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インターネットFAXは災害や停電にも強い

毎年のように大規模な地震や台風・大雨になどによる被害が発生し、自然災害とは切っても切り離せない日本。つい最近も大型の台風が関東地方に上陸し、千葉県南部や伊豆地方を中心に大規模な停電が発生し、甚大な被害をもたらしたばかりです。

企業も大規模な自然災害や緊急事態に見舞われた際、いかに被害を最小限に食いとどめ事業を継続できるかが重要な課題となり、2011年の東日本自然災害後から本格的にBCP（事業継続計画）対策に取り組む企業が増えました。

2016年4月14日に発生した熊本地震も甚大な被害をもたらしましたが、東日本大震災の教訓でBCP対策に取り組んでいた現地法人は、そうでない法人と比べても被災後の事業復旧が迅速だったため、他企業や地域からの評価が高まったとのレポートもあります。

そのような大規模災害が起きた場合でも、電話やFAXなど平時と変わらない通信ができるように備えておくことは企業にとって最重要課題のひとつでしょう。

停電時は光回線は基本的に使えない

電話線から電力が供給されているアナログ電話とは異なり、インターネット回線を利用しているひかり電話は停電時には使えないため、FAXによる通信も行う事ができません。受発注や重要な文書の送付など、FAX文化が根強い日本のビジネスシーンにおいては、電話もさることながらFAXが使えないと業務に支障がでてしまう企業が多く存在するためFAX用の回線をどう確保するかは非常に重要な課題です。

無停電電源装置（UPS）などを設置してリスクに備える方法もありますが、長時間の停電にも対応できるハイスペックな機種となればそれなりの金額の投資が必要となり、中小企業や個人事業主だとどこまでコストを掛けたらよいのか悩みどころでもあります。

アナログの電話回線でも災害時は結局つながらない

では停電時に備えてアナログ電話回線を利用していればOKかというとそう単純な話でもありません。東日本大震災を経験した方であれば、電話回線は全くつながらなかったという記憶があるかと思います。アナログ回線で停電時に電話やFAXが使えたとしても、災害時のような電話が集中してしまう状況下では回線がパンクしてしまいます。よってアナログ回線も災害後の停電時には業務利用としてはほぼ使えないと考えておいた方がベターです。また、いくら停電時の備えとはいえ、基本料が高いアナログ回線を契約しておくのは得策ではありません。

しかしながら、災害時にも強いFAXサービスというものが存在します。それはPCやスマホでインターネット回線経由でFAXの送受信ができる、インターネットFAXやスマホFAXといったクラウド系のFAXサービスです。

インターネットFAX/スマホFAXなら災害時でも問題なく利用可能

災害時でもFAXを問題なく送受信することが重要な場合、インターネットFAX/スマホFAXを導入しておくことは費用対効果の高い解決策となります。

前述の通り東日本大震災の後、電話回線は全く繋がらない状況が発生しましたがその時でもインターネット回線は問題なく通信をすることができ、災害時でもインターネット回線は安定しているということが証明されました。

インターネット/スマホFAXはスマホでWi-Fiか4Gのインターネット回線経由でFAXの送受信ができるため、例え停電が発生して社内のインターネット回線が使えない場合でも、スマホで問題なくFAXを受信することができ業務に支障をきたしません。勿論スマホからFAXの送信を行う事も可能です。

さらにFAX機器不要で利用可能なため導入コストもかかりません。月額利用料も1,000円程度から導入することができ低コストで運用可能です。

インターネットFAX/スマホFAXは平時利用でのメリットが大きい

着目すべき点はインターネットFAX/スマホFAXは平時でもメリットが大きい点にあります。

いつどこでもFAXの送受信が可能なため、従来のFAX機に比べて利便性が高く業務効率化につながります。また、FAXの送受信で紙を消耗しないためコストダウンも図れます。特に「FAXの利用頻度が多い」、「外出するスタッフが多い」といった企業では、平時でもインターネットFAX/スマホFAXのメリットを享受でき、BCP対策にも万全を期すことが可能です。

まとめ

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このようにインターネットFAX/スマホFAXは平時でも業務効率化やコスト削減を図れるうえに、BCP対策も兼ねられるということで近年多くの企業から注目集めています。是非一度検討してみてはいかがでしょうか。