テレワーク中でも従業員を支援できる福利厚生アイディア集!

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2020年新型コロナウイルスが世界中でパンデミックを起こし、国内でも4月に全国に緊急事態宣言が発令されました。密閉、密集、密接の3つの密を避けることが重要とされ、そこで注目された働き方がテレワークです。通勤途中の感染や職場クラスターのリスクもなく、導入をした企業も多いのではないでしょうか。

テレワークを導入することで、いつでもどこでも働けて、通勤時間がなくなったことからプライベート時間を多く確保できるようになりました。

しかし、社員にメリットがある一方で、コミュニケーション不足や運動不足などで心身を患う社員も少なくありません。そこで会社側で見直しをおすすめしたいのが、テレワーク中の福利厚生です。

この記事ではテレワーク中に削減できる福利厚生費や、テレワーク中だからこそ導入したい新しい福利厚生についてご紹介していきます。

 

 

福利厚生の基本知識

福利厚生の基本知識についてご紹介します。福利厚生とは業務形態や給与とは別に、社員やその家族の満足度向上のために取り入れられている人事・労務管理施策です。福利厚生には、下記の2種類があります。

 

  • 法定福利厚生制度

労災保険、雇用保険、厚生年金保険、健康保険など

法律で加入が義務付けられているもの

 

 

  • 法定外福利厚生制度
  • 生きがいづくり支援

生涯学習支援・自己啓発制度、文化・スポーツ・レクリエーション活動の補助など

  • 厚生施策

社宅・独身寮の提供、社員食堂、保養所の完備、社員旅行、忘年会・歓送迎会、リフレッシュ休暇、ボランティア休暇制度、育児・介護休業制度、健康管理施策など

  • 生活補助施策

住宅購入資金融資制度、家賃補助制度、通勤交通費補助、災害見舞金制度、財形貯蓄など

 

法定外福利厚生は、社員の生活をより豊かにし、満足度をあげることを目的にした福利厚生です。

2020年は社員旅行や歓送迎会などの飲み会の中止、社員食堂の閉鎖などをした会社も多く、社員が法定外福利厚生の恩恵を受けられなかったというケースも多いでしょう。

 

テレワークで削減できる福利厚生費

その他にも、テレワークになったことによって削減できる福利厚生費にどのようなものがあるのでしょうか。

 

固定費

社員が出社するから必要としていた固定費が削減できるでしょう例えば、オフィスで使用するコピー用紙や文房具、オフィスの光熱費などがあげられます。

完全にテレワークにした会社では本社をなくす、いわゆるオフィスレスの会社もあるでしょう。全員で集まる必要がある時には、その都度貸会議室を借りるようにすればオフィスの賃料も削減できます。

社員食堂がある会社は新型コロナウイルスの感染防止や、テレワークのため食堂自体を閉鎖すればその費用も削減できるでしょう。

 

通勤費

次に削減できるのが通勤費ですテレワークになったことで通勤の必要がなくなったことから、社員の定期代を削減することができるでしょう。

数日のみ出社する場合でも、定期代よりも都度清算にしたほうが安い場合は、交通費がかかった分だけ支給する会社も出てきています。

 

テレワーク中の福利厚生アイディア

テレワークにしたからこそ浮いた福利厚生費で、テレワーク中の社員の生活をより豊かにするテレワークに特化した福利厚生の導入がおすすめです。ではどのようなものがあるのか詳しくご紹介していきます。

 

 テレワーク手当

テレワーク手当の導入は、すでに導入している会社も多いかもしれません。

テレワーク手当として支給することで、テレワークにかかった電気料金や通信費、光熱費などを社員が賄う際に利用できる手当のことです。

他にはテレワークを快適に行うためのPCスタンドや、家具、照明などをその費用から購入できるもので、社員にある程度使い方がゆだねられている手当といえるでしょう

 

食事支援

2つ目におすすめの福利厚生は食事支援です。テレワーク中は生活リズムも乱れがちで、食生活もレトルトやカップ麺で済ませてしまうという人も多いでしょう。中には昼食を抜いて仕事をする人もいるかもしれません。

しかし、そのようなことをすると身体の調子が崩れ、結果的にテレワーク中の心身の不調へとつながるのです。

そこでおすすめなのが、社員の食への支援を手厚くする福利厚生です。固定費や通勤費を削減できる分、食事支援を充実させることで、社員の満足度も向上し、効率良く仕事ができるようになります

ではどのような食事支援サービスがあるのでしょうか。

 

オフィスおかんの仕送り便

オフィスおかん便は社員の自宅に社食を提供できるサービスです。1袋ごとに小分けにされたお惣菜をレンジで1分温めるだけですぐに食べられます。

いつもの食事に1品副菜を追加したり、定食スタイルで食べたりと自分の食事のスタイルに合わせて利用することが可能です。

優しい味付けで毎月旬のものや全国各地の地のものを売りにしており、子どもでも安心して食べられるため、子どものいる社員にも喜ばれる福利厚生といえるでしょう。管理栄養士が監修したお惣菜のため、栄養面も抜群です。

