テレワーク・在宅勤務で集中できない!効果的な対策とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新型コロナウィルスの流行により、私たちの生活は大きく変わりました。

マスク姿は日常的な光景となり、あらゆるところに消毒液が置かれています。「オンライン飲み会」や「オンライン授業」など新しい言葉も浸透してきました。

ビジネスパーソンの働くスタイルも、コロナ以前とは違うものになりつつあります。

オフィス内や通勤電車内などで「三密」を避けるために、企業はあらゆる対策を講じています。

テレワークもそのひとつです。

ただ、テレワークだと仕事に集中できない時もあるのではないでしょうか。

今回は、テレワークで集中できない時の効果的な対策についてご紹介します。

テレワークで集中できない人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

コロナ禍で急速に拡大したテレワーク

「テレワーク」という言葉は、「tele = 離れた所」と「work = 働く」を合わせた造語です。

・自宅で働く「在宅勤務」
・電車内など移動中やカフェなどで働く「モバイルワーク」
・サテライトオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースなど勤務先以外で働く「サードプレイスオフィス勤務」

などがテレワークに当たりますが、「在宅勤務」を一番に思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

 

コロナ禍で働き方が見直され、テレワークが急速に拡大しました。

総務省が実施した「テレワークの導入やその効果に関する調査結果」によると、2018年時点のテレワークの導入率は19.1%でした。

そして内閣府が2020年に発表した「新型コロナウイルス感染症の環境下における生活意識と行動変化に関する調査結果」では、テレワーク実施率は34.6%でした。

この2年間でテレワークの導入は急速に拡大したと考えられます。それもコロナ禍が大きく影響しているためでしょう。

テレワークは移動距離や時間を削減、またはゼロにすることができるので、感染予防対策として有効です。

また、通勤に使っていた時間を他のことに使うこともできます。

子供が体調を崩した場合も、近くで見守りながら仕事をすることが可能です。

このように、在宅勤務をはじめとするテレワークには様々なメリットがあります。

一方で、自宅は仕事用の環境ではない家庭も多いため、仕事に集中できない人も少なくないようです。

 

テレワーク中になかなか集中できない!その原因は?

㈱ビズヒッツが実施した「リモートワークの悩みに関する意識調査」結果から、84.3%がリモートワーク・テレワークに関しての悩みを抱えていることがわかりました

以下は、同調査で集計されたテレワークの悩みランキングです。

・1位 家族がいて集中できない
・2位 コミュニケーションがとりにくい
・3位 集中力が続かない
・4位 自宅ではできない仕事がある
・5位 仕事環境が整っていない

3位に「集中力が続かない」がランクインしていますが、1位の「自宅に家族がいること」や5位の「仕事用の環境が整っていない」などが集中できない要因となっている場合もあります。

また、2位の「コミュニケーションがとりにくい」ことで仕事へのモチベーションが低下している可能性もあります。

それが、仕事に集中できない理由になっているのかもしれません。

 

テレワークで集中力をUPする方法

それでは、在宅勤務で集中できない場合、どのような対策が有効でしょうか。

仕事に集中できない要因を探りながら、集中力をUPする方法をいくつかご紹介します。

 

服を着替えてON/OFFの切り替え

在宅勤務だと人と対面で会うことがないため、服装に気を配らなくなりがちです。

しかし、部屋着のままだと仕事モードになれず、集中できないことがあります。

スーツを着る必要はありませんが、テレワーク中でも人前に出て恥ずかしくない服装を心掛けましょう。

また、女性の場合は在宅勤務でもあえてメイクをする、というのも効果的な方法です。

メイクをすることで気が引き締まり、オンオフの切り替えができる場合もあるでしょう。

 

