電話転送についてまとめ。固定電話転送の問題を解決
転送電話とは?

転送電話とは、かかってきた電話を別の回線に転送する機能です。予め登録した着信先へ無条件で転送する「無条件転送」や通話を保留してダイヤルした先へ転送する「保留転送」、指定時間内に応答しない場合に転送する「無応答転送」、時間帯によって登録された着信先へ転送する「時間帯別転送」など、転送の条件や操作方法などにより、いくつかの種類があります。
電話会社が提供しているサービスとして代表的なものは、NTTがボイスワープの名称で提供している転送サービスです。ボイスワープは、かかってきた電話を予め登録した電話番号に転送するサービスです。
ボイスワープについて詳しくは、下記URLからご確認ください。
NTT東日本 ボイスワープについて
ボイスワープは固定電話回線用の代表的なサービスですが、他の固定電話会社、携帯電話会社でも、かかってきた電話を転送するサービスを提供しています。
外線転送と内線転送
転送電話は、大きく分けて「外線転送」と「内線転送」があります。両者の仕組みと役割を理解しておくと、状況に応じて適切に使い分けられます。
・外線転送
外線転送とは、オフィスにかかってきた電話を、外部の電話番号に転送する方法です。例えば、会社代表番号に着信があったとき、社外にいる担当者やテレワーク中の社員の携帯電話へ転送できます。そのため、外出中・自宅での作業中でも取引先や顧客からの電話にスムーズに対応可能です。外線転送のメリットは「機会損失を防ぎ、迅速に対応できる」という点にあります。一方で、通話料が転送元側に発生することから、コスト管理に注意しなければなりません。
・内線転送
内線転送とは、同じ組織内の電話機同士で通話を転送する方法です。例えば、代表番号にかかってきた電話を一度総務が受け、担当部署や担当者に取り次ぐといったケースで利用されます。社内でスムーズに取り次ぎができるため、顧客対応のスピードを上げ、業務効率を向上させるのに役立ちます。内線転送は社内の電話対応オペレーションを整えるうえで欠かせない機能です。
このように、外線転送は「社外の担当者に電話をつなぐ」、内線転送は「社内の別担当に電話をつなぐ」という違いがあります。それぞれの役割を理解して使い分けることが大切です。
転送の種類
転送には、無条件転送、無応答転送、応答後転送、時間帯別転送といった種類があります。それぞれの特徴と用途を理解することで、状況に応じた効果的な使い方ができます。
・無条件転送
着信があると同時に、予め設定した電話番号(担当者のスマホや外部コールセンターなど)へ、無条件で自動転送する方法。
→担当者の外出が多くスマホで受けたいケース、窓口を一本化して確実に対応したいケースに適しています。
・無応答転送
転送元の固定電話で一定時間内に応答がない場合、登録された番号へ転送される方法。
→社員がオフィスにいる場合はそのまま対応、社員が不在であれば転送先の担当者のスマホで対応といったように、柔軟に電話対応したいケースに向いています。
・応答後転送(保留転送)
オフィスにいる社員が一次対応した後に保留し、別の番号へ手動で転送する方法。
→代表番号にかかってきた電話を受付や総務が受け、内容を確認してから担当部署や担当者につなぐときに活用されます。
・時間帯別転送
予め設定した時間帯に応じて転送先を切り替える方法。
→営業時間内は担当部署へ、時間外は留守番電話や外部のコールセンターに転送することで、いつでも電話対応できる体制を整えられます。
このように種類と用途を整理したうえで活用すれば、転送電話は業務効率を高めるのに役立ちます。
固定電話を転送する方法
固定電話にかかってきた電話を別の電話番号へ転送する方法は、大きく分けて2つあります。通信会社が提供する転送サービスを利用する方法と、ビジネスフォンの外線転送機能を利用する方法です。
それぞれについて以下で分かりやすく解説します。
方法1:通信会社の転送サービスを使う方法
固定電話の転送サービスを利用すると、固定電話宛てに着信した通話を、あらかじめ設定した別の固定電話や携帯電話番号へと転送することができます。
よくある利用シーンとしては、社員が営業やリモートワーク等で出払ってしまっているときに、会社宛ての着信を、社員の携帯電話へと転送するといったものです。社外にいながら会社宛ての電話に対応することができます。
固定電話の転送サービスは、コロナ禍のリモートワークの普及により、出社せずに電話を受ける手段として多く利用されるようになってきています。
各固定電話サービスでは、転送電話サービスをオプションとして提供しています。原則として、利用するには申し込みが必要となります。また、オプション料金の他、転送元(契約者)から転送先まで転送した分の転送通話料金が発生します。転送先の登録方法、転送の開始、停止方法などは、サービスごとに異なります。固定電話を転送するサービスの主なものについて、申込方法、オプション利用料金、転送先の登録、解除の仕方を簡単にまとめてみました。
