コラム記事
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インターネットFAXは「外出先でもどこでもFAXの送受信ができる」「コスト削減ができて経済的」「モバイル端末でFAX業務が完結する」など、日々の業務でFAXを使っているに方にとって、ぜひ導入してみたいサービスではないでしょうか。
また、テレワークが広がり、オフィスに届いたFAXを誰がチェックするのかといった課題を抱える方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、インターネットFAXを導入するにあたり、新たな設備は必要なのか、これまでの機材は使えるのかといった基本的な情報から、具体的なインターネットFAX導入の手順まで、注意点とあわせてご紹介していきます。
インターネットFAXの導入にあたってまず必要なのは、言うまでもなく、安定したインターネット環境です。
そしてインターネットFAXを利用する端末として、PCまたはスマートフォン、タブレットなどがあればOKです。
これだけなら、インターネットFAXの導入を検討する企業はもちろん、個人事業の方でも、多くの場合すでにお持ちの環境、設備ではないでしょうか。
インターネットFAXは、FAX専用の送受信機器やその他新たな機材を必要としないため、手軽に導入することができるのです。
受信した書類はクラウド上でデータ保管され、ダウンロードしてデータを閲覧でき、紙で必要な場合にのみプリンターなどで出力すればよいのです。
送信時も、データファイルをそのまま端末から送信するか、手書きの書類などを送りたい場合には、ドキュメントを撮影すればアプリが適切な形式に変換して送信してくれます。
すでにある設備を利用するため、設備面の導入コストがほぼ不要であることは、インターネットFAXの一番のメリットであり、導入しやすさの最大のポイントでしょう。
これまでに電話回線を利用したFAXを導入していて、FAX専用機器を持っている場合はどうでしょうか。
新たにインターネットFAXを導入したら、FAX専用機が無駄になってしまうのではないか、というのは無用な心配です。
03FAXなら、これまで通りFAX専用の送受信機も利用することが可能です。
オプションで専用の宅内機器(アダプタ)を導入すると、宅内機器を介して、これまでのFAX専用端末でもFAXの送受信ができます。
有線のLANケーブルでインターネット回線に接続する環境があることや、送信元の電話番号は050番号となるなど、細かい導入条件があるので、事前にご確認ください。
宅内機器を導入可能な場合、契約には初期費用(7,800円)、月額費用(500円/月)がかかりますが、従来のFAXの利便性も確保できる点は、大きなメリットではないでしょうか。
紙のFAXを受け取る安心感や、手書きや紙の書類を送る場合にも手軽な点など、これまでのFAXの慣習や仕事の進め方を大きく変えずに、インターネットFAXを導入でき、双方のメリットや使いやすさをいかした環境を整備することができるでしょう。
03FAXを導入する場合、手続きも簡単です。手順を追ってみていきましょう。
【03FAX申し込み前の確認事項】
「3FAXならWebで簡単に申し込みができますが、事前に必ず確認しておくべき項目がありますのでご注意ください。
まず、
動作環境仕様に関する注意事項
(仕様・動作環境)で使用予定の端末やOSが利用可能か、動作環境は適しているかを確認します。
また、受信・送信における諸条件がありますので、ご自身の使用用途に適しているかどうかも確認しておきましょう。
もし動作環境や使用条件に不安がある場合には「0円スタートプラン」(後述)で申し込みをすれば、利用環境を実際に試してみることができるので、安心です。
①03FAXの申し込み
スマートフォンまたは、パソコンからオンラインで簡単に申し込み可能です。
その際、本人確認書類の画像アップロードが必要となるので準備しておきましょう。本人確認書類ついては、追って詳しく解説します。
また、利用する電話番号の市外局番もこの段階で確認することとなります。
使用する拠点の住所が本人確認書類の現住所と同じであれば問題ありませんが、本人確認書類と使用する拠点が異なる場合は、利用拠点の住所登録と確認書類も必要となります。
②決済
