コラム記事
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インターネットFAXやスマホFAXはコスト削減やFAX利用の利便性向上などメリットの多いサービスではありますが、いくつかデメリットもありますので事前に確認しておくことが必要です。
手書きのものをFAXで送信することが多い場合はインターネットFAXは不便といわれています。
例えばFAXで注文書を受信して納期を手書きで記入して返信したり、会合への参加案内のFAXに出席/欠席を記入して返信する場合などなど、従来であれば手書きの用紙をすぐにFAX機に読み込ませて送信することができたので手間がかかりませんでした。
インターネットFAXの場合は一度紙をスキャンしてPDFにデータ化する必要があるため、従来に比べてひと手間かかります。手書きのFAXを送信する頻度が高い業種の場合は作業効率が落ちる可能性があるため注意が必要です。
しかしスマホFAXサービスの「03FAX」であれば、手書きのFAX用紙であってもスマホのカメラで撮影するだけでFAX用に最適化してすぐに送信できる「ドキュメントスキャナー」機能が使えるため、手書き原稿のFAX送信でも手間がかかりません。手軽にスマホでFAXの送信が可能になります。
インターネットFAXは送信を開始してから送信が完了するまでの時間が通話料として計上されます。送信データの容量(枚数やテキスト量など)や通信環境にもよりますが、標準的なA4サイズのFAXだと60秒から90秒程度かかるのが平均的なようです。
一回あたりや一日あたりなど、多くの枚数を送信する業種の方は注意が必要です。
インターネットFAXは導入コストが割安ですが月々のランニングコストがかかります。FAXを稀にしか使わない場合は、月数千円払うのは割に合わず、FAX兼用電話機などを購入してしまった方割安な場合があります。
FAX機導入時とインターネットFAX利用時でどちらが得か、自身のFAX利用頻度はどの程度か事前に把握しておく必要があります。