NTT東日本 ひかり電話 ボイスワープ
https://web116.jp/shop/benri/vw/vw_00.html
[申込方法]
利用している固定電話の番号から局番なしの116に電話する。
パソコン、スマートフォンで下記URLのホームページから申し込みを行う
https://flets.com/hikaridenwa/subscription/
[料金]
初期費用(※工事費等):3,300円(税込)~
月額利用料:550円(税込)
[転送の設定]
<転送先の登録>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→2をダイヤル→ガイダンス→転送先電話番号+#をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→ガイダンス→完了
<転送の開始(無条件転送の場合)>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→完了
<転送の停止>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→0をダイヤル→ガイダンス→完了
NTT西日本 ひかり電話 ボイスワープ
https://flets-w.com/opt/hikaridenwa/service/voicewarp/
[申込方法]
0120-116-116に電話する
下記、URLのホームページから申し込みを行う
https://flets-w.com/opt/hikaridenwa/
[料金]
初期費用(※工事費等):3,300円(税込)~
月額利用料:550円(税込)
[転送の設定]
<転送先の登録>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→2をダイヤル→ガイダンス→転送先電話番号+#をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→ガイダンス→完了
<転送の開始(無条件転送の場合)>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→完了
<転送の停止>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→0をダイヤル→ガイダンス→完了
KDDI auひかり電話サービス 着信転送
https://www.au.com/internet/service/auhikari/phone/option/forwarding/
[申込方法]
パソコン、スマートフォンで下記URLのホームページから申し込みを行う
https://www.au.com/support/service/internet/procedure/service/call-forwarding/
上記URLに記載の電話番号に、電話して申し込む
[料金]
初期費用:無料
月額利用料:550円(税込)
[転送の設定]
<転送先の登録>
受話器を上げて142をダイヤル→4→0→1~4の任意のリスト番号→転送先電話番号+#→0の順にダイヤルして登録します。その後、4→1→登録したリスト番号の順にダイヤルし、使用する転送先リストを選択します。→完了
<転送の開始(無条件転送の場合)>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→ガイダンス→完了
<転送の停止>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→0をダイヤル→完了
Softbank おとくライン 多機能転送サービス
https://www.softbank.jp/biz/voice/otoku/option/gaiyou16/
[申込方法]
「おとくライン」カスタマーセンター(0088-221-221)に電話して申し込む
パソコン、スマートフォンで下記URLのホームページから申し込みを行う
https://cportal.itc.softbank.jp/web/portal/login
[料金]
初期費用:無料
月額利用料:800円(税抜)
[転送の設定]
<転送先の登録>
受話器を上げて142をダイヤル→2をダイヤル→転送先電話番号をダイヤル→完了
<転送の開始(無条件転送の場合)>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→1をダイヤル→ガイダンス→完了
<転送の停止>
受話器を上げて142をダイヤル→ガイダンス→0をダイヤル→完了
料金については、この他、転送を開始し、実際に固定電話にかかってきた電話が転送された場合の、転送元(契約者)から転送先まで転送した分の転送通話料金が発生します。各社、転送先の電話回線により、転送通話料が異なります。
より詳しくは、各社のホームページをご確認いただくか、各社の問い合わせ窓口までお問い合わせください。