①の登録が完了すると、初期費用・初回基本料の決済画面に移ります。
決済方法はクレジットカードまたは銀行口座振替となります。
クレジットカード支払いは VISA、Master Card、JCB、AMEX、Dinersほか主要30社以上のクレジットカード会社に対応していて、オンライン上で即時決済が可能となります。
銀行口座振替を希望の場合は、オンライン上で申し込みが完了するWeb受付が便利です。
主に個人名義の銀行口座が対象となり、利用可能な金融機関や利用条件はこちら(外部リンク)からご確認いただけます。
法人の場合、ジャパンネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行の3行が利用可能です。
振込依頼書の郵送による銀行口座振替では、ほぼすべての銀行に対応しています。
③アプリ取得
03FAXを導入するために必要なアプリ「03Plusアプリ」を入手しておきます。
iPhoneをご利用の方はAppStoreで、Androidをご利用の方はGooglePlayストアで、「03plus」と検索、または下記リンクよりアクセスして、インストールしてください。
インストール完了後、アプリを起動すると初期登録の画面が表示されますので、必要事項を入力して、申込時に選択した電話番号での開通処理を行います。
アプリにログインするためのIDとパスワードは、②の決済完了後に、登録したメールアドレスに送信されています。
ログインに成功すると受信トレイが表示されますが、この段階では送受信は制限されおり、この間にFAXの受信があった場合はアプリに通知されても、内容の確認はできません。
④ハガキ到着
本人確認書類に不備がなければ、申し込み後2~3日程度で、暗証コードを記載したハガキが簡易書留で登録の住所へ発送されます。
本人確認ハガキが到着したら、暗証コードをアプリに入力して制限解除を行うと、03FAXの利用開始となります。
受信トレイのサムネイルをタップすると、制限解除コードの入力画面に切り替わるので、ここでハガキに記載された暗証コードをご入力いただくことで、FAXの送受信を行うことが可能となります。
以上のステップで、03FAXの導入が完了します。
【申し込みはこちら】
インターネットFAXを導入した場合、専用のFAX番号にはどんな番号が利用できるのでしょうか。
03FAXでは、以下の市外局番の地域に登録住所(使用拠点の住所)が当てはまる場合に、その市外局番の電話番号を取得して、インターネットFAXを導入することができます。
03 | 東京 |
011 | 札幌 |
022 | 仙台 |
0422 | 武蔵野三鷹 |
0467 | 藤沢 |
072 | 寝屋川 |
042 | 国分寺 |
04 | 柏 |
072 | 堺 |
042 | 武蔵野三鷹 |
047 | 市川 |
0725 | 和泉 |
042 | 立川 |
047 | 船橋 |
072 | 茨木 |
042 | 八王子 |
0476 | 成田 |
072 | 池田 |
042 | 相模原 |
048 | 浦和 |
072 | 八尾 |
0428 | 青梅 |
048 | 草加 |
075 | 京都 |
04 | 所沢 |
049 | 川越 |
079 | 神戸 |
043 | 千葉 |
052 | 名古屋 |
0797 | 西宮 |
044 | 川崎 |
0561 | 瀬戸 |
0798 | 西宮 |
045 | 横浜 |
0566 | 刈谷 |
082 | 広島 |
046 | 厚木 |
0568 | 春日井 |
092 | 福岡 |
0463 | 平塚 |
0568 | 一宮 |
093 | 北九州 |
0466 | 藤沢 |
06 | 大阪 |
表のとおり、全国の主要44地域の市外局番が利用可能です。もしも登録住所が上記に当てはまらない場合は、インターネットFAX用に
050から始まる電話番号を新たに導入することとなります。
申し込み時に必要な情報を登録することで、利用できる電話番号のリストが表示されますので、その中から選択します。
インターネットFAXを導入するための申し込みには、本人確認書類が必要となります。
本人確認書類を提出する理由は、「犯罪収益移転防止法」の規定によるものです。