その他、ランチミーティングでの食事として、リモート飲み会の際のおつまみとしても活用もできるでしょう。

食事をする際は仕事をするよりも場が和みやすく、会話もスムーズにいくものです。食事をしながらコミュニケーションをとることで、社員の孤独感やストレスを軽減できるため、積極的に取り入れたい福利厚生といえます。

 

スキルアップ支援

スキルアップ支援は、自己研鑽にあてられるような支援をする福利厚生です。

テレワーク中は通勤時間が不要になったため、人によっては1~2時間余剰な時間ができたという人もいるでしょう。テレワークを実施すると社員への教育が難しく、その対応に悩むこともあるのではないでしょうか。

この機会に、e-ラーニングや外部のオンライン研修などを受ける参加費用の補助を行うことで、社員にとってはスキルアップにつながります

会社もテレワーク中に社員教育の機会が設けられ、双方にとってメリットのある福利厚生になるでしょう

 

健康サポート

最後におすすめする福利厚生は健康サポートです。

テレワーク環境下において身体的負担を感じている人も多いでしょう。家の家具がくつろぐために購入しているものであり、長時間着席して仕事をすることに適していないことがあげられます。

また、通勤の必要がなくなり、ランチは家にあるもので済ませ、上司や同僚に質問をするために席を立つといった日常の中のちょっとした運動がなくなったことも理由でしょう。

それらが原因で首や肩、腰に違和感を感じたり、運動不足から夜うまく寝付けずに生活リズムが乱れたという人も少なくありません。

そのようなことが続くと心身のバランスが崩れる原因となり、結果として仕事を効率悪くする原因となります。

そうならないためにもテレワーク中の社員の健康をサポートする福利厚生を検討するのがおすすめです

例えば社員の健康をサポートできるグッズを提供したり、テレワークで身体的負担を感じないような家具を提供するのもよいでしょう。

健康サポート窓口を設置するのも得策です。テレワーク中は1人で仕事を行うため、1人暮らしの人は1日誰とも会話をせずに仕事を行っている人もいるでしょう。

新入社員は先輩社員や上司との信頼関係ができていない中、慣れない業務に不安を感じている人も少なくありません。そのような時にお悩み相談窓口や、社員の心身をサポートする健康サポート窓口を設けるのもおすすめです。

上記で紹介したのは新入社員の例ですが、年次関係なく慣れないテレワークに戸惑う社員も多いでしょう。全社員がお悩みを気軽に相談できる窓口を設置することで、社員のテレワーク環境下での不安を少しでも取り除くことにつながります。

 

まとめ

テレワークだからこそ取り入れたい福利厚生について上記ではご紹介しましたが、最後に社内の健康相談窓口としても活用できる「03plus」という便利なアプリをご紹介します。

03plus」は社員自身のスマホやタブレットを用いて電話の発着信ができるアプリです取得できる番号は東京の市外局番である「03」や大阪の市外局番である「06」からはじまる固定電話の電話番号になっています。そのため、「03plus」で取得した番号を会社の代表番号としての利用もできるのです。

利用の手続きも簡単で面倒な工事や手続きは一切不要です。アプリから申し込み、数日後に届くはがきの暗証番号を入力すればすぐに電話の発着信が可能になります。

専用の機器を購入する必要もなく、社員自身のスマホやタブレットを使用するため、初期費用を安く抑えられるのも魅力です。

その他にも「03plus」には便利な機能が多数あるため、詳しくご紹介します。

 

 

  • 10分かけ放題

03plus」には1IDあたり月額1,000円で10分かけ放題になるオプションもあります10分かけ放題であれば気軽に質問や相談の電話を上司や先輩にできるので、テレワーク中のコミュニケーション不足の解消につながります。

始業や終業の報告に「03plus」を用いて電話で行ったり、時には面談の時間をマンツーマンでとるのもおすすめの活用方法です。

 

 

  • 代表番号

代表番号は社内で「03plus」を契約している端末全てで使用できる電話番号ですテレワーク中であっても、社内にいる時と変わらずに電話業務を行うことができるでしょう。

 

 

  • 時間外アナウンス

テレワークで問題になるのが時間外労働です。テレワーク中は成果で仕事を評価されることも多く、そのために会社に内緒で時間外労働をしたり、休日出勤をしたりということも考えられます。

また社内外問わず、業務時間外に電話がかかってくることでやむをえず時間外勤務をしてしまうという場合もあるかもしれません。03plus」には時間外アナウンス機能があるため、営業時間外の電話は受け取ることができない仕組みになっています

営業時間外だけでなく、休憩時間や社内行事などのスケジュール設定も可能で、時間外アナウンスによって細やかなアナウンスが可能なため、営業ロスを改善します。

 

テレワークでは効率的に仕事ができないと感じる人もいるでしょう。仕事の環境が社員にゆだねられているため、職場環境を良くするためにも会社側は社員のニーズを考えて福利厚生を整えることが大切です。

また、テレワークでは運動不足やコミュニケーション不足なども問題になります。社員が心身共に健全に仕事に取り組めるような仕組みづくりとして福利厚生を検討するとよいでしょう。

テレワークによって削減された福利厚生費を用いて、テレワークに適した福利厚生を導入することは社員の満足度もあがり、より効率よく仕事を取り組むきっかけとなります。

この記事で紹介したようなテレワークに適した福利厚生や、アプリの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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