方法2:ビジネスフォンの外線転送を使用する方法
ビジネスフォンには、会社の固定電話にかかってきた電話を、担当者のスマホや別拠点の固定電話などへ転送する外線転送機能があります。通信会社の転送サービスが電話回線側で着信を転送するのに対し、ビジネスフォンの外線転送は、主装置(PBX)の機能を使って転送する仕組みです。
外線転送には、手動転送と自動転送の2つがあります。手動転送では、オフィスにいる社員が一度電話を受け、通話を保留したうえで担当者の電話番号へ発信します。担当者に用件を伝えてから転送操作を行うことで、電話をかけてきた相手と担当者をつなげられます。
自動転送では、着信と同時に指定した電話番号へ転送する「無条件転送」や、オフィスで一定時間応答がなかったときに転送する「無応答転送」などを利用できます。そのため、社員がオフィスに不在の時間帯でも、外出中の担当者へ自動的に電話をつなぐことが可能です。
ただし、利用できる転送方法や設定手順は、ビジネスフォンの機種や主装置の構成によって異なります。さらに、外線転送では転送先への発信に外線を使用するため、通話料が発生する点には注意しましょう。
また、手動で転送する際は、着信を受ける回線と転送先へ発信する回線の2回線が必要なので、環境が整っているかを確認しましょう。利用を始める前に、使用中の機種が外線転送に対応しているか、販売会社や保守会社へ確認してみてください。
会社の固定電話を転送するメリット、デメリット
会社の固定電話を転送すると、外出先や自宅でも会社宛ての電話に対応しやすくなります。一方で、転送先の社員に負担が集中したり、転送通話料が発生したりする点には注意が必要です。
ここでは、会社の固定電話を転送するメリットとデメリットを解説します。
メリット
会社の固定電話を転送する場合、以下のようなメリットがあります。
・外出先や自宅でも会社宛ての電話に対応できる
固定電話への着信を担当者のスマホなどへ転送すれば、オフィスにいなくても顧客や取引先からの電話に対応できます。電話対応のためだけに出社する必要がなくなるため、外回りやテレワークを取り入れやすくなります。
・電話の取りこぼしを減らせる
オフィスに社員が不在でも、転送先の担当者が着信に応答できるため、重要な問い合わせや商談につながる電話を取りこぼしにくくなります。顧客からの連絡にその場で対応できれば、折り返しまで顧客を待たせる時間も減らせます。
・折り返しや取り次ぎの手間を減らせる
担当者へその場で電話をつなげれば、一次対応した社員が用件を伝え、担当者が折り返す流れを省けます。自動転送を利用する場合は、取り次ぎ操作も不要になるため、伝言漏れや聞き間違いを防ぎやすくなり、社員が本来の業務に集中しやすくなります。
・顧客が従来の代表番号へ電話できる
固定電話にかかってきた電話を転送するので、顧客や取引先は担当者の携帯電話番号を知らなくても、従来の会社代表番号へ電話できます。名刺やWebサイトなどに掲載している代表番号を窓口として維持しながら、社外でも電話に対応できる体制を整えられます。
デメリット
会社の固定電話を転送することにはさまざまなメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。
・転送先の社員に電話対応の負担が集中しやすい
無条件転送で特定の社員のスマホを転送先に設定すると、会社の固定電話にかかってきた着信が全てその社員に転送されます。顧客からの電話が多い会社では、電話対応の負担が一人に集中し、本来の業務に支障が出るおそれがあるため注意しましょう。
・手動転送では取り次ぎの手間がかかる
ビジネスフォンの応答後転送では、オフィスにいる社員が電話を受け、用件を確認してから担当者へ取り次ぐ必要があります。顧客は担当者と直接話せるメリットがある一方で、一次対応をする社員には、保留や転送先への発信、用件の伝達といった作業負担が発生します。
・転送通話料が発生する
固定電話にかかってきた電話を別の電話番号へ転送する場合、通話料がかかります。例えば、会社にかかってきた電話を社員のスマホへ転送する場合、会社の固定電話からスマホへの通話料を会社側が負担しなければなりません。電話の件数や通話時間が増えるほど費用も増え、営業電話や迷惑電話に対応した場合にも通話料がかかります。
このように、固定電話の転送にはさまざまな課題があります。しかし、こうしたデメリットも、会社の代表番号をスマホやパソコンで直接利用できるクラウドPBXを導入すれば解消できます。
固定電話は転送ではなくクラウドPBXの利用が便利
固定電話の転送サービスは、外出先でも会社宛ての電話に対応できる便利な方法です。一方で、転送先が限られる、転送通話料が発生する、会社の固定電話番号で折り返せないといった課題があります。
こうした課題を解消するには、会社の代表番号をスマホやパソコンで直接利用できるクラウドPBXが便利です。
ここでは、クラウドPBXの仕組みや、固定電話の転送とは異なる特徴について解説します。
クラウドPBXとは?