「犯罪収益移転防止法」(正式には「犯罪による収益の移転防止に関する法律」)は、申込者本人と利用者が一致しているかを確認する内容を定めた法律で、電話受付代行業務とFAXを含む転送電話サービス業務についても、本人確認が義務付けられているのです。
もちろん03FAXをご利用の場合も例外ではなく、指定の書類の提出により、契約者の氏名・住所・生年月日の記載が、登録情報と一致していることを確認しています。
ちなみに03FAXでは、オンライン上で本人確認書類(運転免許書・パスポートetc.法人は、登記簿謄本・印鑑証明書etc.)を画像でアップロードいただくことにより、できるだけスムースな手続きと確認作業を実現しています。
確認後のご連絡は郵送ハガキによるため即日開通とはなりませんが、なるべく早くお客様にインターネットFAX環境を提供できるように努めています。
個人の場合と法人の場合それぞれの本人確認書類の種類や手続きについて、より詳しい説明は
こちら
をご確認ください。
03FAX導入にあたって大事な本人確認書類に不備がないよう、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
インターネットFAXの導入は、意外に簡単であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
とはいえ、導入前に注意しておきたい点がいくつかありますので、ここで詳しく確認しておきましょう。
03FAXでは基本的に、導入時にFAX番号を、先に紹介した市外局番の条件下から、新規取得することになります。このため、取引先の方などにFAX番号の変更を伝える必要がありますので、ご注意ください。
ただし、これまで使用していたFAX番号がある場合、番号を変えずにインターネットFAXに移行したい場合もあるでしょう。03FAXでは、条件に合致していればお持ちの電話番号を移行できる、番号移転のオプションサービスを提供しています。
まずは現在ご利用中の電話会社のFAX回線が、電話番号を他社に番号移転(ナンバーポータビリティ)可能かどうか、確認いただく必要があります。
03FAXに番号移転をすることができるのは、NTT東西で加入電話またはISDNで発番された電話番号のみで、かつ設置先が固定電話番号サービス提供エリアと一致している必要があります。
現在の回線が条件に当てはまっているかどうかわからない場合は、お使いの電話会社に問い合わせてみましょう。
番号移転可能な場合、申請から番号の切り替えまでは2週間ほどかかりますので、導入のスケジュール計画は余裕を持っておいてください。
また、番号移転オプションの利用には初期費用(3,000円)、月々の番号移転利用料(1,100円)がかかります。
新たな設備が要らないため、手軽に導入ができるインターネットFAXですが、使い勝手については使用してみないとなかなか判らないこともあるでしょう。
そんな時も安心なのが03FAXの「0円スタートプラン」です。
初回申し込み限定で、申し込みから毎月25日までの間、最大30日間無料でお試し利用ができるサービスです。
無料期間中は送信の利用は1日1回まで、期間内は全てのオプション(宅内機器、番号移転等)が利用できませんが、受信は無制限で電話番号も付いて利用することができます。
申し込み時に「0円スタートプラン:利用する」を選択するだけで、実際のインターネットFAX環境を体験したうえで、導入するかどうかを判断することができます。
無料期間中(毎月25日まで)に解約手続きをすると全額返金となり、解約しなかった場合は、そのまま申し込み時のプランで本契約に移行します。
「0円スタートプラン」なら実際にアプリを使ったインターネットFAXを無料で体験できるので、導入を決定する前でも、その判断におおいに役立ちます。
インターネットFAXの導入にあたって、従来のFAX機も今まで通りに使えることや、事前に確認しておきたい番号移転の注意点、準備しておくべきことなどをご紹介してきました。
各々の状況に照らし合わせて、参考になりましたら幸いです。
インターネットFAXを導入することで、FAX関連業務がより効率化できれば、仕事の生産性がアップすることは間違いありません。
03FAXなら簡単な手続きで手軽に導入ができますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。