかを確認します。従業員数や将来的な増加を見据えて、必要な数をカバーできるかをチェックしましょう。

・工事や機器設置の有無

回線工事や専用機器の設置が必要なサービスは、初期コストだけでなく導入までの時間もかかります。できるだけ早く使い始めたい場合は、工事不要のサービスが向いています。

これらの条件を踏まえると、「どの項目を重視するか」によって最安となるサービスは変わります。例えば、短い通話が多い業務であれば、通話料を抑えられるプランを選ぶことで、月額費用以上にコストを下げられる場合があります。

その点、03plusでは、10分以内の国内通話を定額で利用できる「10分かけ放題」オプションが用意されています。短時間の発信が中心となる法人であれば、通話料を含めたトータルコストを最安水準に抑えられるのでおすすめです。

番号そのまま安いサービスに移行するために「番号ポータビリティ」も要チェック

安いサービスに切り替える際は「番号ポータビリティ」の可否を必ずチェックしましょう。

番号ポータビリティとは、現在使用している電話番号を変更せずに、別の電話サービスへ移行できる制度のことです。

法人の場合、名刺やWebサイト、取引先との契約書などに電話番号を記載していることが多く、番号変更は手間や混乱につながりやすいのが実情です。そのため、番号を引き継げるかどうかは、コスト以上に重要な判断材料になります。

市外局番(0ABJ)番号は、対応する事業者間であれば番号ポータビリティが可能な場合があります。ただし、番号種別・提供エリア・事業者側の対応状況など条件があるため、申込み前に移転可否を確認しましょう。

050番号は、固定系の双方向番号ポータビリティの対象外のため、原則として事業者変更で番号を引き継げません。運用開始後に乗り換える可能性がある場合は注意が必要です。

また、ひかり電話の番号は条件次第で移行できる場合があります。しかし、全てのサービスが対応しているわけではないため、確認が必要です。

このように、番号ポータビリティは後回しにせず、サービス選定の初期段階で必ずチェックしておきましょう。

例えば、03plusでは、市外局番付き番号の新規取得だけでなく、番号ポータビリティにも対応しています。現在の番号を維持したまま、通信コストを見直したい場合は検討してみてください。

安いクラウドPBXなら「03plus」がおすすめ

費用を抑えてクラウドPBXを利用したいのであれば、03plusがおすすめです。ここでは、03plusとはどういうサービスなのか、そして通話料を抑えられる10分かけ放題オプションについて解説します。

03plusとは?

03plusは、スマホをそのままビジネス用の固定電話として利用できるクラウドPBXサービスです。専用の電話機やPBX装置をオフィスに設置する必要がなく、アプリをインストールするだけで03や06などの市外局番付き電話番号を利用できます。

回線工事や配線作業が不要なため、導入までの手間が少なく、初期費用を抑えて電話環境を整えられる点が特徴です。また、オフィスにいなくても同じ番号で発着信できるため、外出先や在宅勤務中でも電話対応が可能になります。場所を問わず代表番号で対応できることは、少人数の法人や柔軟な働き方を取り入れている企業にとって大きなメリットといえるでしょう。

また、番号ポータビリティにも対応しており、番号を変えずにコスト見直しを行いたい場合にも適しています。

さらに、03plusでは以下のようなビジネス向け機能を利用できます。

・クラウドFAX:FAX機を設置せず、スマホやPCで送受信が可能

・通話録音:通話内容を自動で記録し、後から確認できる

・IVR(自動音声応答):着信時に音声ガイダンスで用件を振り分け

・留守レポ:着信に自動応答し録音した内容をテキストや音声で確認可能

これらの機能により、電話対応の効率化と管理のしやすさを両立できます。

使うほど他社よりお得な「10分かけ放題」オプション

「業務通話のコストを抑えたい」という企業にとって、03plusの10分かけ放題オプションは大きなメリットとなります。

10分かけ放題とは、10分以内の国内通話を定額(月額1,000円)で利用できるオプションです。

例えば、短時間の発信が多い業務では、従量課金型の通話料が積み重なりやすく、月額費用以上にコストが膨らんでしまいます。しかし10分かけ放題を利用すれば、通話時間を気にせず発信でき、結果的に他社サービスよりもトータルコストを抑えやすくなります。

問い合わせ対応や取引先との確認連絡など、短い通話が中心の法人にとって嬉しいオプションといえるでしょう。

03plusについて詳しくはこちら

まとめ

今回は、法人の電話番号をできるだけ安く取得する方法について、代表的な選択肢とそのメリット・注意点を整理しました。

法人で利用できる電話番号には、市外局番付き番号、050番号、ひかり電話、携帯番号の活用、バーチャルオフィス付帯番号などがあります。これらは取得方法によって、コストや使い勝手、対外的な印象が大きく異なります。

電話番号の取得で後悔しないために大切なのは、「月額料金が安いかどうか」だけで判断しないことです。通話料、同時通話数、利用ID数、工事の有無、番号ポータビリティへの対応状況などを踏まえ、自社の利用実態に合ったサービスを選ぶことで、トータルコストを抑えやすくなります。

クラウドPBXの03plusは、市外局番の取得や番号ポータビリティに対応しつつ、スマホで場所を問わず電話対応ができるサービスです。短時間通話が多い法人であれば、10分かけ放題オプションを活用することで、通信費の最適化も期待できます。「法人の電話番号を安く取得したい」とお考えなら、ぜひ03plusをご検討ください。

03plusについて詳しくはこちら

電話回線一体型クラウドPBX 03plusエンタープライズ