クラウドPBXとは、従来オフィス内に置かれていたPBX(電話の構内交換機)をクラウド化し、インターネット上で利用できるようにしたサービスです。電話回線を収容して利用するため、外線発着信、通話などを行うことができます。クラウドPBXといってもさまざまな機能があり、提供会社ごとに利用できるサービスも異なっていますが、概ね以下のような機能を備えています。
クラウドPBXの主な機能
- 外線発着信
- 内線通話
- 保留・転送、またはパーク保留
- 留守番電話
- 音声自動応答(IVR)
この他、PCやスマホアプリの利用、インターネットFAXや顧客管理システムとの連携、通話録音などサービスにより、様々な機能を利用することができるものがあります。
電話回線の収容については、サービス内で電話番号を取得できるもの、電話回線を別途契約する必要があるもの、の2つの種類があります。
クラウドPBXについてさらに詳しくはこちら。
クラウドPBXは転送ではなく代表番号がそのまま使える
クラウドPBXは、専用アプリをインストールしたスマホを会社の電話端末として利用できます。
クラウドPBXでは、固定電話の転送とは異なり、会社の代表番号への着信を、そのままスマホで直接受けられます。そのため、外出先やテレワーク中でも、インターネット環境があれば、会社の代表番号で発着信が可能です。スマホから折り返す際も代表番号を相手に通知できるため、携帯電話番号が表示されることはありません。
また、固定電話からスマホへ転送するわけではないため、転送通話料も発生しません。場所を問わず同じ代表番号を使えるため、電話対応のためだけに出社する必要がなくなり、柔軟な働き方にも対応できます。
さらに、条件を満たしたうえで番号ポータビリティを利用すれば、現在利用している代表番号をクラウドPBXでも継続して使えます。そのため、これまで使っていた番号を変えることなく、電話環境をスムーズに移行できます。
転送電話ではなくクラウドPBXを利用するメリット

固定電話を転送サービスでクラウドPBXと組み合わせて利用する方法もありますが、より高い利便性を得たい場合は、会社の固定電話番号そのものをクラウドPBXで運用するのがおすすめです。その場合、次のようなメリットがあります。
- 転送料金が不要になる 転送電話サービスを介さずにクラウドPBXを直接利用できるため、転送料金が発生しません。結果として、通話コストを抑えられます。
- 同じ番号で発信・折り返しができる 着信した番号と異なる携帯番号から折り返すと、相手に違和感を与える場合があります。クラウドPBXであれば、スマホやPCからでも「会社の代表番号」を表示して発信できるため、信頼性を損なわずにスムーズなやり取りが可能です。
- 複数拠点や在宅勤務でも同じ番号を利用できる クラウドPBXはインターネットを利用するため、場所に縛られず利用できます。本社・支社・在宅勤務中の社員が同じ代表番号で発着信でき、柔軟な働き方に対応できます。
- 運用や拡張が容易 クラウドPBXはソフトウェアベースのため、回線数や利用端末をWeb上で簡単に追加・変更できます。従来のPBXのように高額な機器投資や工事が不要で、事業規模に応じて柔軟に運用できます。
このようにクラウドPBXに直接移行すれば、コスト削減だけでなく、利便性や柔軟性の面でも大きなメリットを享受できます。
クラウドPBXへの転送でFAXも便利に
FAXはまだ多くの取引で必要とされるため、完全に廃止するのは難しいのが実情です。そこで、クラウドPBXと連携したインターネットFAXを利用するのが有効な方法です。
従来は、FAXを受け取るためにオフィスに出社する必要があり、テレワークや外出時には確認できないという不便さがありました。
しかし、クラウドPBXのインターネットFAX機能を活用すればその課題を解決できます。インターネットFAXは、受信したFAXをPDFなどのデータに変換してメールで確認できるため、場所を問わず対応可能です。03plusのクラウドFAXならば、スマホで撮影した画像をFAXとして送信することもできます。
このようなことから、FAXを使わざるを得ない企業にとっても、クラウドPBXはテレワーク推進や業務効率化に大きく役立つといえるでしょう。
03plusのご紹介

ここからは、実際に弊社が提供しているクラウドPBX「03plus」を利用した場合の設定方法、利用方法などについて具体的にご説明させていただきます。03plusとは、固定電話番号がスマートフォンアプリでも、電話機でも使えるクラウドPBXサービスです。申し込みはWebで完結、最短10分で固定電話番号を取得することができます。スマートフォンアプリをインストールし、IDとパスワードでログインすることで、複数人での電話対応やFAX送受信を行うことができます。回線工事などは必要ありません。外線発着信、内線通話はもちろん、時間外アナウンスや留守番電話、インターネットFAXなどの機能を利用することができます。詳しくは、03plusのページをご確認ください。