快適な作業環境の構築

先ほどご紹介した調査で、テレワークの悩みの第1位は「家族がいて集中できない」でした。

在宅勤務では一人になれる環境が大切です。

できれば、家族がいるリビングとは違う部屋で仕事をするのがベストでしょう。

また、居室数に余裕がない家庭向けには、空間を区切れるパーテーションを活用してみるのもおすすめです。

一方、テレワークを実施する際は、きちんと家族の理解を得ることも大切です。

テレワーク中には、できるだけ一人で作業をしたい旨を日頃から家族に伝えましょう。

 

また、テレワークに必要なのはPCとインターネット回線だけではありません。

仕事用のデスクや身体に負担の掛からない椅子などがあると、仕事に集中しやすくなります。

仕事に集中できない人は、快適にテレワークをできる家庭環境を考えてみてはいかがでしょうか。

 

時間の使い方を意識する

オフィスでは、終業時間があります。残業がある場合でも、オフィスが閉まる時間が決まっている企業も多いでしょう。

オフィスが閉まれば、仕事が終わってなかったとしても強制的に区切りをつけ、帰宅するしかありません。

一方で、テレワークは仕事を終える時間を自分で決めることができます。

そのため、自宅で集中できない人は、業務効率が落ちて夜遅くまでだらだらと仕事をしてしまうこともあるかもしれません。

時間の使い方を意識しないと、疲労が溜まりさらに集中できない状態になってしまいます。

自分自身で仕事のペースをしっかり管理できるように心掛けましょう。

 

娯楽や家事のことを一旦忘れよう

テレワークはオフィス勤務と違って周りの目がない分、誘惑に負けて仕事に集中できない人もいるのではないでしょうか。

例えば、ついテレビをつけてしまったり、スマホを触ってしまうなどの経験をした人もいるでしょう。

そのような人は、仕事に集中できない要素を予め排除するのがお薦めです。

例えば、テレビのリモコンを仕事部屋に置かない、自分のスマホを手元に置かないなどです。

昼食休憩時に、息抜きでテレビを見たければ、時間を決めて見るようにしましょう。

 

また、自宅にいると終わっていない家事が気になって、つい家事に手を出してしまう人もいると思います。

在宅勤務は、自宅にいてもあくまでも仕事の時間です。テレワーク中は一旦家事のことは忘れましょう。

家事の時間はテレワークの時間とは別に設けるなど、自身でタイムマネジメントすることが大切です。

 

家事の時間を別に設けるのが難しい人は、調理家電など便利なアイテムを活用するのもお薦めです。

例えば、電気圧力鍋を使えば、仕事をしている間に料理を作ることができます。

テレワークを始める前に料理の下ごしらえをして、スイッチを入れるだけで良いのです。

これでテレワーク中に料理のことを考える必要がなくなり、仕事に集中できます。

また、テレワークなどで自宅にいる時間が長いと部屋の汚れが目立つため、ほうき代わりにささっと使えるスティッククリーナーなどの売れ行きも好調なようです。

汚れが気になって仕事に集中できない人は、テレワークを始める前に仕事スペースにささっとスティッククリーナーをかけみてはどうでしょうか。

 

ルーティーンを有効活用

仕事に集中できないでだらだら過ごしてしまう人には、ルーティーンを有効活用することもお薦めします。

起床して朝食をとった同じ場所で、すぐには仕事モードになれない人もいるでしょう。

そんな日は、メールチェックなど簡単な作業からテレワークに入ってみてはいかがでしょうか。

メールチェックは、オフィスで毎朝の日課となっている人も多いと思います。

出勤時と同じ時間帯に同じ作業をすることで、士気が高まり集中できない環境を変えることができるかもしれません。

昼食後に眠くなって仕事に集中できない人は、その時間に敢えてオンライン会議や電話でコミュニケーションをとってみるのも良いでしょう。

外部の人とコミュニケーションをとることで、気が引き締まり眠気も飛ぶかもしれません。

このように、時間帯で仕事の種類を変えたり、毎日何時になったら何をするか決めることでタイムマネジメントができれば、だらだらと時間を浪費することなく作業でき、効率アップにつながります。

 

