市外局番エリア内の引っ越しなら、番号はそのまま

03plusでは「東京03」などの市外局番付き電話番号を取得できますが、それだけでなく、これまで使っていた固定電話番号をそのまま使える番号ポータビリティにも対応しているIP電話サービスです。

そんな03plusを活用すれば、引っ越し時の電話番号変更リスクも回避できる可能性があります。

03plusは「同じ市外局番エリア内」の引っ越しなら番号そのまま！

企業が移転する場合、それまで使用していた固定電話番号が変更となる場合があります。もし変更になった場合、企業のホームページや名刺に記載されている電話番号も変更しなければいけません。広告物として配布しているチラシも新たに刷り直さなければいけませんし、顧客への周知も必要となることでしょう。つまり、電話番号が変更になれば多大な労力と費用がかかるわけです。

一方、03plusで取得した市外局番付き電話番号なら、同一市外局番エリア内で移転したとしても、番号を変更せずにそのまま使えます。

では、移転した場合に電話番号が変更になる理由、そして03plusを導入すれば電話番号が変更にならない理由それぞれについて解説します。

同じ市外局番でも引っ越しで局が変わると番号が変わる

引っ越しやオフィス移転をする場合、それまで使っていた固定電話番号は多くの場合変更されることになります。

例えば、市区町村を超えて遠くへ引っ越しする場合は、ほぼ確実に電話番号が変更となります。市外局番付きの電話番号には、各収容局が管轄する地域の情報が含まれていています。遠方への引っ越しでは収容局の管轄外となるため、元の電話番号は使えなくなるのです。そして新たな収容局の地域情報が含まれた電話番号に変更しなければいけなくなります。

一方、同一市区町村への引っ越しのケースでは、収容局の管轄が変わらなければ電話番号を引き継ぐことができます。しかし、例えばNTTの場合では、同じ市区町村であっても収容局が複数あり、もとの収容局とは異なる収容局のエリアに移る場合は電話番号を変更しなければなりません。

例えば、東京23区を中心に利用できる「東京03」のエリアには、電話局が102あり、市区町村数よりも多くなっています。このため、同一区内であっても管轄エリア外となってしまう可能性があるのです。

このように、引っ越しをする場合は電話番号の変更を伴うケースが多くあります。なるべく電話番号を変更をしたくないという場合は、事前に調査して同一管轄内に引っ越しするか、03plusを導入して電話番号の変更を回避するといった試みが必要です。

03plusの場合は番号が変わらない

では、03plusではなぜ、電話番号を変えずに引っ越しできるのでしょうか。

先述のように東京03を例にすると、東京には102の電話局があります。そのため同一区内の引っ越しであっても電話番号を変更しなければならない可能性があります。

しかし、03plusのようなIP電話の場合は、同じ東京03でも管轄する電話局が一つしかありません。つまり、03plusならば、同一市外局番エリアである東京23区内の引っ越しであれば電話番号を変更する必要がなく、そのまま引き継ぐことができるのです。

これから企業規模が大きくなる、業務の都合により将来的に移転の予定があるなど、引っ越しが想定されるのであれば、03plusを導入して市外局番付き電話番号を取得することをおすすめします。

ただし、03plusを利用中でも、別の市外局番エリアへの移転の場合は、もとの市外局番の電話番号を使い続けることができないため、電話番号が変更となりますのでご注意ください。

引っ越しで番号を変えたくない場合の対処法

既に固定電話番号を持っていて、引っ越ししても電話番号を変更せずにそのまま使いたい場合、いくつかの方法が考えられます。

一つは、収容局の管轄エリア内に引っ越しすることです。管轄エリア内であれば、電話番号も変更する必要はありません。事前に収容局のエリアを調べて、引っ越し先が管轄内であるかどうかを確認しておきましょう。

もう一つは引っ越し前に03plusへ番号移転することです。03plusは条件さえ合えば既存の電話番号を引き継いでサービスを利用できます。そして前述のとおり、03plusなら引っ越しても同じ市外局番のエリア内であれば電話番号を変更せずにそのまま使い続けられます。

市外局番のエリアは収容局の管轄エリアよりも範囲が広いため、一考の価値があるのではないでしょうか。

番号移転の手順については次で詳しく説明します。

引っ越し前に03plusへの「番号移転」

すでに固定電話番号を持っている場合は「番号ポータビリティ」により電話番号の変更リスクを避けることが可能です。

番号ポータビリティとは、通信会社を変更する際に既存の電話番号を引き続き使い続けるようにする手続きのことです。03plusでは条件さえ合えば、番号ポータビリティができます。

番号ポータビリティ後の電話番号はIP電話サービスである03plusが管理する電話番号となります。03plusは市外局番エリアごとに一つしか電話局が存在しないため、同一市外局番エリア内の引っ越しであれば電話番号を変更する必要がなくなるのです。

起業などでこれから新たに電話番号を取得する場合は、03plusを利用すれば将来の引っ越しの不安を減らすことができるでしょう。オフィスの移転をお考えでしたら、「引っ越ししても電話番号が変わらない」への乗り換えをぜひご検討ください。