03plus
固定電話転送と03plus
03plusを固定電話転送と組み合わせて利用するための手順は、以下の通りです。
Step1 03plusを契約し、新しい電話番号を取得する。
Step2 会社の固定電話番号に、転送電話を契約する。
Step3 03plusで着信の設定を行う。
Step4 会社の固定電話番号の転送先を、03plusで新しく取得した電話番号にする。
Step1 03plusを契約し、新しい電話番号取得する
03plusの申し込みは、Webサイトから行うことができます。申し込みには、本人確認書類が必要になります。必要な書類は、法人で契約するか、個人で契約するかによって異なります。
必要な本人確認書類(法人契約の場合)
(1)履歴事項全部証明書、または、法人の印鑑証明書+定款
(2)
・代表者が申し込む場合→代表者の運転免許証、個人番号カードなど
・代表者以外が申し込みを行う場合は→委任状、申し込み者の運転免許証、個人番号カードなど
必要な本人書類(個人契約の場合)
・アプリで本人確認を行う場合→運転免許証、または、個人番号カード
・アップロードで行う場合→運転免許証、個人番号カード、健康保険資格確認書、住民票などの中から2点
詳しくは、本人確認手続きについてのページを確認してください。
https://03plus.net/identification.html
書類が準備できたら、申し込み画面にアクセスします。
https://03plus.net/order/index.php
画面の内容に従って、入力を行い、申し込み、初回支払いを完了させます。基本的には、転送不要の書留郵便で送付されるハガキを受け取り後に開通となりますが、個人名義、代表者の個人名義で申し込みを行う場合、アプリを利用した本人確認を行うことができ、この場合、本人確認完了後、すぐに開通し、電話番号を利用できるようになります。
申し込み時に、新しく契約する電話番号数を決める必要があります。会社の固定電話番号を転送して通話のみで利用する場合であれば、電話番号は1つで問題ありません。また、利用する端末1台につき、1つのIDを契約する必要があります。実際に使用する予定の端末台数分のIDを申し込みます。各種オプションも申し込むことができますが、会社の固定電話番号を転送して通話のみで利用するのであれば、必要ありません。電話番号、ID、オプションについては、後から追加することが可能です。
Step2 会社の固定電話番号に、転送電話を契約する
この記事の 固定電話の転送サービスの項を参考に、会社の固定電話番号に転送機能を付加します。
例えば、NTT東日本のひかり電話を契約している場合は、局番なしの116に電話して、ボイスワープの申込を行うかたちになります。
Step3 03plusで着信の設定を行う
転送を開始する前に、03plusを利用する端末に設定しておきます。具体的には、利用するスマートフォンにアプリをインストールし、IDとパスワードでログインして、着信を受けることが可能な状態にしておきます。また、着信した端末から、別の端末に電話を取り次ぐ際には、パーク保留、内線通話の機能を利用します。事前に、内線用に端末名を設定し、内線番号を把握して、スムーズに取次ぎが行えるように操作方法を確認しておくことをお勧めします。
具体的には、以下のような操作となります。
パーク保留を行う場合:通話中に保留ボタンをタップする
内線通話を行う場合:内線番号をダイヤルして発信する、または、内線一覧から端末名をタップして発信する。
パーク保留をとる場合:ダイヤル画面右下のラインボタンをタップし、ライン画面を表示し、オレンジ色になっているラインをタップする。
Step4 会社の固定電話番号の転送先を、03plusで新しく取得した電話番号にする。
転送電話の契約が完了したら、会社の固定電話番号で、転送の設定を行います。転送先として、Step1.の手順で、新しく取得した03plusの電話番号を登録します。テレワークなどで出社しない日は、前日に転送の開始を行っておきます。転送先の登録、転送の開始についても、この記事の 固定電話の転送サービス の項を参考にしてください。