軽く運動してリフレッシュ

筑波大学が行っている「新型コロナウイルス感染症に関わるメンタルヘルス全国調査」の中間報告によると、コロナ関連のストレスを感じている人は約80%もいるそうです。

ストレスは脳に悪影響を及ぼし、心身ともに様々な不調をもたらします。

仕事に集中できない人は、日頃からストレスを感じて脳が疲れているかもしれません。

 

こういったストレス発散には、運動が有効と言われています。

運動をすることで気分がリフレッシュするだけではなく、血流が良くなり脳も活性化してくれます。

仕事に集中できない人は、朝目覚めたらテレワーク前に軽くジョギングをするのも良いでしょう。

また、コロナ禍で家庭用のトランポリンの売れ行きが急激に伸びたそうです。

トランポリンは大人も子供も楽しめるアイテムです。

集中できない日は、昼食休憩の時などに軽く飛ぶことをお薦めします。

このように軽く運動して心身ともにリフレッシュし、集中できない状態を打開しましょう。

 

仕事仲間との時間もうまく作ろう

テレワークのデメリットとして、コミュニケーションがとりづらいことを挙げる人も多いようです。

一人で黙々とテレワークをすることで、ストレスを感じて集中できない人もいるのではないでしょうか。

そんなときは、仕事仲間とWeb会議などでコミュニケーションをとる時間を作るようにしましょう。

仲間との雑談で気持ちを切り替えることができます。

また、作業の進捗などを共有することで、自分の状況を俯瞰的に見ることができます。

このように外部から刺激を受けることで、集中できない状況を改善することができます。

 

チーム内のコミュニケーションにも便利な「03plus」

前項の「テレワークで集中力をUPする方法」で「仕事仲間との時間をうまく作ろう」とお伝えしました。

テレワークが浸透するとともに、Zoomなどのコミュニケーションツールも急速に普及してきました。

03plus」もチーム内のコミュニケーションを便利にするサービスの1つです。

「03plus」とはスマホで固定電話番号が使えるIP電話サービスです。

その機能の一部をご紹介します。

 

〇社内間通話は無料

社内間は内線も外線全て無料になります。

テレワークしている社員同士でちょっとしたコミュニケーションをとる際もお金が掛からないので、気軽に利用することができます。

 

〇代表電話番号の着信をスマートフォンでとれる

社員がテレワークをしていても、企業の代表電話に電話がかかってくることはしばしばあります。

そのため誰かが出社しなければならないと悩みを抱える企業もあるようです。

出社している人が全ての代表電話に対応するとなると、仕事が滞り不公平を感じるかもしれません。

一方、「03plus」なら、代表電話番号に掛かってきた電話を誰でもスマートフォンでとることができます。

これなら全員出社している時と同じような電話環境が作れます。

 

〇パーク保留機能

オフィスに掛かってきた外線を、内線で他の社員に回す場面はたくさんあります。

「03plus」もパーク保留機能があるため、外線を内線で繋ぐことが可能です。

 

〇FAX機能

PCや専用アプリからクラウドFAXを送受信可能です。

このように、「03plus」はお得に社内外の人とコミュニケーションをとることができます。

テレワークをさらに浸透させるために、このようなサービスの導入を検討してみるのも良いでしょう。

 

まとめ

テレワーク・在宅勤務で集中できない時の効果的な対策についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ちょっとした工夫をすることで、テレワークの生産性は上がります

コロナ禍はしばらく続くという見解もあり、テレワークを続けていきたいと思っている人も多いようです。

アメリカでは企業の85%がテレワークを導入しています。

日本はデジタル化で遅れをとっていますが、新しい政府がデジタル省の創設を計画するなど、国を挙げてデジタル化を推進しています。

デジタル化がもっと進めば、今後は日本でもテレワークが珍しくない働き方になっていくのかもしれません。

テレワークだと集中できない人は、これを機に自分の働き方について見直してみませんか。

 

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加