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電話料金をできるだけ安くする方法とは?

電話業務は欠かせない業務だからこそ、コストをできるだけ抑えたいものです。「通話料金はどうやったら抑えられるのだろう」「固定電話や携帯電話より安いものはある?」とお考えなら、IP電話がおすすめです。

今回は、電話の種類ごとの電話料金の相場、安く電話をかけるコツ、IP電話サービスがおすすめの理由を解説します。

電話料金の相場

電話業務は企業にとって欠かせないもので、一定のコストがかかるのは仕方ありません。しかし、できる限りそのコストを抑えたいと思うのは当然のことです。以下で固定電話、携帯電話、IP電話それぞれの電話料金の相場について解説します。

固定電話

アナログ回線の固定電話では、法人プランにおいて月額料金が2,500~3,000円かかります。

通話料金については、相手が固定電話の場合、従来のアナログ回線では距離により変動していましたが、2024年の固定電話回線のIP網移行後は、固定電話宛の通話料金は距離に関わらず全国一律で9.35円/3分となりました。 なお、通話する相手が携帯電話であれば、従来と同様に17.6円/60秒です。

詳しい各種料金はNTTの公式ホームページをご確認ください。

電話料金について

携帯電話

携帯電話はいつでもどこからでも利用できる利便性がある一方で、通話料金は固定電話より高い傾向にあります。これは、固定電話と携帯電話で通信の仕組みが異なることが一因です。ただし、最近ではかけ放題プランのように一定の条件下の通話は基本料金内に含まれるプランも登場しています。

固定電話は、すでに全国に通信網が広がっていますので、メンテナンスは必要ですが新たな設備投資にかかるコストがありません。そのため、電話料金を高くする必要がありません。しかし、携帯電話は新しい設備が次々と設置され、新たな技術の研究・開発・導入などにコストがかかっています。そのため、どうしても電話料金が高くなってしまうのです。

携帯電話の料金は、契約するキャリアによって大きく変動します。特に月額料金は、選択するプランや使用しているデータ通信量によって変わり、利用者ごとにかなり異なります。通話料金はキャリアによって若干異なるものの、そこまで大きな違いはありません。例えば、NTTドコモの場合、固定電話への通話は8.8円/3分、携帯電話への通話は17.6円/60秒です。

IP電話

IP電話とは、インターネット回線を使用して通話を行うサービスのことです。IP電話は、固定電話と比べると、導入費用・月額費用・通話料全てにおいてリーズナブルであることが特徴です。

例えば通話料でいえば、IP網移行前のアナログ回線のように基地局を経由しないため、全国一律料金です。また、IP電話の一種であるLINEなどの通話アプリの場合は、同一アプリ間の通話であれば無料で行えます。これは、アナログ回線と比べてインターネット回線は維持コストが安く、大容量の通信を容易に行えることが関係しています。

IP電話では050番号を取得できますが、ベンダーによっては固定電話のように市外局番付き電話番号を取得できます。専用アプリを用いてスマホから利用できるため、安い電話料金で固定電話番号による通話を行えるのが魅力です。

安く電話をかけるには

よりリーズナブルに通話するためには、どのような工夫や取り組みをすればよいでしょうか。以下でいくつかポイントを解説します。

IP電話>固定電話>携帯の優先度で

通話料金を抑えたいとお考えでしたら、優先度としてIP電話・固定電話・携帯電話の順で利用しましょう。IP電話は前述の通り、通話料金を最も抑えやすいサービスです。同一アプリ間であれば無料で通話できるものもあるため、うまく活用すれば通話コストを抑えやすいでしょう。インターネット環境があればどこででも利用できるのも魅力です。

ついで通話料金が安いのは固定電話です。オフィスにいる場合は、固定電話を活用すれば通話コストを抑えやすいでしょう。

携帯電話については、移動時や緊急時などに限定して活用することをおすすめします。携帯電話は、設備投資などの関係から通話料金が最も高くなっているためです。顧客との通話が多いケースでは、携帯電話ではなくIP電話を導入して通話料金を抑えるなどの工夫をしましょう。

料金プランを見直す

料金プランそのものを見直すのもよいでしょう。

特に携帯電話については、キャリアごとに料金体系や用意されているプランが大きく異なります。通話料金を抑えたいのであれば、定額通話プランの利用も検討してみましょう。

ただし、定額料金プランは条件が厳しいものも少なくありません。その条件によっては、ビジネス利用には向かない場合もあります。例えば、無料通話の範囲を超えるとコストが割高になるケースもあり得ます。

プラン内容はキャリアごとに違いますので、詳細についてはしっかり確認することをおすすめします。

メールやチャットも活用する

メールやチャットを活用すれば、通話料金を抑えやすくなります。

メールやチャットは通話用の回線ではなく、インターネット回線によって行われます。そのため、料金はそれほど高くありません。例えば、オフィスで使うのであれば定額ですし、スマホのメールやチャットもツール利用料がかかりません。また、パケット料金もプラン内で収めれば追加料金は不要です。

何より、メールやチャットは音声通話と違って、記録性が高く聞き間違いなどのリスクがほぼ起こりません。そのため、数値の入った重要な内容については、電話よりもメールやチャットを活用する方がコスト面でも業務面でも都合がよいでしょう。

IP電話サービスの活用がおすすめ

通話料金を抑えるならば、IP電話サービスの導入を強くおすすめします。

スマホで固定電話番号が使える

IP電話サービスは、インターネット回線を利用して通話を行うサービスで、固定電話機だけでなくスマホやPCなどの端末も利用できます。サービスによっては、固定電話のように市外局番付きの電話番号の取得も可能です。そのため、外出先でもスマホから会社代表番号を使って発着信できるようになります。携帯電話番号ではなく、市外局番付き番号からの発信であれば顧客も安心しますので、電話業務もスムーズに行えることでしょう。

また、IP電話サービスはスマホ・PCなどで固定電話番号を利用できることから、オフィスに設置された固定電話機に縛られることなく電話対応ができるようになります。そのため、例えばオフィス内のフリーアドレス化やテレワークの導入もスムーズに行えます。

すぐに導入ができる

IP電話の導入はとても簡単です。特別な機器の購入や設置は不要で、申込後、すでにあるスマホやPCに専用アプリをインストールすれば、すぐに利用できるようになります。会社ですでに支給している、または社員の個人スマホをそのまま使えますので、導入コストも抑えられます。そのため、導入・通話コストを抑えたいケースや、固定電話番号をすぐに使いたいケースでIP電話は最もおすすめのサービスです。

まとめ

今回は、電話料金をできるだけ安く抑える方法について解説しました。

アナログ回線はIP電話網へと移行され、通話料金が一律になって使いやすくなりました。しかし、固定電話機で使用する場合はオフィス内など利用できる場所が限定されてしまうため、依然として利便性はあまり高くありません。

携帯電話はいつでもどこでも電話をかけられますが、通話料金が高いのがネックです。定額料金プランでも、プラン範囲外の利用をすると割高になってしまうので注意しなければいけません。

リーズナブルかつ便利に通話を行いたいならIP電話が最もおすすめです。低コストかつスピーディーに導入でき、スマホを使って固定電話番号を利用できます。携帯電話のような利便性と固定電話のような信頼性、そしてリーズナブルさを兼ね備えた電話がIP電話です。ぜひ、導入を検討してみてください。

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