FAXを転送して、インターネットFAXを利用したい場合は、03plusでFAX用にもう一つ番号を取得し、会社のFAX番号に転送サービスを契約して、転送先として登録するかたちになります。03plus側のオプションとして、転送先に登録した番号とアプリでFAXを利用したい端末のIDに、クラウドFAXのオプションを追加しておく必要があります。
03plusで転送を受ける場合の注意点
以上の手順で、会社の固定電話番号の転送先に03plusで新しく取得した電話番号を指定することで、複数台で着信を受けることができるようになります。ただし、03plusで複数台同時に着信を受けるようにするには、運用上の注意点があります。
03plusの着信動作は、「優先着信」の設定によって異なります。「優先しない」に設定すると、IP電話機・宅内機器・スマホアプリを同時に呼び出し、所定時間内にログインしたスマホアプリにも着信します。「優先する」に設定すると、IP電話機・宅内機器と、アプリを前面に表示している(アプリのダイヤル画面等が表示されている)スマホ端末が優先的に着信します。
利用している端末すべてで、アプリが前面であれば、同時にすべての端末に着信します。1台のみアプリが前面の場合、その1台にのみ着信するかたちになります。端末すべてで、アプリが背面(アプリが閉じている状態)の場合は、プッシュ通知からアプリを起動するかたちになります。具体的には、プッシュ通知→アプリ自動起動→着信が鳴る、という流れになっています。着信するとプッシュ通知が送信され、3秒以内に自動起動した端末にのみ、着信します。ネットワークの遅延や端末の動作が遅いなどの理由で、3秒以内に自動起動できなかった端末には、着信しません。専用IP電話機や宅内機器で利用する場合は、これらが優先して着信するかたちになります。アプリと同時に着信させたい場合は、常にアプリを前面にしておく必要があります。
また、転送通話料にも注意が必要です。他の番号に転送した場合と同様に、03plus宛てに転送されたときにも転送通話料金が発生します。着信は自分たちでコントロールすることは難しいですが、あまりにも転送通話料金が高くなってしまうようであれば、別の方法を検討した方がよいかもしれません。
また、03plusでは、一つの電話番号を、通話用にも、FAX用にも利用することができるようになっていますが、会社のFAX番号を転送して、03plusのインターネットFAXで受信する場合には、FAX用に別の番号を契約することをお勧めしています。これは、通話、FAXを併用した場合に、着信が通話か、FAXか、判定する処理が入るので、着信が少し遅延してしまうからです。
03plusの転送と電話代行サービスを組み合わせてもっと便利に
これまでは、03plusで転送を受ける場合について解説しました。ここでは、03plusからの転送先として電話代行サービスを組み合わせるケースについて解説します。
電話代行サービスとは、会社にかかってきた電話を電話代行業者のオペレーターへと転送すると、代わりに電話応対してくれるサービスです。転送先のオペレーターは、自社の社員として顧客対応を行います。代行する内容にもよりますが、基本的には電話をかけてきた「顧客の名前」「電話番号」「お問い合わせ内容」などを確認します。着信があったこととオペレーターが得た情報は、社内で使っているチャットツールやメールにテキストにて転送されます。それを確認し、必要に応じて担当者が折り返し電話をして顧客対応する、というのが電話代行サービスを活用した場合の電話対応の流れです。
03plusの転送と電話代行サービスを組み合わせる場合、まずは03plusを契約し、転送オプションに加入します。合わせて、電話代行サービスを契約します。両者を契約後、03plusの転送オプションにて取得した市外局番付き電話番号にかかってきた電話の転送先として、電話代行サービスから指定された電話番号を設定します。これで、03plusから電話代行サービスへの転送設定は完了です。
03plusから電話代行サービスに転送すれば、一次対応を社員が行う必要がなくなります。そのため、社員は行うべきコア業務に集中できますし、営業先でも着信を気にすることがありません。そのため、業務効率化や業績アップを実現できることでしょう。
03plusの転送オプション機能は、転送先番号の登録・変更をアプリやお客様ページからいつでも行えます。転送のオン・オフを簡単に切り替えられますので、必要に応じて柔軟に活用できるのが魅力です。「無条件転送」に設定した場合は、転送元の端末を呼び出さずに転送先へ自動転送されます。着信時には転送元の端末には着信せずに自動転送されますので、顧客に転送電話と気づかれないという特徴もあります。社員のスマホにも着信しませんので、業務を止めることがなくなります。「無応答転送」に設定した場合は、一定回数端末を呼び出して、出ない場合に転送されます。忙しくて電話に出られない場合などに転送できます。さらに、03plusで複数番号を契約している場合は、番号ごとに転送電話設定できます。そのため、電話代行サービスを利用する番号、普通に着信を受ける番号と使い分けできます。
