03plusの着信ポップアップは簡単な設定で外部のCRMツールと連携する事が可能です。
CRM連携により顧客情報や対応履歴の迅速な参照が可能になり、問合せ対応業務の効率化が可能です。
ここでは、連携できるCRMの設定例をご紹介します。
※ご利用のCRM(顧客管理ソフト)が、URLパラメーターで連携可能な機能を有している場合、着信時に自動で連携することが可能です。
kintoneとの連携 #
kintoneアプリの設定
kintoneと着信ポップアップを連携させる場合は、kintoneアプリで事前に電話番号へのリンクを設定する必要がございます。
kintone > アプリ> 利用中のアプリを選択 > 設定 > フォームの設定 > 左側フィールドからリンクを選択して右側のフォームへ追加
リンクの設定を開き、以下を設定してください。
入力値の種類:電話番号
フィールドコード:TEL
kintoneのドメイン確認
ご利用中のドメインが不明な場合は以下から確認できます。
kintone > 設定 > cybozu.com共有管理を開いた画面の上部を確認すると、以下が表示されているので、そこで確認できます。
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ドメイン:〇〇〇〇.cybozu.com ドメインID:〇〇〇〇
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または、ログイン中にブラウザ上に表示されるURLからも確認できます。.cybozu.comの前にご利用中のドメインが表示されています。
※ドメインの確認方法は変更になる場合がございます。詳しくはkintone様へご確認ください
URL連携
着信ポップアップでは、 検索ボタン、カスタムボタンか着信時の自動実行、バナー通知のクリック時の動作で「URLを開く」を選択し、以下のURLを設定してください。
https://[ここにご利用中のドメインを入力].cybozu.com/k/search?keyword=%TEL
連携が成功すると着信ポップでURLを検索した際にkintoneで以下のように表示されます。
Zoho CRMとの連携 #
Zoho CRMのID確認
ご利用中のID不明な場合は以下から確認できます。
Zoho CRM > アイコンマーク > User id
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User id:◯◯◯◯◯◯◯◯◯
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または、ログイン中にブラウザ上に表示されるURLからも確認できます。crm.zoho.jp/crm/org◯◯◯◯/
※ドメインの確認方法は変更になる場合がございます。詳しくはZoho CRM様へご確認ください
URL連携
着信ポップアップでは、 検索ボタン、カスタムボタンか着信時の自動実行、バナー通知のクリック時の動作で「URLを開く」を選択し、以下のURLを設定してください。
https://crm.zoho.jp/crm/org[ここにご利用中のIDを入力]/search?searchword=%TEL
連携が成功すると着信ポップでURLを検索した際にZoho CRMで以下のように表示されます。
その他のCRMとの連携
#
URLパラメーターで連携可能なもので、電話番号を検索したい場合はパラメーターの最後に「=%TEL」を付けると検索できます。
電話番号検索のパラメーターは以下のように解釈できます。例を参考に設定をしてみてください。
search?
クエリを送信するための検索エンドポイントを示しています。
例えば、searchは検索機能を指すことが多いです。
searchword=
検索するキーワード(ここでは %TEL)を指定するためのパラメータ名です。
この場合、「searchword」は「検索語句」の意味になります。
%TEL
%TEL は、システムで使用されるプレースホルダー(置き換え文字列)で、の電話番号に置き換わるようになっています。
例
例えば、電話番号検索機能があるシステムで、%TEL が 080-1234-5678 に置き換わった場合、検索クエリは次のようになります
search?searchword=080-1234-5678
これによって、指定された電話番号に関連する結果が検索されます。