このように、03plusから転送して電話代行サービスを利用することにはさまざまなメリットがあります。柔軟に設定できますので、幅広いシーンで便利に利用でき、業務効率化を実現できることでしょう。転送オプション料金は、1番号当たり月額650円とリーズナブルですので、ぜひ03plusの転送機能のご利用をご検討ください。
03plusのおすすめ利用方法

基本的には、ここまでの手順で会社の固定電話を03plusに転送して、複数の端末で着信を受けることができるようになりますが、03plusは使い方次第でさらに便利になります。
例えば、時間外アナウンスのオプションと組み合わせれば、会社の営業時間外に電話がかかってきた場合に、音声アナウンスが自動で再生されるようにすることができます。音声は、録音アプリなどで録音したものはもちろん、03plusにはテキストを音声変換する機能があるので、合成音声でメッセージを作成することも可能です。平日、土日、祝日、時間帯によって、音声を変えることができるので、昼休みの時間や休日に転送されてきてしまうことを防ぐとともに、電話をかけてきてくれた方に、きちんとアナウンスを行うことが可能となります。さらに、留守番電話のオプションも利用することができます。手が離せず、誰も電話に出ることができない場合に、留守番電話に切り替わります。電話をかけてくれた方が用件を録音することができるので、スムーズに対応することが可能となります。
また、03plusは、固定電話番号ポータビリティ(LNP)に対応しています。電話転送で運用した結果、転送通話料が高額になってしまうような場合は、電話転送ではなく、03plusに固定電話番号ポータビリティすることを検討してください。対応エリア内に限りますが、固定電話番号ポータビリティが可能であれば、これを行うことで、電話転送ではなく直接着信するかたちになるので、転送通話料が発生しなくなります。
03plusでは専用IP電話機の提供も行っていますので、事務所では、スマートフォンだけでなく、固定電話機を利用することもできます。
固定電話番号ポータビリティについては、別の記事で詳しく説明していますので、下記記事を参照してください。
固定電話番号ポータビリティ(ナンバーポータビリティ)について
https://03plus.net/lnp/index.html
固定電話番号ポータビリティ(LNP)の条件
https://03plus.net/lnp/conditions.html
番号移転について
https://03plus.net/number_transfer.html
まとめ
ここまで、電話転送について、また、会社の固定電話番号を転送してテレワークを行う場合の問題点や解消方法についてなどを説明させていただきました。また、電話転送と組み合わせて03plusをテレワークで活用する方法について説明させていただきました。テレワークでの活用方法については、下記URLでさらに詳しく説明しています。
テレワーク電話の03plus。会社の電話がスマホで使える。
https://03plus.net/telework/
コロナ禍ではテレワークが推奨され、電話転送を利用する会社も大幅に増加したという調査結果があります。この記事を読んでいただいたかたの中にも、コロナ禍で電話転送を利用するようになった会社の方も多いのではないでしょうか?
インターネットが普及し、スマートフォンやクラウドサービスが発達した世の中では、会社の固定電話番号は、古臭い過去の遺物と考えられてしまうかもしれません。しかし、固定電話は誰もが簡単に組織宛てに連絡することができるインフラとして、とても便利なものです。特に企業の固定電話番号の利用は、今後も残り続けることでしょう。たとえ、コロナ禍が終息したとしても、今後も、様々な理由で、テレワークのような新しい働き方が推進されていくものと考えられます。会社の固定電話を”なかなか廃止できないお荷物”として捉えるのではなく、世の中の変化に合わせた新しい働き方の中で、電話転送やクラウドPBXなどと組み合わせて、さらに便利に活用していくということを考えることも大切なことだと思います。
03plusでは、電話転送と組み合わせた利用方法だけではなく、会社の固定電話をより手軽に、より便利に活用できるような機能を今後も追加していきたいと考えています。
固定電話でお困りの場合は、ぜひ、03plusをご検討ください。